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「育児休暇はEUROと共に」~EURO 2024 全チーム総括 part1~

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【GS敗退】ハンガリー

失敗したスペース封鎖と不運だったにらみ合い

 W杯には無縁、だけどもEUROでは元気に旋風を巻き起こしているイメージのハンガリー。ここ最近の国際舞台では好調で、22-23のネーションズリーグではドイツとイングランドを抑えてのグループ2位通過。今大会の予選では8戦無敗という成績を残して、堂々と本大会の出場を決めた。

 5-4-1でコンパクトに構えてライン間を制圧、相手の9番に得点をさせなかった予選の守備をベースにポゼッション志向のチームを網にひっかけて、縦に速いカウンターで仕留めるというのがおそらくハンガリーの描いた青写真。おそらく、スコットランド戦で見せた最後のゴールこそ、彼らの特徴が発揮されたものなのだろう。

 裏を返せば、この大会の最後のゴールまで彼ららしい展開を見せることはできなかったということでもある。初戦はスイスにボールを持たせつつカウンターのチャンスを構えていたが、スイスの左サイドの自在な旋回とライン間に自在に侵入してくるアエビシェールを抑えることができずに決壊。前に出ていくプレスに切り替えてもペースを取り戻すことはできなかった。

 第2節のドイツ戦は開幕節と比べれば幾分か自分たちらしさを出せたが、サイドからも押し下げることができるドイツに苦戦。ライン間にとどまらずに左右に動き回るハヴァーツや、中央を壁にサイドから抜け出すミッテルシュテットなどにギャップを作ることを許してしまう。結局、このサイドからラインにリーチするパスから失点を喫してしまい、第2節の段階で勝ち点を積むことができなかった。

 第3節において不運だったのは突破条件が不明瞭な3位争いを突き付けられたこと。グループAであることが災いし、突破のボーダーすら見えない状況でスコットランドと慎重ににらみ合いをしなければいけないという状況自体が苦しかった。これがグループFであれば、あのようににらみ合いに終始する前半は存在しなかったように思える。

 スイスとドイツに異なる形で自慢のブロックを崩されてしまったハンガリー。それでもバルガに捧げる勝利を最終節で決めることができたこの大会は彼らにとって意義があったものになるだろう。

Pick up player:ドミニク・ショボスライ
 レッドブルグループにもまれ、リバプールに移籍したハンガリーの出世頭はあらゆる所作から国を背負って戦うキャプテンであることを示し続けた。

【GS敗退】スコットランド

足りない堅牢さと届かない打開力

 いつの時代だって、ビッグトーナメントにおける開催国との開幕戦は貧乏くじである。今回その貧乏くじを引いたのはスコットランド。ドイツとの開幕戦に臨む役割を果たすこととなった。

 「意外とドイツは5バックで固めてくるチームに弱いのでは?」という空気感も下馬評ではなくはなかったが、フタを開けてみればドイツにスコットランドが一蹴される展開に。サリーの場所を微妙に調節するクロースへの対応と、放っておけないCB陣によって中央を揺さぶられ続け、ご自慢の2列目に縦パスを通されてしまい、あっという間に破壊されてしまった。退場者が出たことは反撃に出ていくという点では大きなダメージになったかもしれないが、こと守り切ることに関してはどちらにしてもできなかっただろうなというクオリティだった。

 一方で試合展開次第では余裕を持ったポゼッションからの崩しにトライすることもしばしば。しかしながら、次節の対戦相手であるスイスに追い回されるとプレス耐性は怪しいものであることが露呈。スペースが空いたところで 前にボールを当てて追い越すアクションが攻撃の肝のようではあったが、その役割として後方から駆け上がる役のティアニーがスイス戦で負傷交代してしまったのは手痛いところではあるだろう。アダムスが収める役割としてはイマイチなこともあり、マクトミネイが無茶苦茶する以外にアタッキングサードの破壊力があるプランは見えてこなかった。

