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「Catch up Premier League」~2025.4.5 プレミアリーグ 第31節 クリスタル・パレス×ブライトン ハイライト

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9人で守り切った勝ち点3

 ミッドウィークやマンデーナイトなど平日に行われる印象が強かったこのカード。今回は珍しく土曜の23時という視聴者に優しい時間に行われるM23ダービーである。

 試合が落ち着く前に先制点が入ったこの試合。2CBの間にグイッと入り込む形でマテタが先制ゴールを決める。わずか3分でパレスがリードを奪う。

 追いかける格好となったブライトン。押し込む機会はできているものの、サイドからの仕上げがなかなか決まらず。長いレンジを狙うシュートの筋は悪くなかったように見えるが、ヘンダーソンのセービングによって防がれてしまう。

 先制点を奪ったパレスはカウンターフォーカス。エゼのシャープさが際立つ展開。ブライトンのカウンター対応の怪しさも手伝って少ない攻撃の頻度をチャンスに繋げていく。

 時間の経過とともにブライトンの守備対応の怪しさは際立ってしまった印象だ。バレバのいない中盤はいつもに輪をかけてバラバラ。中盤にパスを通されて、パレスの縦に速い攻撃を許してしまう。

 一方のブライトンも攻め筋に回った場合はライン間をまず起点に。間のスペースに入り込むオライリーが前を向いてチャンスメイクを行っていく。

 劣勢気味だったブライトンは31分にウェルベックのゴールで同点に追いつくことに。サイドの守備でも高い位置からのチェイシングが際立つようになり、パレスのサイド攻撃をもろに受ける機会は減ることとなった。

 後半もブライトンはボールを動かしながらピッチを幅広く使いつつチャンスを作る機会を狙っていく。一方のパレスはロングカウンターをベース。サイドに流れるマテタを起点にしつつ、少ない枚数での速攻でゴールに向かっていく。

 勝ち越しゴールを得たのはパレス。エゼのカウンターから前に進む機会を得ると、右サイドからムニョスが長いレンジのシュートを沈めて勝ち越し。後半にリードを奪う。

 これでゲームクローズ!といきたいところだが、ここからがダービーマッチの真骨頂。交代で入ったエンケティアがシミュレーションで完全に無駄なカードをもらうと、直後に文句なしの2枚目で退場。リードしているチームにあっさりと苦境をもたらす。

 さらにはグエイも文句なしの退場でパレスは9人に。ブライトンにとっては追いつくまたとないチャンスだが、パレスは9人になった後の出ていく行かないの取捨選択が非常にシャープ。CHがゲームメイクできずにまごついているところとは対照的に冷静に9人で守っている。

 最後は鎌田がファン・ヘッケを退場に追い込んで追い上げムードにさらに冷や水をかけてジエンド。3人がピッチから退いたM23ダービーは9人のパレスが逃げ切り勝利に成功した。

ひとこと

 最後は爆笑に次ぐ爆笑だった。

試合結果

2025.4.5
プレミアリーグ 第31節
クリスタル・パレス 2-1 ブライトン
セルハースト・パーク
【得点者】
CRY:3′ マテタ, 55′ ムニョス
BHA:31′ ウェルベック
主審:アンソニー・テイラー

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