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「Catch up UEFA Champions League」~2023.10.4 UEFAチャンピオンズリーグ グループF 第2節 ニューカッスル×パリ・サンジェルマン~

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見切られたかと思ったハイプレスからゴールラッシュへ

 死の組となっているグループF。開幕節で唯一の勝利をあげたパリの今節はセント・ジェームズ・パークに乗り込んでのニューカッスル戦である。

 立ち上がりはパリのビルドアップに対してニューカッスルが強気のプレスを見せる展開に。WGの外から切っていくタイプのプレッシングでパリの最終ラインにプレッシャーをかけるが、これを外したパリはボールをあっさりと敵陣まで運んでいく。ライン高めのハイプレスで勝負したニューカッスルに対して、パリはあっさりとポゼッションから回答を見せて前進していく。

 パリは敵陣までボールを運ぶと両WGから勝負をかけていく。しかしながら、この両サイドのマッチアップで思ったよりも優位を取ることができないパリ。右サイドのデンベレに対する供給はそれなりにあったと思うが、定点攻撃でエリアに迫っていく形を作ることができない。この辺りはサイドのサポートに出ることができるヴィチーニャの不在が大きかったかもしれない。

 するとニューカッスルは前からのプレッシングでついに成功例を引き当てる。マルキーニョスのパスを引っ掛けると、アルミロンが豪快な一撃をお見舞い。盤面の上で優位に立っているパリに対して、カウンターから先制点を奪い切る。

 さらに、前半の終盤にはダン・バーンの空中殺法が炸裂。セットプレーの流れから追加点を奪ったニューカッスルはハーフタイムを2点のリードで迎えることとなった。

 後半もボール保持からの解決を図るパリ。しかしながらニューカッスルの4バックと5人の中盤が縦パスを壁のようにことごとく跳ね返し、反撃のきっかけを与えない。エメリ→リュカの浮き玉パスからの56分の追撃弾の崩しは虚をつくという意味でも効果的だったが、基本的には降りる選手への縦パスがニューカッスルによって捕まり続けており、パリはなかなか打開策が見つからない状態だった。

 サイドの裏抜け起点となっていたロングスタッフのゴールで点差をキープできていたニューカッスル。この失点以降、ニューカッスルは裏のスペースに一層気を使うように。これによりスピード豊かなパリのアタッカーは再び沈黙。ムバッペはイライラを募らせるばかりとなった。

 反撃のきっかけを与えなかったニューカッスルは高い位置の守備からシェアが追加点を奪いゴールラッシュに華を添える。21年ぶりのCLでの勝利は欧州で多くの実績を重ねてきたパリ相手の4得点というド派手なもの。古豪の完全復活ここにありを印象付けるセンセーショナルな勝利にセント・ジェームズ・パークは興奮の坩堝となっていた。

ひとこと

 ボットマン不在のバックラインがここまで強固にパリを締め出したのは意外。遜色なく働いたラッセルズは信頼度を高めるパフォーマンスだった。

試合結果

2023.10.4
UEFAチャンピオンズリーグ
Group F 第2節
ニューカッスル 4-1 パリ・サンジェルマン
セント・ジェームズ・パーク
【得点者】
NEW:17′ アルミロン, 39′ バーン, 50′ ロングスタッフ, 90+1′ シェア
PSG:56′ リュカ・エルナンデス
主審:イシュトヴァン・コヴァーチ

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