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「Catch up Premier League」~2025.11.1 プレミアリーグ 第10節 バーンリー×アーセナル ハイライト

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苦手な11月を素晴らしい幕開けで

 レビューはこちら。

 前節は劇的な形でウルブスに競り勝ったバーンリー。これで連勝を達成したようだが、その前節で活用した4バックのシステムはこの試合においてはひとまず脇に置いておく形。5バックで首位のアーセナルを迎え撃つ格好である。

 ボールを持つ側となったアーセナル。序盤はサイドからカラフィオーリが抜け出す形からチャンスを作りに行く。左のハーフスペースはギョケレシュが抜け出す場面もあったため、アーセナルとしてはやや狙っていた部分なのだろう。

 バーンリーからすると中央を割られて失点するよりはいいが、陣地回復に手間がかかるチームである分、サイドの奥を取られてしまう時点でやや分が悪くなってしまう。なるべくならば前向きにボールを奪って少ない手数で攻め切りたいバーンリー。ウォーカーが前向きの矢印で止める場面はあったが、そこから少ない手数で攻め切るというところまではたどり着かず、チャンスはなかなか見えてこない。

 よって、相対的に優勢だったのはアーセナル。保持で押し込む機会を確保すると、セットプレーから先制点をゲット。ファーに走りこんだガブリエウを囮に折り返しをギョケレシュが仕留める。

 反撃に出たいバーンリーだが、強まるアーセナルのプレスに苦戦。ポゼッション志向はわからなくはないのだが、ショートパスでの繋ぎではパススピードが上がらず、前線と中盤のプレスからアーセナルにとがめられる場面が増えていく。

 なかなかボックス内に迫れずに苦戦するバーンリーはロングスローを多用。だが、これをひっくり返したところからのカウンターで先制。スローワ―のウォーカーのいなかったところから攻め込んだトロサールのラストパスをライスが仕留めてリードをさらに広げる。

 迎えた後半、アーセナルはやや苦戦。CFがギョケレシュ→メリーノに変わった影響でお手軽なロングボールでの前進が見られないように。バーンリーとしては前向きの圧力が刺さるという理想的な展開だった。

 それでも我慢することができるのが今のアーセナルの強み。バーンリーに先回りされるようなクロスを上げられ方がしていないのはさすがのひとこと。粘り強いサイドの封鎖、ボックス内での体の寄せをCB以外の選手もきっちりやっており、なかなかバーンリーの選手がフリーでシュートを振り抜ける場面が出てこない。

 後半の追加タイムにはエドワーズがクロスバーを叩く場面もあったが、反撃はここまで。アーセナルはプレミア4試合連続のクリーンシートを達成。苦手な11月を白星でスタートした。

ひとこと

 苦しい後半になったが、それでも粘れるのが今季のアーセナル。

試合結果

2025.11.1
プレミアリーグ
第10節
バーンリー 0-2 アーセナル
ターフ・ムーア
【得点者】
ARS:14′ ギョケレシュ, 35′ ライス
主審:クリス・カヴァナー

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