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「Catch up Premier League」~2023.5.14 プレミアリーグ 第36節 アーセナル×ブライトン ハイライト

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エミレーツの絶望を引き換えに欧州の望みを繋ぐ

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 直前の試合でシティはグディソン・パークの攻略に成功。アーセナルとしてはまたしても勝ち点差を離されて迎える一戦となった。

 試合は立ち上がりからハイプレスを基調とする一戦。アーセナルは高い位置からパスコースを誘導するプレスをジェズスとウーデゴールがかけていくことで中盤のボール奪取を引き起こす。コルウィルを中心に次々とパスをひっかけ続けたブライトンだったが、アーセナルのショートカウンターが淡白だったことと、自陣への戻りの早さから失点は何とか回避する。

 アーセナルは自陣からのビルドアップでも主導権を握る。ブライトンのオールコートマンツーを自陣からのショートパスを軸に外していく。欲を言えば、コルウィルが前に出て来たシーンを活用してダンクに広いスペースを守らせるようなロングボールを増やしたかったところ。前線のアジリティで勝負しなかった分、アーセナルのチャンスは控えめなものが多かった。ボールを持つ持たないにかかわらず優勢だったアーセナルだったが、決定的なチャンスを作れないままハーフタイムを迎える。

 ブライトンは右サイドでスタートした三笘を前半の終盤に左サイドに動かす決断を下す。後半はこれによって復活した三笘&エストゥピニャンのコンビから反撃を開始する。50分過ぎには三笘をエストゥピニャンが追い越すというブライトンの左サイドの鉄板の形からエンシソのゴールを演出。先制点を奪う。

 控え選手が前線に偏っていたこともあり、引き続きオープンな展開にせざるを得なかったブライトン。そういった展開において左サイドの三笘のボールを収める能力と、エストゥピニャンの自陣からの繰り返しのスプリントは非常に大きかったといえるだろう。中央のウェルベックとファーガソンの2トップの関係性も含め、ブライトンは前半ほどオープンな展開でアーセナルに後手を踏まなかった。

 すると、ハイプレスから追加点をゲットしたのはブライトン。トロサールの安易なミスをグロスがひっかけて最後はウンダフ。試合を決定づける大仕事でエミレーツの観客を黙らせることに。

 最後は走り回っていたエストゥピニャンがご褒美のゴールをゲット。アーセナルの優勝を絶望的なものにする勝利で欧州カップ戦争いの望みをつなぐことに成功したブライトンだった。

ひとこと

 結局三笘だったなー。

試合結果

2023.5.14
プレミアリーグ 第36節
アーセナル 0-3 ブライトン
エミレーツ・スタジアム
【得点者】
BHA:51′ エンシソ,86′ ウンダフ, 90+6′ エストゥピニャン
主審:アンディ・マドレー

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