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「Catch up Premier League」~2024.11.3 プレミアリーグ 第10節 トッテナム×アストンビラ ハイライト

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ブロック攻略に解決策を見出し停滞感を払拭

 前節はパレスに今季初勝利を献上。トッテナムは今季ここまでなかなか波に乗れないシーズンが続く。ホームとはいえ、今節は好調なアストンビラだ。

 トッテナムは高い位置から向かっていくスタート。だがこれはビラにとってはお手のもの。中盤でフリーマンを作り、プレスをひっくり返す形から前進する。時折発生するミスはあるが、全体的に陣形が間延び。オナナのような推進力のある前進を許すことに。

 保持に回っても引いて受けるアストンビラのブロックを前に苦戦。左サイドのソンを軸にブロックの外から突っついていく。だが、ハーフスペース裏のウドジェのランはオナナに潰されているし、マディソンとほぼ同じ立ち位置でボールを受けるサールのコレジャナイ感も気になるところであった。

 アストンビラは3-2-5をベースに相手のプレスをひっくり返すところから前進。加速したところから仕上げられずに苦戦するが、セットプレーから先制点を確保。ハーフタイム前にリードを奪う。

 後半も展開は同じ。トッテナムがほんのり保持が多く、敵陣での試行錯誤が続いていく。早々にその試行錯誤は得点に結実。ソンからのクロスはファーのジョンソンにピンポイントで届く素晴らしい精度のものだった。

 ソンはプレータイム管理の観点からか後半早々に交代。再び撤退守備に対してトッテナムは解答案を出さなければいけない。だが、この課題も無事に解決。トランジッションを急ぐアストンビラのパスを引っ掛けて、攻勢に出ると奥行きを使うパスワークから勝ち越しゴールを奪う。

 さらには直後に3点目。パウ・トーレスのカットからのショートカウンターで突き放すと、最後はマディソンのFKで4点目を決めた。

 後半にたたみかけたトッテナム。前節の停滞を払拭する逆転勝利を手にした。

ひとこと

 ブロック守備に対する停滞感にどう取り組むかの精度がスコアの差になった印象。

試合結果

2024.11.3
プレミアリーグ 第10節
トッテナム 4-1 アストンビラ
トッテナム・ホットスパー・スタジアム
【得点者】
TOT:49′ ジョンソン, 75′ 79′ ソランケ, 90+6′ マディソン
AVL:32′ ロジャーズ
主審:クレイグ・ポーソン

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