
またしてもスロースターターぶりを発揮
直近ではスロースターターぶりを遺憾なく発揮する試合運びを見せているエバートン。今節では序盤から気合の入ったハイプレスでスタート。しかし、フラムは落ち着いたポゼッションでこれを回避。左右に揺さぶりながら圧力をいなしてエバートンのプレスを押し下げる。
エバートンはなかなか前進ができない苦しい立ち上がり。それでも前進したところからはセットプレーからチャンスを迎えるなど、それなりに反撃。だが、フラムも押し込むところから同じくセットプレーでチャンスを作るなど、戦いとしては盛り返される形に。
基本的には保持ベースで相手を左右に揺さぶりながら主導権を握るフラム。先制点はオウンゴールにこそなったものの、打開の仕方は保持型チームとしての理想そのもの。左のハーフスペースに飛び出すイウォビからの折り返しをファーサイドで浮いたヒメネスがフリーで打ったという状況をセットアップした段階でフラムとしてはやることはやったということになるだろう。
以降もポゼッションで主導権を握ったフラム。横断から再びヒメネスが決定機を迎えるなどエバートンは今節もスロースターターぶりを発揮したこととなる。
終盤にエバートンは左右のクロスからチャンスを掴むがスコアは動かせず。前半はフラムペースのまま、ハーフタイムを迎える。
後半、エバートンはポゼッションから押し込むスタート。フラムのプレスラインは下がり、エバートンの保持の時間は増えていく。フラムはヒメネスのポストから陣地回復を狙うが、前半のような一方的な押し込みはあきらかに見られる頻度は下がったということができる。
時間はかかったが、エバートンは75分にゴール。左サイドからの侵入を仕留めたのはデューズバリー=ホール。ペースを握ってからだいぶ時間がかかったが、なんとか同点に追いつく。
追いついてからもペースはエバートンのまま。左右のサイドから押し込んでいくと、最終的に試合を決めたのはセットプレー。レノの手前に立ちはだかったオブライエンが空中戦で優位に立ってオウンゴールを誘発。レノは完全に体の前に入られて、抵抗する術がなかった。
フラムは左サイドのケビンから盛り返しにいくが、同点弾まではたどり着くことができず。またしても尻上がりで終盤に勝ち点をもぎ取ったエバートン。クレイブン・コテージ制圧に成功した。
ひとこと
このエバートンの尻上がり癖は本当になんだろう。
試合結果
2025.2.7
プレミアリーグ 第25節
フラム 1-2 エバートン
クレイブン・コテージ
【得点者】
FUL:18′ マイコレンコ(OG)
EVE:75′ デューズバリー=ホール, 83′ レノ(OG)
主審:スチュアート・アットウェル
