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「Catch up UEFA Champions League」~2025.10.1 UEFAチャンピオンズリーグ リーグフェーズ 第2節 ユニオン・サン=ジロワーズ×ニューカッスル ハイライトレビュー~

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プレミアクオリティを見せた完勝

 開幕戦ではバルセロナにホームで敗れたニューカッスル。アウェイでの初戦はベルギー遠征。ユニオン・サン=ジロワーズとの一戦に挑む。

 互いに前からのプレスにいくことで積極的な守備を見せる両チーム。相手のプレスを回避するフェーズで自信を持って臨むことができたのはニューカッスル。インサイドのポストから前向きな味方を作っての前進で徐々にサン=ジロワーズのプレスを停滞させていく。

 後方においても3バックに変形することでズレを作ったニューカッスル。サン=ジロワーズの2トップ+トップ下による2CB+アンカーを潰すフォーメーションを外していく。

 押し込むニューカッスルは順当に先制。ラインが下がったところを強襲したトナーリのミドルがヴォルテマーデに当たってゴールに吸い込まれてスコアを動かす。

 ビハインドとなったサン=ジロワーズは少しずつ前線に当てて前を向く形を確立。ポストの受け手の選手は動き直すことでフリーで受けるポジションを取り直し、ニューカッスルの守備陣はその状況に対応できていないようだった。 

 しかしながら、相手の攻撃を食い止めれば高いラインをエランガで破ることができるニューカッスル。カウンターからPKを奪取し、このPKをゴードンが仕留めて追加点。リードをさらに広げる。

 後半は右サイドを中心に背後を取るアクションから変化をつけていくサン=ジロワーズ。バックドアから決定機を作れてもいたし、インサイドを開けるという意味合いでも背後を取るところからという入りは悪くないように思う。

 その一方でライン間に差し込んだところからのトラップはあまり安定していないイメージ。ここでボールが跳ねてしまったところからのカウンターでニューカッスルはチャンスを構築していく。

 次にスコアを動かしたのもニューカッスル。クロスでハンドを誘発し、この日2つ目のPKをゴードンが仕留めて3点目。このゴールで事実上、試合は決着したと言えるだろう。

 4-5-1→5-4-1にフォーメーションを変えながら徐々に試合をクローズするニューカッスル。交代で入ったバーンズが仕上げの4点目を決めて試合はアウェイのニューカッスルの完全勝利となった。

ひとこと

 さすがにクオリティの差が隠せなかったかなという一戦だった。

試合結果

2025.10.1
UEFAチャンピオンズリーグ
リーグフェーズ 第2節
ユニオン・サン=ジロワーズ 0-4 ニューカッスル
コンスタン・ヴァンデン・ストックスタディオン
【得点者】
NEW:17′ ヴォルテマーデ, 43′(PK) 64′(PK) ゴードン, 80′ バーンズ
主審:ウルス・シュニーダー

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