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「Catch up FIFA Club World Cup」~2025.7.8 FIFA Club World Cup Semi-final フルミネンセ×チェルシー ハイライト

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古巣相手に大暴れのジョアン・ペドロ

 逆の山が擬似UCLをやっている間にチェルシーはクラブW杯を満喫。ベンフィカ戦では雷での中断で待ちぼうけを食らい、パルメイラス戦ではこの夏にやってくる新戦力と邂逅。勝ち抜いた先には非欧州対決を制したフルミネンセが待ち受ける。エステヴァンからチアゴ・シウバという未来から過去に巡り合わせるところも含めて、チェルシーはクラブW杯を満喫している。

 チェルシーはククレジャが最終ラインに入る形からの3バックに変形。バックラインは自由にボールを持つことができる。その分、中盤はタイト。カイセドをノナトが監視するなど司令塔を厳しく監視する。

 よって、チェルシーはサイドから攻略の道筋を探っていく。効いていたのはネト。いつものサイドとは逆に起用されたポルトガル代表は強烈な突破力からこの日も攻撃を牽引する。

 先制点を決めたのも左サイドのネトの突破がきっかけ。こぼれを回収する形でペドロが見事な軌道のゴールをゲット。新戦力のスーパーシュートでチェルシーが先行する。

 追いかけるフルミネンセは左サイドからアタックを敢行。左サイドでレーンを自在に横断するヘネや抜け出すエルクレスがチャンスメイク。そのエルクレスが生み出した決定機はククレジャが踏ん張ることでなんとかチェルシーは失点を回避する。

 前半の終盤にはクロスからハンドでPKを獲得したフルミネンセだが、これはOFRで取り消し。これでPKを取られたらさすがにチャロバーは気の毒という感じのプレーだった。

 後半もポゼッションベースで動かしていくのはチェルシー。左サイドを強化しつつ反撃に前がかりなフルミネンセだが、それを嘲笑うかのようなカウンターで追加点。古巣対決となったジョアン・ペドロがカウンターを完結してこの日2点目を手にする。

 このゴールで試合は実質決着。インサイドをきっちりクローズするカイセドに対して、フルミネンセは最後までインサイドの起点を作ることができず。後半もなかなか流れを変えられない完敗。南米勢最後の砦となったフルミネンセのCWCは準決勝で幕を閉じることとなった。

ひとこと

 古巣との一戦で燃え上がるジョアン・ペドロ。キレキレだった。

試合結果

2025.7.8
FIFA Club World Cup
Semi-final
フルミネンセ 0-2 チェルシー
メットライフ・スタジアム
【得点者】
CHE:18‘ 56‘ ペドロ
主審:フランソワ・レテキシエ

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