MENU
アーカイブ
カテゴリー

「強欲さを支持する」~2026.1.3 プレミアリーグ 第20節 ボーンマス×アーセナル プレビュー

目次

Fixture

プレミアリーグ 第20節
2026.1.3
ボーンマス(15位/5勝8分6敗/勝ち点23/得点29 失点35)
×
アーセナル(1位/14勝3分2敗/勝ち点45/得点37 失点12)
@ヴァイタリティ・スタジアム

戦績

過去の対戦成績

 過去10回の対戦でボーンマスの2勝、アーセナルの7勝、引き分けが1つ。

ボーンマスのホームでの成績

過去9回の対戦でボーンマスの2勝、アーセナルの5勝、引き分けが2つ。

Match facts from BBC sport

Match facts
  • 最初の14回のプレミアでの対戦で1つしか勝てなかった(D2,L11)後、昨季ボーンマスはアーセナル相手にダブルを達成した。
  • アーセナルは過去16回のボーンマスとのプレミアで無得点に終わったのは1回だけ。しかし、その1回は昨季のヴァイタリティ・スタジアム。
  • ボーンマスは直近13試合のプレミアでの首位との試合で12敗。唯一の例外は2024年11月にシティに勝利した試合。
  • ボーンマスは2025年初戦のエバートンとの一戦で勝利。その年初めの試合で連勝をあげれば13年ぶりのことでリーグ1時代のスウィンドンとウィコム相手に記録している。
  • アーセナルはその年の初戦で過去10年で1敗のみ(W7,D2)。シティにホームで敗れた2022年が唯一の敗戦。
  • ボーンマスは直近10試合のプレミアで勝ちがない(D5,L5)。トップリーグにおける連続未勝利のクラブ記録を更新。
  • アーセナルは直近16試合のプレミアで1敗だけ(W12,D3)。4連勝中で唯一の負けは12月のアストンビラ戦。
  • 昨年の2月から4月にかけてのホーム4連敗以降、13試合のホームでのリーグ戦で2敗のみ(W6,D5)。今季のプレミアではホームで1敗のみで12月のエバートン戦が唯一。
  • 今季のプレミアにおいてアントワン・セメンヨは最多得点(9)、最多アシスト(3)、最多シュート(45)、最多敵陣ボックス内でのタッチ数(86)、最多ボックス内でのパス(96)を記録している。
  • レアンドロ・トロサールはプレミアにおいて今季最多アシスト(4)と最多タイの得点(5)を記録。直近のアストンビラ戦ではどちらも記録している。

スカッド情報

Bounmouth
  • ルイス・クック(背中)
  • ベン・ドーク(ハムストリング)
  • ヴェリコ・ミロサヴリェヴィッチ(膝)
  • タイラー・アダムス(膝)
  • ライアン・クリスティ(膝)
  • マタイ・アキンボニ(?)
Arsenal
  • デクラン・ライス(膝)
  • リカルド・カラフィオーリ(?)
  • クリスティアン・モスケラ(足首)
  • マックス・ダウマン(足首)

予習

第17節 バーンリー戦

第18節 ブレントフォード戦

第19節 チェルシー戦

準備中

今季ここまでの道のり

予想スタメン

展望

変わったけども変わっていない

 あけましておめでとうございます。というわけで今年もプレビューを書いていく。2026年の1試合目となる第20節は今シーズン最後の初対戦の相手。ボーンマスとの対戦でアーセナルは1周目の各チームとの対戦を終えることとなる。

 そのボーンマスはなかなか苦しい局面に立たされている。開幕からしばらくはCL出場権をキープしたものの、10月26日のフォレスト戦を最後に2ヶ月以上勝利がない状況に追い込まれている。そのフォレスト戦の勝利後は2位だった順位も緩やかに下がっていき、現在は15位。まだ降格圏とは差があるが、セメンヨの1月移籍が濃厚になっている現状では予断を許さない。

 「何が変わったのか?」と言われれば「変わっていないこそ」と答えることが適切だろう。アグレッシブなスタイルを変えないからこそ、人が入れ替わりながら同じスタイルを維持することの厳しさが徐々に出てきたというのが今の苦戦の要因のように思える。

