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「Catch up Bundesliga」~2023.8.26 ブンデスリーガ 第2節 ブンデスリーガ ボルシア・メンヘングラードバッハ×レバークーゼン ハイライト

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レバークーゼンが支配力を発揮した90分

 ホームでライプツィヒを下す形で開幕戦を飾ったシャビ・アロンソのレバークーゼン。アウェイでの開幕戦ではゆったりとボールを持つスタートとなった。一方のグラードバッハはコンパクトな5-4-1の守備ブロックからカウンターに注力。レバークーゼンは非保持に回った際にも前線に2列目が加わるハイプレスからチャンスを作っていく。

 というわけで試合はレバークーゼンが押し込みながら攻略を挑む形に。キーマンになったのはジャカ。ブロックの外でボールを持ちつつ、どこから攻め込むかを決める形はまさしく司令塔。先制点につながった形はジャカの左サイドへの展開がグリマルドの抜け出しを促し、折り返しをボニフェイスが仕留める。

 ゴールこそ取り消しになるが、以降もミドルでネットを揺らすなどジャカは絶好調。特に前半は多大な存在感を存分に発揮した。

 それ以外にもグラウンダー、ハイボール問わずインサイドでボールを収めるボニフェイス、ライン間で暴れるヴィルツ、インサイドとアウトサイドの両方で暴れるフリンポンが攻撃を牽引。カウンターでスピードアップができないグラードバッハを圧倒する。

 前半追加タイムにはセットプレーからターが2試合連続のゴール。リードを広げてハーフタイムを迎える。

 後半、グラードバッハは4-4-2ベースの守り方に変更。前線にアタッカーを増やすことでなんとか攻撃のルートを見つけにかかる。

 しかしながら、この思惑はあまりハマらなかった。むしろ、レーンを変えながら前線がスピード豊かに攻略するレバークーゼンの豊富な攻め手に苦戦。押し込むフェーズも思ったよりも精度向上につながらなかった。

 レバークーゼンは縦パスからの中央破壊で3点目をゲット。ボニフェイスが真ん中をかち割って試合を完全に決める3点目を手にする。

 以降も試合はレバークーゼンのペース。前半よりもリトリートをベースにカウンター色を強めることでより流れの中での攻撃の威力を高くしていった印象。開幕戦以上に力の差を見せつけての完勝でグラードバッハを下し、2連勝を飾った。

ひとこと

 支配力が光ったレバークーゼン。少しずつ強さが押し出されたきた感がある開幕2戦目となった。

試合結果

2023.8.26
ブンデスリーガ
第2節
ボルシア・メンヘン・グラードバッハ 0-3 レバークーゼン
シュタディオン・イム・ボルシア・パルク
【得点者】
LEV:18′ 53′ ボニフェイス, 45+6′ ター
主審:クリスティアン・ディンガード

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