ボールを持たされることになったハンガリー戦ではバックラインにプレスがかかっていない状態でもクオリティ不足を露呈。中盤は立ち位置を守れずに下がるアクションを繰り返すことで全体の重心が下がってしまい、ハンガリーの陣内をこじ開けるきっかけを作ることができない。

 受けてもダメ、押し込んでもダメ、オープン合戦でもダメという状況で八方ふさがりだった感があるスコットランド。往年のアタッキングサードでの破壊力不足にバックラインの脆さが加わった今大会は勝ちあがるきっかけすら掴むことができない厳しい大会となってしまった。

Pick up player:スコット・マクトミネイ
 キックの精度はこの中ではいい方なのかもしれないけども、俺たちはCKを蹴るマクトミネイに祈りたいのではなく、CKと叩き込むマクトミネイに祈りたいんですよ。

【GS敗退】クロアチア

プレス回避のその先はどこに

 日本国民にとってクロアチアは「ポゼッションの鬼」「窮地からもよみがえることができるゾンビ性」という感じのイメージだろう。しかしながら、この大会の彼らはそうした片鱗をわずかに見せつつも、あっさりと陥落してしまった。

 基本的な構造はワールドカップと同じ。4-3-3のフォーメーションがベース。コバチッチ、モドリッチ、ブロゾビッチという3人の輝かしい中盤を軸としてMF、もしくはアタッカー色の強いWGが中央に集結。大外はSBが幅取り役となる形であった。

 MFが自在な立ち位置で相手のプレスを翻弄するスタイルは往年と同じ。保持で相手の鼻を明かしてやるぜ合戦となったスペイン戦でも一時期は保持から押し返す時間を作るなど、この辺りの地肩の強さはさすがのように思えた。

 しかしながら、中央に集約する前線を利用した得点パターンの構築にはかなり苦心したように思う。最も可能性がある形は全体を押し上げたところで中盤がボックスの外からのミドル、もしくはWGや中盤がボックス内に侵入する形を作ること。

 だが、実際のところこのチームは押し上げるための方策を作ることができず。中央の預けどころとしてペトコビッチは心もとないし、外に張って勝負することができるのはペリシッチとグバルディオルくらい。前者はコンスタントに起用されたわけではないし、後者はCBとして起用されることもあり、幅を取ることができる選手がいないこともあった。

 そのため、ゴールデン・トリオでの保持はプレス回避という防衛には使えるが、そこから先の得点構築のパターンの確立までルートを伸ばすことができなかった印象。むしろ、不用意なパスミスから自由な中盤のポジショニングを切り裂かれるようなカウンターを受けることもしばしば。体力面のマネジメントからフル出場をしなくなったことも含めて、3センターを根底に据えるやり方には限界を感じる部分もあった。

 保持で逃げ切るプランが見えない中で2つの決定的な失点を後半追加タイムに喫してしまったクロアチア。もちろん、この2つの失点がなければ彼らはGSを通過していただろう。カタールから1年半、ワールドカップで勝負強さを見せたクロアチアだったが、EUROではその影を見ることができなかった。

Pick up player:ヨシュコ・グバルディオル
 ポゼッション型電柱の片鱗を見せたブディミルと迷ったがこちらで。チームが明らかに詰まっていると判断すればCBから大外のレーンに出ていって1on1を仕掛けるという規格外な能力からなる越権行為はある意味モドリッチの意思を異なる形で継いでいるといえそう

【GS敗退】アルバニア

爪痕残すもサイド攻撃の圧力に苦戦

 イタリア、スペイン、クロアチアという死の組に放り込まれてしまったアルバニア。先輩たちの胸を借りて経験を積むための大会になるかと思われたが、まったくそんなことはなかった。

 前回王者と当たった初戦はイタリア相手に早々に先制点をゲット。ディマルコのミスといってしまえばそれまでだが、イタリア相手に引いて受けること一辺倒であれば生まれなかったゴールであることを考えると、勇猛果敢に立ち向かった分のご褒美ととらえることができなくもない。

