Fixture
プレミアリーグ 第22節
2026.1.17
ノッティンガム・フォレスト(17位/6勝3分12敗/勝ち点21/得点21 失点34)
×
アーセナル(1位/15勝4分2敗/勝ち点49/得点40 失点14)
@ザ・シティ・グラウンド
戦績
過去の対戦成績

過去10回の対戦でノッティンガム・フォレストの3勝、アーセナルの6勝、引き分けが1つ。
ノッティンガム・フォレストホームでの成績

過去10回の対戦でノッティンガム・フォレストの4勝、アーセナルの4勝、引き分けが2つ。
Match facts from BBC sport
- フォレストは直近10試合のプレミアにおけるアーセナル戦で8敗。しかし、負けを回避した2つは2022年の昇格以降、シティ・グラウンドで挙げたもの。
- アーセナルは直近3試合のプレミアにおけるフォレスト戦でクリーンシート。フォレストに対する無失点記録として最長。
- ホームでフォレスト(6)より今季敗戦数が多いのはウェストハム(8)とウルブス(8)だけ。1908-09以来ホーム開幕10試合で最多の敗戦数を記録している。
- フォレストは今季のホームで10試合中6敗(W3,D1)。昨季のシティ・グラウンドでの敗戦数をすでに超えている(W9,D5,L5)。ホームでの失点も17で昨季の16をすでに超えた。
- アーセナルは前節リバプールにスコアレスドロー。22-23の開幕以降、2試合連続でアーセナルが2試合連続の無得点を記録したのは2回だけ。しかし、その2回はいずれも2試合目がフォレストとの試合だった(2023年5月、2025年2月)。
- PKを除き、アーセナルは今季のプレミアにおけるセットプレーでの最多得点(14)を記録。一方でフォレスト(13)より多くセットプレーで失点しているのはボーンマス(14)だけ。
- アーセナルは、今シーズンのプレミアで2点差以上でのビハインドを経験していない唯一のチームであり、前回は昨年5月のリバプールだった。一方、フォレストは、今シーズンの負けた試合(F6 A14)で-8のGDがあり、ウェストハムだけがより低い数字(-9)。
- ショーン・ダイチはアーセナルとのプレミアで複数得点を記録したことがない。キャリア19試合で8得点を決めており、勝利したのは2020年12月のバーンリー時代と2023年2月のエバートン時代の2試合。
- モーガン・ギブス=ホワイトは、直近のプレミアリーグ2試合でいずれも得点し、5得点でフォレストのスコアリーダー。あと1つゴールに関与すればフォレストの選手として50得点に関与したこととなる(22G,27A)。
- ブカヨ・サカは今季のプレミアの中でキャリーの後にシュートに関与した回数がプレミアで最多。シュートが19回、チャンスクリエイトが14回で合計は33回。
スカッド情報
- ライアン・イエーツ(腿)
- ウィリー・ボリー(?)
- イブラヒム・サンガレ(?)
- ジョン・ヴィクトール(膝)
- クリス・ウッド(膝)
- オレクサンドル・ジンチェンコ(契約条項)
- リカルド・カラフィオーリ(?)
- クリスティアン・モスケラ(脚)
- ピエロ・インカピエ(腿)
- マックス・ダウマン(脚)
予習
第19節 エバートン戦

