勝ち試合の内容だっただけに・・・
共に高い位置からのプレスでスタートしたこの試合。序盤はさながらボールを持つためのポゼッションの握り合いの様相。その争いを制したのはシティ。時間の経過とともに相手のブロック守備を下げていくことに成功する。
ビルドアップは3バックが軸。最終ラインからオライリーを除いた保持で前に圧力をかけていく。対角のパスなど揺さぶりながらの勝負も仕掛けていたシティだが、仕留めたのは一撃必殺。ハーランドの斜めの抜け出しであっさりとゴール。ちょうど後に続くブレントフォード戦と似たゴールだった。
しかし、すぐにモナコは同点。左サイドをスルスルと上がったディアッタに対して、シティはマーカーが定まらず。咎められないままサイドからエグることを許し、ティーゼのミドルで同点に追いつく。
同点で目を覚ましたシティは再びポゼッションからリズムを掌握。対角のパスで広げるアクションも挟みつつ、インサイドへの縦パスやサイドからのドライブなど様々なリズムの攻撃を織り交ぜながらモナコの陣内に入っていく。
勝ち越しゴールとなったのはシンプルな空中戦。左サイドからのふわりとしたクロスはハーランドの高さをシンプルに活かす一撃となった。
後半、モナコはジリっと前に出ていくプレスからリズムをとりにいく。ボールを奪ったところからファーサイドのバログンをめがけたクロスから決定機を創出する。
シティはすぐにポゼッションで試合を平定。1つ前の列に立つオライリーへの縦パスからのドクでチャンスを作っていく。押し込むシティは順調に試合を掌握。リードをしているということもあり、ポゼッションからのモナコの反撃の芽を摘んでいく。
このまま順調に試合をクローズしたかと思われたシティだったが、後半ATに入る手前にベルナルドがハイキックでまさかのPKを献上。このPKをダイアーに仕留められて追いつかれてしまう。
もう1回ギアを入れ直すことはできなかったシティ。試合は痛み分けで勝ち点1ずつを分け合う結果となった。
ひとこと
シティ、内容的には勝ち試合だっただけに。。
試合結果
2025.9.30
UEFAチャンピオンズリーグ
リーグフェーズ 第2節
モナコ 2-2 マンチェスター・シティ
スタッド・ルイ・ドゥ
【得点者】
ASM:18′ ティーゼ, 90′(PK) ダイアー
Man City:15′ 44′ ハーランド
主審:ヘスス・ヒル・マンサーノ
