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「Catch up UEFA Champions League」~2025.10.1 UEFAチャンピオンズリーグ リーグフェーズ 第2節 アトレティコ・マドリー×フランクフルト ハイライトレビュー~

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ねっとりとした爆発力でまたしてもマニータ

 週末はローカルライバル相手に5得点の大勝を決めたアトレティコ。しかし、CLは黒星発進。ホームでの開幕戦はフランクフルトをきっちりと叩いておきたいところだろう。

 互いに縦にコンパクトな守備ブロックを組む立ち上がり。バックラインに自由にボールを持つことを許された状況における解決策に関しては両チームに差がある状況だった。

 苦しんでいたのはフランクフルト。SH、SB、CHの三角形でなんとかフリーマンを作っていきたいサイド攻撃を見せていくが、スライドしてきっちり圧縮を行うアトレティコに苦戦。サイドに追い込まれて前に蹴ってはあっさりと拾われるシーンが続く。

 一方のアトレティコの保持は相手のSH-SBの間にWBを置く形で右サイドをメインに前進。サイドから押し下げることに成功したアトレティコはシメオネの突破から右サイドを破るとラスパドーリがゴール。アルバレスの陰からボックスに入り込んだストライカーの一撃でリードを奪う。

 得点をとって以降もペースはアトレティコ。ねっとりとした非保持で攻撃を防ぎつつゆったりとした保持からチャンスを作っていく。ワイドのアルバレスとシメオネは引き続きチャンスメイク。中盤では前を向くフェーズを丁寧にこなし、ワイドへの展開を図る。

 前進に苦しむフランクフルトに対して、アトレティコはセットプレーからル・ノルマンが追加点。さらには左サイドを抉るアクションからグリーズマンがゴール。3-0でハーフタイムを迎える。

 後半もペースはアトレティコ。フランクフルトはプレスを強めるがアトレティコの試合運びに苦戦。クナウフへの大きなサイドチェンジからゴールを決めるが、これは例外的。基本的には保持からアトレティコが押し込んでいく。

 70分手前のバリオスの列上げからの華麗な前進からのゴールは非常に見事。取り消されてしまったものの、直後にセットプレーからシメオネがゴールを決めて再びリードは3点差に。

 さらにはボックス内でハンドも誘発したアトレティコ。これをアルバレスがPKで仕留め、週末に続いて大量5得点でフランクフルトを下した。

ひとこと

 ねっとりとしているが爆発力を見せているのがアトレティコの不思議なところ。

試合結果

2025.10.1
UEFAチャンピオンズリーグ
リーグフェーズ 第2節
アトレティコ・マドリー 5-1 フランクフルト
エスタディオ・メトロポリターノ
【得点者】
ATM:4’ ラスパドーリ,33’ ル・ノルマン, 45+1’ グリーズマン, 70‘ シメオネ, 82’(PK) アルバレス
FRA:57’ ブルガルト
主審:スラフコ・ビンチッチ

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