
オープン合戦で破壊力を見せたアタランタ
序盤は高い位置からプレスに出ていくアタランタのハイプレスをラツィオがどのようにかわすかが見どころだった。かなり自陣側に追いやられながらもラツィオは何とか対抗。U字でのポゼッションをベースにしつつ、要所では縦にパスを差し込むことで前進。降りるマルディーニの反転など、加速するためのきっかけを作っていた。
逆にアタランタは反転をファウルで止めてしまうことが多く序盤から警告地獄に。直近で退場の実績があるアハノールは警告を受けたこともあってか前半のうちに交代されることとなってしまった。
ボックス内での対応も盤石とは言えないアタランタ。簡単にボールを相手に触られての決定機を許してしまうなど、対人守備で不安を残す格好となった。
一方のアタランタもサイドから背後を取ることでスムーズに敵陣に進撃。GKのプロヴェデルが触れないまま飛び出しをしてしまうことで決定機を許してしまうなど、こちらも不安定な対応だった。
アタランタは前がかり、ラツィオは構えてのブロック守備という形ではあったがどちらも受けに回ればまずいのは同じ。そうした中でスコアを動かしたのはアタランタ。あまりにも簡単なワンツーでのサイドの突破からザッパコスタが背後をとると、そこからのハンドでPKを獲得。このPKをエデルソンが冷静に決めてリードを奪う。
先制点で勢いに乗ったアタランタは以降もファストブレイクからリズムを取っていく。ラツィオはハイプレスへの意欲はあるが、ややかけるタイミングが遅く空振りになるケースが多かった。
後半も展開はどちらかといえばアバウト寄り。保持側チームの優位が基本線となり、非常にオープンでチャンスのおい展開だったと言えるだろう。
そうした中で追加点を決めたのはアタランタ。サイドからの押し下げに成功すると、そのままの勢いでミドルシュートを叩き込んだのはザレフスキ。豪快な一撃でアタランタはリードを広げる。
それでも終わらないオープン合戦。ややシャープさは無くなってきたが、ハイプレスからかけ続ける形は継続する。
終盤はボックス内でチャンスを作り出したラツィオだが、うまくシュートをミートできず。追いかける勢いをつけるためのゴールを決める事ができないままタイムアップ。アタランタに逃げ切りを許した。
ひとこと
セリエAっぽくないオープンな局面が連続した試合だった。
試合結果
2026.2.15
セリエA
第25節
ラツィオ 0-2 アタランタ
スタディオ・オリンピコ
【得点者】
ATA:41‘(PK) エデルソン, 60’ ザレフスキ
主審:ファン・ルカ・サッキ
