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「異なる特性のWGを生かす」~2026.2.15 J1百年構想リーグ 第2節 ジェフユナイテッド千葉×川崎フロンターレ プレビュー

目次

Fixture

明治安田 J1百年構想リーグ 第2節
2026.2.15
ジェフユナイテッド千葉(10位/0勝0分1敗/勝ち点0/得点0/失点2)
×
川崎フロンターレ(1位/1勝0分0敗/勝ち点3/得点5/失点3)
@フクダ電子アリーナ

戦績

近年の対戦成績

直近10回の対戦で千葉の2勝、川崎の5勝、引き分けが3つ。

千葉ホームでの戦績

直近10戦で千葉の5勝、川崎の3勝、引き分けが2つ。

Head-to-head

Head-to-head
  • 前回の対戦は2021年の天皇杯。フクダ電子アリーナでの一戦で、川崎が千葉をPK戦で下している。
  • 千葉の川崎戦の勝利は直近3回ともカップ戦。
  • 川崎はリーグでの千葉戦直近8試合無敗(W5,D3)
  • しかし、フクダ電子アリーナでの対戦に限れば川崎は直近10試合で勝利は3つのみ(D2,L5)

スカッド情報

ジェフユナイテッド千葉
  • ホセ・スアレス
  • 植田悠太
  • エドゥアルド
  • 杉山直宏
  • 品田愛斗
  • 田口泰士
  • 椿直起
  • 田中和樹
川崎フロンターレ
  • 佐々木旭
  • 大島僚太
  • 丸山祐市
  • 長璃喜

予想スタメン

Match facts

ジェフユナイテッド千葉
  • ホームでの連敗となれば2025年7月の鳥栖戦以来のこと。
  • ホームで敗れた直近3試合のスコアはいずれも0-2。
  • 最後のJ1でのスコアは2009年11月22日。ネット・バイアーノの決勝ゴールで平山相太が退場したFC東京に2-1で勝利。
  • 直近4年のリーグ戦で開幕2試合とも勝てなかったことはない。そのうち3年間は第2節で勝利を挙げている。
  • 鈴木大輔は直近3試合の出場したホームの川崎戦で全勝。全て柏時代に記録したもの。
  • イサカ・ゼインは川崎で最後にプレーした2021年以降、横浜FC、山形、千葉の3試合に所属。J2リーグで143試合の出場を経験した。
川崎フロンターレ
  • 開幕戦では5得点を挙げての勝利。昨年は4-0での勝利で開幕戦で直近2年間で9得点を挙げている。
  • 第2節は直近4年間で3試合勝ちがなく、唯一勝利した2023年の鹿島戦も退場者を出している。
  • 第1節を終えて首位ではあるが、もっとも多くのシュート(27本)を浴びたクラブでもある。
  • アウェイでの公式戦は直近3試合全敗。3試合合計のスコアは10-1。
  • 開幕戦では伊藤達哉はノーゴール。川崎が伊藤達哉のゴールなしで勝利したのは2025年6月の新潟戦が最後で、それ以降の8試合の公式戦の勝利はいずれも得点を記録している。
  • エリソンは開幕戦でハットトリック。得点を記録している直近5試合のリーグ戦でマルチゴールを決めている。

予習

第1節 浦和戦

展望

スピードアップできる状況を作る

 開幕戦は恒例となりつつある柏との乱打戦を制した川崎。ホームで今季の初白星を飾った後のアウェイ開幕戦は久しぶりのフクダ電子アリーナでの一戦。開幕戦に引き続き千葉勢との試合となる。

 千葉の開幕戦はホームに浦和を迎える試合。試合序盤に喫した2つの失点を取り返すことができないままの敗戦となったものの、全く持って手が出ないという戦いになったのは収穫。押し返す流れの中での後半はそれなりに手応えがあるものになったはずだ。

 ボールの保持は後方からのショートパスを多用する形。ちばぎんカップではRSBの高橋がインサイドに入るポジションを取るなど、3バックに可変するようなアクションも見られた。

 浦和戦では配置こそオーソドックスではあるが、手数をかけるという方向性は同じ。バックスは左右に相手を振りながらマークを外すことを狙う。具体的にはSHの金子の背後でSBの日高が受ける形を狙っていた。

