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「Catch up J1 League」~2024.4.27 J1 第10節 北海道コンサドーレ札幌×湘南ベルマーレ ハイライト

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3バックへのシフトチェンジから3点の差が埋まる

 保持のベースになったのはホームの札幌。湘南の2トップの脇からボールをキャリーし、敵陣に入り込んでいく。湘南は札幌に対してなかなか高い位置からプレスをかけることができず、中盤基準の4-4-2で受ける選択をした結果、徐々に押し下げられるように。

 すると押し込んでいた札幌が順当に先制点をゲット。左の大外に流れたスパチョークのドリブルで外からの押し下げに成功すると、バイタルに入り込んだ青木がミドルシュートを仕留める。このシーン以前にも青木はミドルを狙ってシュートを放つ場面があったので、おそらくはこれはある程度狙っている形なのだろう。

 湘南のボール保持に対しては札幌は同サイドに追い込みながら勝負を仕掛けていく。純粋なマンツーというよりはファーの選手には無理にプレッシャーをかけずにある程度後方を余らせるような動きをしていたのが印象的だった。

 湘南は保持からこの札幌の薄いサイドを突くことができず、前線にひたすらロングボールを入れるアクションを行なっていく。前半はルキアンへのロングボールは効果的ではなく、なかなか起点を作れない状況だった。

 そんな湘南を尻目に札幌は追加点をゲット。CKからの近藤のゴールでさらにリードを奪う。湘南は馬渡の無謀な飛び出しを周囲のFPがカバーできずにあっさりと失点を重ねてしまった印象だ。

 湘南は少しずつ幅を使う前進から勝機を探っていくが、中央を締める札幌相手になかなか勝負のポイントを作ることができず。前半は2点のビハインドで折り返す。

 後半は2枚の交代から保持ベースで動かしていく湘南がボールを握るスタート。だが、ペースは引き続き札幌。この試合2回目となる青木のミドルから追加点を奪う。プレス回避からの前進からさらにペースを握っていく。縦に速い攻撃には手応えを感じる追加点となった。

 湘南はここで3バックにシフトチェンジ。札幌に同数で受けるように呼び水を与えるフォーメーション変更だったように思う。この変更は効果覿面。右に流れるルキアンが徐々に家泉に対して起点を作れるようになる。追撃弾はこちらのサイドから。ルキアンが反転からボックス内に入り込むと、交代直後の畑がゴールを奪う。

 これ以降も右サイドは攻略の狙い目に。前半は目立たなかったルキアンのキープ力を軸に攻撃を壊していく。2点目は大岩の意を決したオーバーラップから。ボックス内での粘りが福田の低空ヘッドを生み出し、ついに1点差に。

 勢いに乗って札幌を一方的に押し込む湘南は後半追加タイムについに追いつく。同点ゴールを決めたの鈴木雄斗。3点のビハインドを後半だけで盛り返した湘南がなんとか最後に勝ち点を掬い取る結末となった。

ひとこと

 札幌、やってしまった。押し込まれるフェーズに対する解決策も試合を落ち着かせる方策も見えなかったなという感じ。

試合結果

2024.4.27
J1リーグ
第10節
北海道コンサドーレ札幌 3-3 湘南ベルマーレ
札幌ドーム
【得点者】
札幌:23′ 54′ 青木亮太, 42′ 近藤友喜
湘南:67′ 畑大雅, 85’ 福田翔生, 90+3′ 鈴木雄斗
主審:西村雄一

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