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「Catch up EFL Championship」~2025.9.14 EFLチャンピオンシップ 第5節 サウサンプトン×ポーツマス ハイライト

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13年ぶりのダービーに勝者なし

 およそ、13年ぶりのサウス・コースト・ダービーが開催されることとなった今年のチャンピオンシップ。前半戦はセント・メリーズ・スタジアムでの一戦となった。

 序盤から目立ったのは前線へのロングボール。ビショップ、アーチャーとそれぞれの前線を目掛けてボールを入れていく。

 時間の経過とともに保持が安定してきたのはポーツマス。サリーしたスウィフトから対角のパスから右サイドに展開するなど大きな形からチャンスを作っていく。

 隙があればサイドに展開することをすることで幅を使っていくポーツマス。攻撃の出口になっていたのは左サイドのマーフィー。ここから攻めていきたいところだが、サウサンプトンも対面のローアスリウが抵抗。簡単には突破を許さない。

 左サイドで攻撃を引き受けたマーフィーは徐々に左足からエンドライン側のクロスを上げていくなど変化をつけながらチャンスメイク。ボックス内にボールを届けるというミッションを少しずつ成功させていく。

 サウサンプトンの攻撃はアバウト寄り。ポーツマスがハイプレスをかけてきたこともあり、積極的に蹴っていく形を継続。裏にボールを流しつつ、奪われたとしても相手に一本目のパスを心地よく出させないことを意識するような追い詰め方で事故を引き起こさせようとしていた。

 あまりロングボールを収めるのが得意そうではないアーチャーがキープできればチャンスができる格好。ここから時間を作れれば、右サイドからの展開で奥を抉ってのクロスという形が見える。

 だが、結局はどちらのチームもネットは揺らせず。試合はスコアレスでハーフタイムを迎える。

 後半、ポーツマスはハイプレスからのスタート。高い位置でボールを奪うと、交代で入ったウィリアムスのハーフスペースアタックから抉っていく。

 しかし、クリアミスをさらったところからアーチャーが決定機を迎えると、このプレーを機にペースはサウサンプトンに。バックラインからの積極的なキャリーから敵陣に入っていき、サイドの奥を取ることができるシーンが増えていく。

 前線にスチュアートを投入することで高さを入れたサウサンプトン。さらに攻撃の威力を増していく。縦に速いロングボールも織り交ぜてのチャンスメイクでポーツマスは水際の対応を迫られていく。

 しかし、後半も得点は決まらず。因縁のダービーは勝者がいない形で幕を閉じることとなった。

ひとこと

 ダービーらしい熱い雰囲気のスコアレスだった。

試合結果

2025.9.14
EFLチャンピオンシップ
第5節
サウサンプトン 0-0 ポーツマス
セント・メリーズ・スタジアム
主審:マシュー・ドナヒュー

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