 アダムス、スコットのCHコンビは開幕当初は優れたフィルター機能とゲームメイクスキルで攻守に輝いていたユニットと言えるが、アダムスの負傷からかなりやりくりは苦しくなった感。クリスティなど穴埋めできそうな選手もおらず、かなり悪い負傷者の連鎖に巻き込まれている。

 CBもやりくりの苦しさは同じ。ただ、こちらはどちらかと言えば負傷者よりも穴埋めに苦しんでいる様子。ハイセンとザバルニーを放出したシーズンをセネシとディアキテで埋めるというミッションはハードルはやや高かった感。彼らも能力が低いわけではないのだけども、それだけアグレッシブなスタイルのチームを下支えするというミッションの難易度が高いということだ。ミロサヴリェヴィッチが大器であることは疑いの余地はないのだが、軸として君臨するにはもう少し時間が欲しいということだろう。

 逆に言えばそれだけ苦しい状況でもスタイルを変えない彼らの矜持には頭が下がるところでもある。スタイルを相手次第で変えないという点ではプレミア随一のチームで、どんな相手でも前から捕まえていくというところを曲げることはない。マンツー気味に前から追い回すことでアグレッシブさをキープ。高いラインを保ちながら後方での数的同数を許容していく。

 ボールを奪ったところからは縦にスピーディに進んでいき速攻。前線のアタッカーのシャープさを活かすところからチャンスを作っていく。サイド攻撃はポジションの入れ替わりで工夫をしていくというよりはSHとSBの二人称でも壊し切るようなシンプルな強度で押し込んでいくというのがスタイルだ。

 縦に速い攻撃を繰り返しながら相手を壊していくスタイルは成績が低迷してからも健在。ここに一切ブレはない。このスピーディーさを出せる流れになれば得点に問題なく繋げられるのは今も同じだ。

次の試合も見据えた勝利を手にしたい

 ボーンマスのスタイルを受け止めた上で倒せるか?というのが初戦のテーマになるだろう。最もわかりやすいのはハイプレス回避のところ。チェルシー戦では降りるパーマーを捕まえるのに苦戦。同じことはアーセナルもウーデゴールで再現可能。SBにどこまでメンバーを揃えることができるか?という状況において、彼らがいるのは心強いところではある。

 逆にウーデゴールよりも前の選手たちは裏に引っ張るアクションからのチャンスメイクをしたいところ。特にサイドに流れるアクションは非常に刺さりやすく、この点を集中砲火したブレントフォードは2節前に4点をとってボーンマスを撃破する。最後方に対しては裏に突っかけるランからチャンスを作っていきたいところだ。

 守備においては当然縦に速い攻撃にどう食らいついていくか。自分たちの型がハマったタイミングから一気に加速していくところは強力でライン間を制圧できれば背後のランからのエヴァニウソンでチャンスを作ることができる。ライン間に入り込んでくるタヴァニア、クライファートあたり(トップ下+セメンヨと逆のSH)を捕まえて、背後へのパスの供給元を立ちたい。

 加えて、アーセナル側の事情を踏まえるのであれば、3連戦の3つ目+後ろにはリバプール戦ということでここはターンオーバーも意識したい。ルイス=スケリー、ホワイトというSBを入れ替えるかどうか。セメンヨがどちらに出てくるか?というところもあり、SBの入れ替えを敢行するかは気になるところ。

 同じく中盤でウーデゴールやスビメンディを入れるかどうかは難しい。相手のスタイルを踏まえれば当然ハマるところではあるのだけども、ここで無理をしてしまえば後ろの試合に影響は出る。唯一相手の相性的にハマりそうなマルティネッリは迷いなく頭からで問題ないと思うが、それ以外の主力起用の取捨選択は難しいところかなと感じる。いくら相手が不調とはいえ、昨季ダブルを食らったボーンマスを舐めてかかることはないだろうなと思う。

 目先の勝利を手にしつつ、次を意識しなければいけない日程を呪いたいところであるが、この連勝を凌ぎ切れば優勝争いにおいては大いなるアドバンテージを得ることができる。ここは強欲に2つセットで考えてのスカッド運用を期待したい。

【参考】
https://www.bbc.com/sport/football/premier-league

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次