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「Catch up Premier League」~2025.4.26 プレミアリーグ 第34節 アーセナル×クリスタル・パレス ハイライト

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蓄積疲労が目立ち勝ち点2を落とす

 レビューはこちら。

 試合が落ち着く前に動かすことに成功したのはアーセナル。セットプレーからエンケティアのマークを外したキヴィオルがゴールを決める。

 ただし、セットプレーでチャンスがハマりそうなのはパレスも同じ。CKからのこぼれ球をファーのムニョスに合わせる形は期待感があった。

 以降はアーセナルがボールを動かしながらブロックを崩しにいく。しかしながら、インサイドを起点にすることでなかなかポイントを作ることができない。この日好調だったのはパレスのワイドのCBの潰し。積極的に前に出ていくことでここをカウンターのポイントにしていく。

 ボールを奪った後は広く攻めていくパレス。対角のパスで広くボールを動かしていきアーセナルを押し込んでいく。パレスはセットプレーから同点に。バイタルエリアに立つエゼからのミドルでアーセナルに並ぶ。

 以降はパレスがリトリートすることでミドルからローブロックを組むことで自陣にコンパクトな守備を構築する。序盤に比べると裏抜けが減ったアーセナルはなかなか攻め筋を掴むことができずに苦戦する。

 しかしながら、アーセナルは前半のうちにこじ開けに成功。ティンバーのきっかけを作ったところから横パスをつけることでチャンスメイク。わずかな隙をついたトロサールが仕留めてゴールを決める。再びアーセナルがリードを奪ったところで前半を折り返す。

 後半もパレスはコンパクトな守備でアーセナルを迎撃。そうした中でアーセナルは再びセットプレーからチャンスを迎えることに。だが、これは押し込むことができず。味方同士が交錯したパレスの守備陣の隙をつくことができなかった。

 以降は試合が膠着。パレスはきっちりと構えていたし、アーセナルはティンバーを後方に残すことでカウンターのバランスを保っていたため、パレスが反撃に出ることができなかった。

 均衡した展開においてゲームチェンジャーとなったのはマテタ。サイドに流れてのチャンスメイクでも存在感は抜群のエースの登場で試合はパレスのペースとなる。

 そして、パレスはサリバのミスをつく形で同点に。マテタの素晴らしいシュートで試合を振り出しに戻す。

 ブレントフォード戦と同じく再び後半に追いつかれてしまったアーセナル。この試合でも最後まで追加点を狙いにいくが、スコアを動かすことができず。勝ち点2を落とす形でのドロー決着となった。

ひとこと

 内容的にはドローが妥当。アーセナルの蓄積疲労が目立つ試合だった。

試合結果

2025.4.23
プレミアリーグ
第34節
アーセナル 2-2 クリスタル・パレス
エミレーツ・スタジアム
【得点者】
ARS:3′ キヴィオル, 42′ トロサール
CRY:27′ エゼ, 83′ マテタ
主審:マイケル・サリスベリー

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