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「Catch up UEFA Champions League」~2023.11.7 UEFAチャンピオンズリーグ グループG 第4節 マンチェスター・シティ×ヤングボーイズ~

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5-4-1攻略のお手本

 シティの5-4-1攻略のお手本のような試合だった。移動はオーソドックス。ストーンズがCB→アンカーに移動し、リコ・ルイスとコバチッチが列を上げてのアプローチ。3-1-4-2を形成。3にエデルソンが入れば、ウォーカーが列を上げる。

 イメージとしてはルイス、コバチッチ、ヌネスの3枚がDF-MF間をウロウロする形。ヤングボーイズはアメンダ、ベニトというワイドCBが迎撃する。

 ヤングボーイズのDFが前を意識したら、シティの狙いは後ろ。グリーリッシュがバックドアで後方を狙う。5-4-1なのでMFの前でのシティのホルダーには時間もスペースもある状態。2列目は後方のライン間部隊を気にして出ていけない状態である。

 というわけで手前、間、奥を幅をとりながら使うのがシティの攻略法。ライン間に立っていたヌネスのターンからPKを奪取し、あっさりとゴールを奪う。前半追加タイムにはグリーリッシュと逆サイドのフォーデンがバックドアから抜け出してゴールを決めて見せた。

 ヤングボーイズは保持に回ればショートパスから繋ぐ意向は見せていたが、シュートまではいけない。プレスに強気に出ていく姿勢を失点後には見せたが、これは逆効果。なかなか捕まえられず、出て行こうとすると間に合わない状況を進んで作り出すだけとなっていた。

 後半はアケがストーンズロールに挑戦。コバチッチのサポートは手厚めだが、流石に中盤の安定感は前半よりは怪しいもの。いいチャレンジだとは思うがストーンズの能力の高さを再び実感することとなった。

 シティは強気のプレスでヤングボーイズに圧力をかけていく立ち上がり。後半早々のハーランドのゴールで試合を完全に決める。さらにはヤングボーイズに退場者が出たことでさらにシティの優位は強固なものになる。

 ほぼ試合は終わったようなものだったが、途中投入で元気一杯のドクが入ってくるのは店じまいしたいヤングボーイズには迷惑極まりない。攻撃大好き!ドリブル大好き!いくらでも仕掛ける!というドクのメンタリティは彼の強みの一つである。

 シティは完勝。今季も早々にGS突破を決めてみせた。

ひとこと

 シティの前半の5-4-1攻略はお手本。

試合結果

2023.11.7
UEFAチャンピオンズリーグ
Group G 第4節
マンチェスター・シティ 3-0 ヤングボーイズ
シティ・オブ・マンチェスター・スタジアム
【得点者】
Man City:23‘ (PK) 52’ ハーランド, 45+1‘ フォーデン
主審:エリック・ランブレヒツ

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