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「Catch up FIFA World Cup Qatar 2026 European qualifiers」~2025.11.13 アメリカ・メキシコ・カナダW杯 欧州予選 グループK 第9節 イングランド×セルビア ハイライト

目次

本拠地の最終戦を笑顔で終える

 すでに10月シリーズでワールドカップの本大会の出場権は手にしているイングランド。残される目標は全勝、そして無失点で予選を終えることになるだろう。

 序盤からボールを持つのはイングランド。後方の2-2ユニットが柔軟に変形しながら4-2-3-1でブロックを組む形からチャンスを作りにいく。

 左サイドは降りるライスから大外のラッシュフォードとオライリーを組み合わせる形。右サイドの方がバリエーションは豊富で大外のサカへの対角パスの他にロジャースの裏抜けから奥行きを取る形も作っていく。

 一方のセルビアはヴラホヴィッチにボールを当ててのファストブレイクが中心。グデリのサリーをベースにしたポゼッションも織り交ぜていくが、メインは縦につける形の方。ゆったりとしたポゼッションはケインの誘導によりインサイドに追い込まれてしまい、なかなか有効な形を作ることができず。

 右のサカを使いながらチャンスを作っていくイングランドはセットプレーの流れから先制。ライスのFKから始まる二次攻撃をサカがハーフボレーで押し込んでリードを奪う。

 以降も左右に振りながら深さを作ることができるイングランド。確実に主導権をキープしつつ次の点を狙いにいく。セルビアのロングボールはきっちりと跳ね返し、ポゼッションからの押し込みはカウンターからチャンスに繋げる。

 後半も大きな流れは変わらず。イングランドはポゼッションを主体に中盤が前線のタレントを活かす形でチャンスメイク。ほぼバックラインにプレスをかけてこないセルビアを一方的に攻め立てていく。

 セルビアのロングボール主体の戦いは全敗ではなく時折ヴラホヴィッチ→コスティッチのラインが成立して前を向くことができることも。しかし、ゴールを脅かすところまでは至らず。サマルジッチ、ラドニッチといった交代要員が入ってもその流れは変わらなかった。

 イングランドは最後の仕上げとしてエゼが90分に追加点。予選本拠地最終戦を飾る完勝に彩りを添えてウェンブリーでの興行を笑顔で終えた。

ひとこと

 セルビアに反撃の糸口はない試合に見えた。

試合結果

2025.11.13
アメリカ・メキシコ・カナダW杯
欧州予選 グループK 第9節
イングランド 2-0 セルビア
ウェンブリー・スタジアム
【得点者】
ENG:28′ サカ, 90′ エゼ
主審:イヴァン・クルチニャク

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