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「Catch up Premier League」~2025.1.15 プレミアリーグ 第21節 ニューカッスル×ウォルバーハンプトン ハイライト

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手は尽くすも打ち崩せない完敗

 上位のニューカッスルのホームスタジアムでありながらも、ボールを持つのは下位のウォルバーハンプトン。ウルブスは自軍の3バックでボールを動かすことで同数でプレッシャーをかけてくるニューカッスルの前線を交わしていく。

 序盤はウルブスがボールを持つ展開だったが、5分経過すれば少しずつボールを持つのはニューカッスルのターン。横断を狙って薄いサイドに展開することでウルブスの守備の弱いところをついていく。ウルブスはサイドに圧縮を狙っていくがこれを外されてしまうという辛い流れに突入する。

 プレスを強めるウルブス。だが、この流れを壊しにいくのがゴードンとマーフィーのWGのスピード。スピードに乗った状態での崩しは別格で、ウルブスのバックラインを徐々に追い込んでいく。

 左サイドに流れたヒチャンでウルブスも反撃に出るが、優勢に立ったのはニューカッスル。ファストブレイクに成功したのはニューカッスル。イサクが仕掛けた速攻に対して、ウルブスは帰陣が間に合わず先制点を許してしまう。

 このシーンを境にウルブスは中盤のスライドのゆるさが目立つ。リカルト・ゴメスのサイドからの速攻からウルブスもチャンスを作るが、ラーセンがこの絶好機を活かすことができず。試合は0-1でのビハインドでハーフタイムを迎えることとなった。

 ウルブスはプレスを強めて勝負に出ることに。しかし、優勢なのはニューカッスル。強気なプレスをひっくり返すことで優位に立つ。追加点を奪ったのは57分。スローインからライン間にイサクが入り込み、あっさりとゴールをこじ開けることに成功する。前半のウルブスの守備はスライドの遅さが目立ったが、単純にこの守備はコンパクトではない。スローインに対して適切に準備が出ていなかったように思える失点だ。

 ウルブスは対角のパスから広いサイドを駆使しての展開。守備においてはサイドで奪われたところから即時奪回を狙うなど工夫を施す。だが、なかなかチャンスまでは。クーニャの孤軍奮闘は際立つが、ゴールを奪うことができない。

 広げながら勝負に出るウルブスだったが、またしてもひっくり返すところからニューカッスルが追加点。中盤の反転からイサクとゴードンの速攻から3点目を奪い取って見せた。

 終わってみれば完勝なのはニューカッスル。あの手この手を尽くしたウルブスだったが、スコアを動かすことはできなかった。

ひとこと

 ウルブスの微妙に歯車が噛み合っていない感じはちょっと怖い。

試合結果

2024.1.15
プレミアリーグ 第21節
ニューカッスル 3-0 ウォルバーハンプトン
セント・ジェームズ・パーク
【得点者】
NEW:34′ 57′ イサク, 74′ ゴードン
主審:ダレン・イングランド

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