 以降はSHを徹底的に下げる形で逃げ切りを図ったアルバニア。だが、セットプレーでこじ開けることを許してしまうと、そこからはかなり苦しい戦いに。右サイドにはキレも充分だったキエーザもいたし、ディ・ロレンツォやディマルコといった後方支援部隊も優秀だったイタリアに逆転負けを喫することとなった。

第2節のクロアチアには互角のスコアに持ち込むことができたものの、第3節ではすでに首位通過を決めているスペインに屈してしまい、3位を奪うことができなかったため敗退が決定してしまった。

GSを見る感じだとポゼッション型のチームに対して、サイドから押し下げられてしまうと一気に苦しくなるところは懸念として挙げられるだろう。クロアチアくらい即時奪回の圧がかからないと、アスラニやラマダニからの大きな展開で右サイドのアサニとヒサイにボールを届けることができるし、オープンになった終盤にはスペースを生かしたドリブルで打ち合いを仕掛けることもできる。

 だが、イタリアやスペインはそうしたことを許してくれなかったので、そこはビックトーナメントの壁という感じだろう。サイドから押し下げられることに対しての反撃策が生み出せなかったことは痛恨であった。

 それでもクロアチア相手に見せた激闘は多くのファンの心に刻み込まれている。アルバニアの今後を楽しみにするための自己紹介としては十分な大会になったはずである。あと、次回大会までにユニフォームの背番号の視認性だけは何とかしてください。

Pick up player:アルベール・ホッジャ
 ファーストネームを調べるために「アルバニア ホッジャ」で検索したら共産主義者の独裁者が出てきてびっくりした。それはさておき、クロアチア戦の終盤で見せた左サイドでの躍動感はわすれられない。止まれるドリブラーは正義。ジョージアもそうだけど、今大会の小国はこういう試合のリズムを変えられるドリブラーが多い。

【GS敗退】セルビア

押し上げる手段の手薄さで重量級FWを生かせず

 混戦模様とされたグループCで4位での敗退をしてしまったセルビア。グループCは総じてジリジリしたチームが揃ってしまった感があり、どのチームもかなり決め手に欠ける状態が続いていたが、その中でも最も得点の数が少なかったのがセルビアであった。

 グループステージでの唯一の得点はスロベニア戦で決めた終了間際ギリギリのゴール。前に人数を増やしまくってもぎ取ったセットプレーでしか点を取れていない。よって、オープンプレーでは270分間ノーゴール。これではグループステージの突破は難しいだろう。

 やはり、前進の手段が見つからないのが苦しいところ。プレッシャーがなければそれなりに横断を駆使してボールを前に進められるのだが、相手が前向きにプレッシャーをかけてくると勢いは一気にトーンダウン。ミトロヴィッチ、ヴラホヴィッチといった前線の選手に思い切りよく入れるだけではなかなか得点の扉が開かないのは当然だろう。

 ボール奪取でも重たい前線を起用している影響もあり、前から出ていくことができずに簡単にサイドから運ばれてしまう場面もしばしば。自分たちは前進にコストがかかるのに、相手には簡単にボールを前に進めることを許してしまうのだから収支が合わずに苦しむのは当然だろう。

 総じて命綱といえるCFへのロングボールが効かなかったことが大きなダメージになってしまった感がある。CFへの長いボールを使って前進するチームは珍しいことではないが、どっしりと構えるタイプは比較的少なく、その点でトレンドと乖離していたとも言える。今の時代はもう少し最終ラインと駆け引きするようなFWが求められているのかもしれない。

 押し込むことができればボックス内での無理は効くし、前から奪い返す守備の圧力は十分に高い。セルビアの問題はそのフェーズまでチームを押し上げる手段がなかったことだろう。プレスでもビルドアップでもいいけども、全体を押し上げる機会不足が強力な前線をもってしてもわずかに1得点という結果に終わった原因かもしれない。