 トランジッションでもOKであるが、サイドに浮いた選手やスペースができればそこからボールを運んでいく形で攻撃の主なパターン。手数をかけるよりはシンプルにクロスを上げていく。ただし、空中戦はあまり得意ではないので鋭いボールを相手の守備が整っていない状態でいれていた。

 例外的なのは途中から入ってくる呉屋。ちばぎんカップではファーサイドに構える形でクロスを待っていた。

 まとめると基本的にはサイドから鋭いクロスを上げることができるようなフィニッシュワークが理想。ただ、爆発的な加速力があるサイドアタッカーはいないので、トランジッションからのカウンターかビルドアップで幅を使い、相手のマークを外す(=SBをSHの背後で受けさせる)ことでギャップを生み出すことで、スピードに乗った攻撃を実現するような形を狙っていくイメージになるように思う。

 守備においては4-4-2のブロックから受けにいく形。この陣形を動かしながらプレスにいくケースもあるが、ちばぎんカップの柏戦の前半のように、前からプレスをかけても手応えを掴むことができそうな相手であれば深追いをすることはない様子。

 きっちりと自陣で組むことを優先し、重心を下げてでもスペースを埋めることを意識する形。浦和戦ではその上でサイド攻撃への対応に怪しいところがあったため、その部分を塞げることができるかどうかが重要なポイントになるだろう。

背中を使わせず、切れ味で勝負する

 千葉のビルドアップに対しては左右のSHが背後を取られないかどうかがポイント。特に左サイドの日高に関してはその要素が強い。SHが出ていきすぎて背後を開けてしまうという現象は昨季の川崎では非常によく見られた。この試合ではその宿題が試されることになるだろう。

 開幕戦と同じスタメンと仮定した場合、日高と駆け引きをするのは紺野。周囲を巻き込みながら前に出ていくところでは左サイドの伊藤に比べると違いを感じさせた部分と言ってもいいだろう。ノルマとしてはSBにSHが背中に取られないこととなる。

 その上でプレッシングの加点ポイントはホルダーの選択肢を潰しながらハイプレスからのパスカットを狙えるかどうか?千葉はロングボールという逃げ場がない分、安全にボールを逃すことが難しい場合に、強引にインサイドに縦パスをつけるケースが多い。このパスはミスになって相手のカウンターにつながることも浦和戦ではあった。こうしたパスが千葉側に出てくれば川崎がよく相手の選択肢を高い位置から制限することができている証拠でもある。そのご褒美として得意なカウンターのスペースをつかめれば美味しい。

 保持においては紺野ではないもう1人のWGが主役。左サイドに入るであろう伊藤である。浦和戦では中央からサイドに流れることが多かった松尾を全く食い止めることができず。イサカ・ゼインと高橋の縦関係は前からのチェックに行けず、WGにスペースを与える状態で受けることがしばしば。その皺寄せを受けた久保庭が広いスペースで相手に好き放題振り回されるというケースが非常によく見られた。

 伊藤であれば松尾と同じかそれ以上の切れ味で勝負することができるはず。捕まらないのであれば重心を下げるという千葉のプランはボールの掴みどころを見つけられずズルズルと下がる危険性を孕んでいる。前を向いて勝負をしてもらうのであれば伊藤の仕掛けで優位は取れるし、遅れて出てきた高橋の最後で久保庭とスピード勝負をするのであれば、マルシーニョのスピードは驚異になるだろう。

 セットプレーに関しても前節に続き得点のチャンスがあるように見える。ゾーンでの千葉のCK守備はどうしても捕まえなければいけない相手が決まっていないため、スペースへの侵入と妨害をセットで組んでおけば柏戦のようにあっさりと攻撃が刺さるケースも出てくるはずである。

 WGの特性を活かした攻撃とセットプレーは大きな武器になるはず。開幕戦で垣間見せた破壊力で今節も連勝を狙いたいところだろう。

 

【参考】
transfermarkt(
https://www.transfermarkt.co.uk/)
soccer D.B.(
https://soccer-db.net/)
Football LAB(
http://www.football-lab.jp/)
Jリーグ データサイト(
https://data.j-league.or.jp/SFTP01/)
FBref.com(
https://fbref.com/en/)
日刊スポーツ(
https://www.nikkansports.com/soccer/)

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