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「Catch up Premier League」~2026.2.1 プレミアリーグ 第24節 アストンビラ×ブレントフォード ハイライト

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財産で守り切った虎の子のゴール

 前節の段階でアーセナルとの勝ち点差は4。なんとか追いかけていきたい状況なのだが、このタイミングでワトキンスと多くの中盤の選手が離脱。やりくりが厳しい中でホームのブレントフォード戦を迎える。

 アストンビラはハイプレスに出ていく積極策。ブレントフォードはショートパスに拘りながらの前進。2CBに加えて、この日はCHが3枚体制でビルドアップに参加する。IHのイェンセン、ヘンダーソンは上下動をしながら重心をコントロール。ビルドアップを意識し過ぎると、チアゴへのロングボールがなかなか効果を発揮しなくなってしまうので、非常に難しい舵取りを余儀なくされていた。

 アストンビラはサイドの守備が1on1でかなり踏ん張っていたことでプレス回避をされながらも致命傷を負うことを回避。チアゴへのロングボールもCB陣が封じることで、後ろに重いバランス以外ではブレントフォードに危険な前進をされることは少なかった。

 ブレントフォードの守備は3センターが噛み合わせることを優先。バックラインへのプレスがかからない状況を受け入れてでも中盤でフリーマンを作ることを許さない。

 それであればむしろアストンビラはトランジッションからチャンスを作る方が有望。SBのポジトラの速さとCFのエイブラハムのスピードを生かしたアプローチ。ブレントフォードはハイプレスを増やしながらアストンビラから攻撃の機会自体を取り上げることにトライする。

 ブレントフォードは徐々に攻撃を大外からの斜めの裏抜けにシフト。相手のSBの前に出るような抜け出しからチャンスを作りにいく。この狙いが前半終了間際のドラマを産むことに。ずっとキャッシュに粘られ続けていたシャーデが一発退場を引き起こした時には完全に裏目に見えたが、逆サイドで同じことをやったワッタラがワンチャンスをゲット。リードと数的不利をブレントフォードが同時に手にしたところでハーフタイムを迎える。

 ブレントフォードは4-4-1ブロックで後半に臨む。だが、アストンビラは早々にネットを揺らすことに成功。左サイドからのカットインからエイブラハムがゴールを決めたかに思えたがVARで取り消し。自陣でのプレーまで遡り、ラインがサイドを割ったことを確認するというトリッキーな取り消しでアストンビラの同点弾はなかったことになる。

 以降も攻め立てるアストンビラ。マートセンのオーバーラップを生かす左サイドから攻勢を強めていく。ブレントフォードはコリンズの投入で5バックに移行。チアゴへのロングボール→カヨーデのロングスローのコンボからボックス内を強引に攻撃していく。

 苦しい状況かと思われたブレントフォードだが、アストンビラの攻めの圧力はやや低下。わずかな隙間を通しにいくが、ブレントフォードは体を投げ出し続けることの精度が上がっていく。

 結局、後半を0で守り通したブレントフォード。虎の子の1点を守りきり、アストンビラにシーズンダブルを達成した。

ひとこと

 5バックブロックの魂はトーマス・フランク時代の財産だなと思った。

試合結果

2026.2.1
プレミアリーグ 第24節
アストンビラ 0-1 ブレントフォード
ビラ・パーク
【得点者】
BRE:45+2′ ワッタラ
主審:ティム・ロビンソン

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