Pick up player:アレクサンダー・ミトロヴィッチ
 アンデルセンとか顔なじみが相手だとケンカが白熱するのが面白い。意外と人見知りなのかな。

【GS敗退】ポーランド

なりふり構わないスタンスのリスクに苦しみ最速敗退

 今大会の参加国の24か国の中で最速の敗退確定。GSの第2節で敗退が決まった唯一のチームであるポーランド。今大会のポーランドはこの肩書きのように苦しい戦いになった。

 近年の国際大会でも高齢化による苦戦が際立っていたが、今大会でポーランドはそこに上乗せされた試練があった。もちろん、エースのレヴァンドフスキの不在である。崩しだけでなく収めてフィニッシュという攻撃の全局面を長年牽引していたエースの負傷欠場は大ダメージ。戻ってくる頃にはすでにグループステージ敗退が決まっていたというのはあまりにも切ない。

 敗退が決定した後のフランス戦ではそのレヴァンドフスキが先発。さすがに往年ほどの無双感はなかったが、やはりいることといないことでは大きな差があるなということを痛感せざるを得ないパフォーマンスであった。

 そのレヴァンドフスキ不在のポーランドが生み出したのはカウンターから幅を取りつつWBが縦にボールを運び、クロスを上げてセカンドボールを回収という運動量勝負のサイクル。左サイドのザレフスキはそれなりに突破の目途が立っていたし、一度押し込むことができれば波状攻撃の威力は十分というのはオランダ戦で証明したといえるだろう。

 問題はその押し下げるきっかけをどこでつかむかである。自陣からの保持は安定しているわけでなく、バックラインからの押し上げはあまり効かない。オーストリア戦が顕著なのだが、前に出て行ったとしてもボールを奪うスキルが高いわけではない。しかも、トランジッションが増えると、バックラインは穴が見える。特にベドナレクのパフォーマンスの低調さは顕著で、ハイラインでは決定的なミスにつながるレベルであった。

 そういうリスクを抱えながらの斬りあいはメリットに比べてデメリットがはるかに大きい。左右からのクロスの波状攻撃とたまに顔を出すライン間のジエリンスキの武器だけでは欧州の列強に立ち向かうのは心もとなさすぎる。背後を狙い撃ちさせたら世界一といっていいフランスや斬りあいの腕に覚えがあるオランダやオーストリアと同居というのも相性から見れば最悪に近かった。火力勝負なのに、火力の観点では格上だらけなのである。

 老朽化が激しいスカッドの中で抵抗するために捨て身の戦いが続いたポーランド。再構築への舵取りがうまくいかなければ、次のビッグトーナメントの出場権が危ぶまれる事態に陥ることもあり得そうである。

Pick up player:ニコラ・ザレフスキ
 EUROを見るたびローマ産の優秀なWBを見つけている気がする。前回はスピナッツォーラ、今回はザレフスキ。

【GS敗退】ウクライナ

スタイル的な過渡期に入ってしまった感

 近頃は変幻自在のポジションチェンジによるボール保持と2列目のアタッカーのスキルとシャープさで国際大会で魅力あふれるパフォーマンスを見せているウクライナ。しかしながら、この大会ではそうした輝きを見せることはできなかった。

 パフォーマンスの低調さはやはり初戦でルーマニアの勢いに飲まれるような90分を過ごしてしまった影響が大きいのだろう。収まる前線に後方から飛び込んでくる中盤とバックラインに対して、ウクライナのバックラインは全く対応することができず。あらゆるトランジッションで完敗を喫し大敗。思えば、混戦のグループEでは初戦でのこの大量得点差がルーマニアとの運命の差を分けたといえるだろう。

 2戦目のスロバキア戦ではCFの左サイドのハラルソンに大苦戦。中盤をマンツーで締めだしてなお、外循環で圧倒されてしまう展開に。しかしながら、後半にポゼッションから勢いを殺し、速攻で巻き返しに成功すると、何とか逆転勝利を手にした。