第20節 アストンビラ戦

第21節 ウェストハム戦

今季ここまでの道のり

予想スタメン

展望
落ち着いたスタイルで軟着陸を目指す
2つのカップ戦を挟み、プレミアリーグはおよそ10日ぶりのリスタート。わずかな休みもあっという間に過ぎ去り、ここから3月までは各クラブの最終目標が決まってくる中盤戦の戦いとなる。
今節のアーセナルの戦いの舞台となるのはシティ・グラウンド。17位と今季は苦しむフォレストとの一戦だ。ヌーノ→ポステコグルーを経て3人目となるダイチが今は指揮官となっている。順位表的には降格圏はギリギリではある。だが、確実に18位との勝ち点差が開いている。前節は18位のウェストハムとの直接対決で勝ち点差を広げる大きな勝利を挙げた。
基本的には一回ポステコグルーで暴れてしまったスタイルをダイチに引き戻すことでソリッドさを取り戻したいという方針(それが一貫しているかは別として)だと思う。ある程度は引き戻せたようには思うのだけども、昨季ほどの堅さは出ていないというのが今の現在地のように思える。
フォーメーションは4-4-2。ミドルブロックを組むことで相手のポゼッションを阻害していくという形になるのだが、昨年ほどの割り切りはあまり見られず。間延びすることも少なくなく、普通に間を通されるシーンが存在する。前からのプレスはリスクも大きく、ハイラインゆえのGKやCBのエラーも見られる。
かといって昨季のようにきっちりと割り切るべきか?というのは難しいところ。Match factsの項に述べたようにセットプレーでの失点も多く、引いて受けるという状況を凌ぐことができるという根拠も物足りなさがある。
攻撃においてはギブス=ホワイトの相棒探しに難航している感がある。ジョンソン、アウォニイ、ウッドなどいろんな事情で歴代の相棒が前線にいなくなる中で、彼のスルーパスをきっちり受けてチャンスを仕留めることができるストライカーが不在。得点のパターンとなる縦に速い形は精彩を欠いている。
現在CFとして出ているジェズスは悪い選手ではないのだが、動き出しの鋭さというよりはまったりと動きながらのスペースメイクに長けており、一撃必殺のスルーパスの受け手としては少し物足りない。ボックス付近ではコントロールが大きくなったり、タッチ数が増えてしまったりなどで相手のDFに阻まれる機会も。この辺りのシャープさは徐々に身につけていきたいところ。
押し込む局面でCHがフリーになればアンダーソンが司令塔としての役割を果たしつつ、ハッチンソンやハドソン・オドイといったサイドアタッカーがチャンスを作ることができる。彼らのサイドからの突破は大きな武器になっているし、撤退守備をこじ開けるという新しいフォレストのスタンスにもつながっている。
万事OKというわけではないが、今季の前半戦の迷走感を踏まえればスタイルは落ち着いた感があり、ひとまずはこのまま今シーズンは凌ぎたいところ。こうしたタフな状況に慣れているダイチによって、欧州と並行する難しいシーズンを軟着陸させたいところだろう。
運用にはシビアに
年末年始はスカッドの深さを使えるという分、アーセナルにはアドバンテージがあると説明してきた。ここからの2週間も個人的にはアドバンテージは続くと思っている。CL出場チームの中でほぼノックアウトラウンド進出を確実にしているのは現時点ではアーセナルだけだ。ここを優位に結びつけたい。
ここからの2週間の第7節と第8節に関して、他のPLチームはCLにある程度のリソースを注ぐ必要がある。もちろん、インテルと激突する次のミッドウィークの対戦は色んな意味で戦績を残したいところではあるが、仮に敗れたところで大きな問題にはならないだろう。
あまり考えられるケースではないが、万が一勝ち点が18でストレートインに足りないのであれば、最終節のカイラト戦で調整すべき。インテル戦は基本的にはFAカップ組を中心としたプレータイム管理を考えたメンバーで勝ちに行くべきだし、カイラト戦で結果が必要になってもプレータイム管理と結果は両立できるはず。
その分、ここから2試合のプレミアできっちり勝利をあげたいところ。フォレストとのアウェイゲームは得意ではない舞台だが、ミドルゾーンからの前進の機会はこのコンパクトさなら利用することができるだろう。スビメンディとウーデゴールが動きながら相手からフリーになる形を模索しつつ、まずはいつも通り相手のFW-MFの間でフリーの選手を作ること。
フォレストのブロックの4-4-2に対して、2トップの脇に立つ人を作ることでアーセナルはフォレスト後方の4-4ブロックにダメージを与えることができる。2トップの脇にSBかIHといった相手のブロックの間延びのきっかけになる選手を作り、そこからインサイドへのパスコースを切り拓いていきたいところである。
非保持においてはサイドの1on1ではきっちりと負けないようにしたいところ。ハッチンソン、ハドソン・オドイといった選手たちのキレが悪いわけではないので特にカットインからの長いシュートに対する阻害は整理をしていきたいところではある。
基本的にはサイドの封鎖とビルドアップでのプレス隊の開催は年末年始にクオリティが安定していたといっていい部分。CLとのバランスを昨季以上に模索しながら、年末年始に続くアドバンテージを積み上げるための2週間としたいところだ。
