
手負いで拾った勝ち点1
2026年の幕開けとともにチェルシーはマレスカとの契約を解除。この試合での指揮はU-21で指導しているマクファーレンが暫定的に取ることとなった。
チェルシーは4-2-3-1をベースに非保持においてはRSHのエステヴァンをオライリーについていく形でポジションを下げて非保持では5バック化。その代わり右の前方のプレスにはパーマーを活かせる形だった。
チェルシーはプレッシングは高い位置から追いかけ回すスタートで外切りで内側に誘導を徹底。ドンナルンマであれば簡単には外切り2列目の背後は取られないという判断だろう。ネトとパーマーは前からのプレスに積極的だった。
しかしながら、徐々にプレスは沈静化。シティの保持ベースで試合はシフトする。こうなれば、今度はチェルシーのプレスは内側を切ることで外に追いやるように。
非保持においては落ち着いてシティに対応できた感があるチェルシーだったが、保持に回った時に問題が顕在化。前線にボールの預けどころが見つからずになかなか前に進むきっかけを掴むことができない。中盤で壁となったロドリ周辺で攻撃を終わらせられると、そこからのショートカウンターでチェルシーのバックラインを強襲。整っていない状態で攻撃を受けると失点の可能性が高いシチュエーションに追い込まれた感があったチェルシーだった。
しかしながら、シティはここからの攻撃をなかなか完結することができず。カウンターの精度が足りないシティからすれば、前半の終盤に入ったラインデルスのゴールはようやく決まった先制点と位置付けることができるだろう。
チェルシーは後半サントスを投入し、5-4-1の非保持に無理がない形に陣形を修正する。人をはめていくハイプレスからチャンスを作ろうとするが、シティは先制点と同じように左サイドに流れるラインデルスからチェルシーのバックラインの背後をとって侵入していく。一方のチェルシーも左サイドからネトが決定機を迎えるなどファストブレイクから対抗する。
試合は徐々に互いのハイプレスが緩んでいき鎮静。シティも無理にプレスを行うのではなく、きっちりとブロックを組んで防衛する意識を見せていた。
しかし、この日のチェルシーは最後に意地を見せる。右サイドからのグストの突破からのクロスはファーに流れたエンソに。一度はドンナルンマに防がれてしまったシュートだが、再びエンソが押し込んで同点。後半ATに追いついてみせる。
手負いながら勝ち点を死守したチェルシー。シティにとってはホームで痛い勝ち点逸となってしまった。
ひとこと
前半にシティは複数点ほしかったところ。グヴァルディオルの負傷の状態も気がかりだ。
試合結果
2026.1.4
プレミアリーグ 第20節
マンチェスター・シティ 1-1 チェルシー
エティハド・スタジアム
【得点者】
Man City:42′ ラインデルス
CHE:90+4′ エンソ
主審:マイケル・オリバー