 逆転突破をかけたベルギー戦は勝利が絶対条件。ハイプレスから試合を活性化させようとするが、デ・ブライネという仙人が試合をあっさりと落ち着かせてしまい、どうにもならない状況まで持っていかれてしまう。そうなると抵抗の術を持たないのが今のウクライナである。

 ジンチェンコが絶対的な存在ではなくなったバックラインだが、保持での可変を生かしての前進の破壊力はその分きっちりと割引。その割引した代わりの他の部分での上乗せが見られなかったのが今大会のウクライナである。

 早い攻撃では頼みの綱のムドリクがポジトラからの出足がズブいというクラブで見せた課題を露呈。スピードは豊かなのだけども、攻めあがるべき場面に準備の観点で間に合わないのであれば意味はないだろう。

 前線ではドフビクも不発。おそらくは組み立てで綺麗に運んだボールを綺麗にゴールで仕上げるのが彼の役目なのだろう。それだけに混乱気味の状況でピッチにいられた影響を感じざるを得ないパフォーマンスに終始してしまった感もあった。

 新たなタレントはいないわけではないが、スタイル的な過渡期に入っており生かし方が見えてきていないというのがウクライナの現在地だろう。この大会後の舵取り次第ではドツボにハマる可能性も否定できない。

Pick up player:ヘオロヒー・スダコフ
シンプルに大会で見たウクライナの選手の中で一番いい印象を持った選手。うまいし列移動の気も使える。

【GS敗退】チェコ

押し込みやすい組み分けでなお・・・

 ポーランドと同じく、チェコも欧州を席巻するようなタレントが少なくなり苦しい時期を迎えている印象。この大会でもそうした印象を覆すのは難しいまま大会を終えることとなってしまった。

 初戦のポルトガル相手に引く展開になるのは仕方ないところだろう。そういう意味ではきっちりと守るところからの反発力がどこまであるのか?を試される初陣となったともいえる。

 結果としていうと、押し込まれるところから反発力に十分なものはなかったなという感じ。前線のシックとクフタの2トップは収まらないことはないのだけども、この2人へのロングボールだけでなんとか攻撃を完結させるのは難しいなという感じ。チェコ側もそれをわかっている様子で、じっくり攻め上がりを待って何とか大外からのクロスまでこぎつけて、全体を押し上げたところから波状攻撃を持っていこうという算段である。

 先制点を取ったことである意味この目論見は成功したともいえるのだが、セットプレーとサイドを破られての失点で逆転負け。がっちり引いて守るための後ろの強度もリードした状況でさらにチャンスを作る余裕もないまま叩きのめされてしまった。

 ジョージア戦ではより保持に傾倒した流れを試されることとなった。サイドからの保持ベースの流れはシンプルではあったが、ポルトガル相手と異なり高さではアドバンテージを取ることができたので、カウンターでやられて失点をしてしまった分の命綱として機能していた。

 最終戦は突破が必須ということで3試合の中でももっとも強度を重視する流れに。しかしながら、そうした勢いが裏目に出ることは往々にしてよくある話。シャカリキに頑張った結果、20分で10人での戦いを余儀なくされることになる。もっとも、後がなくなって乱戦に持ち込むと手ごたえがあったのは興味深かった。

 基本的には高さでアドバンテージを取れる相手には押し込むところまで持っていければ通用するが、そうじゃない相手にはかなり手を焼く印象はある。少人数でのカウンターから押し込まれる状況をひっくり返す手段は持っていないので、シンプルな方策で地道に大外からのクロスという素朴な戦い方がメインになるのだろう。

 ポルトガルはともかくとしてトルコ、ジョージアは押し込む難易度的にはそこまで高くはないので、組み分け的には恵まれている方だとは思う。が、それでも突破ができなかったことはチェコにとって重くのしかかるかもしれない。

Pick up player:トマシュ・ソーチェク
 乱戦になって空中戦で生き生きしだすのはプレミアで何度も見た姿であった。

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