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「終盤戦の主役候補に名乗りをあげるのは?」~2021.2.14 プレミアリーグ 第24節 アーセナル×リーズ プレビュー

目次

Fixture

プレミアリーグ 第24節
2021.2.14
アーセナル(11位/9勝4分10敗/勝ち点31/得点27 失点23)
×
リーズ(10位/10勝2分10敗/勝ち点32/得点38 失点38)
@エミレーツ・スタジアム

戦績

近年の対戦成績

図1

 直近10試合でアーセナルの7勝、リーズの1勝、引き分けが2つ。

アーセナルホームでの対戦成績

図2

 直近10戦でアーセナルの7勝、リーズの1勝、引き分けが2つ。

Head-to-head from BBC sport

・最後のリーグでのアーセナルホームでのゲームは2004年にアーセナルがリーズを5-0で下した試合。
・アーセナルは直近8試合の公式戦でのリーズ戦において無敗(W6,D2)
・リーズは直近3試合のアーセナル戦でいずれも得点を決められていない。

スカッド情報

【Arsenal】

・アストンビラ戦でハムストリングを痛めたトーマス・パーティは欠場。
・足の負傷で欠場が続くキーラン・ティアニーも引き続き不在の見込み。
・ベルント・レノ、ダビル・ルイスは出場停止から復帰。

【Leeds

・クリスタル・パレス戦でふくらはぎを負傷したカルビン・フィリップスの出場は不透明

Match facts from BBC sport

【Arsenal】

・直近2試合のリーグ戦は連敗。しかし、ホームでは5試合負けなしで直近3試合は無失点。
・無失点になれば14年2月以来の公式戦でのホームゲーム5試合連続無失点。
・昇格組とのホームのリーグ戦は27試合負けなし(W24,D3)
・アレクサンドル・ラカゼットが今季リーグで決めた8得点の内、エミレーツで決めたものは2つだけ。
・ブカヨ・サカは26回のチャンスクリエイトと42回のファウル奪取を今季のプレミアで記録。いずれもチーム最多の数字。

【Leeds】

・直近4試合のプレミアで3勝。
・プレミアでのアウェイゲーム3連勝を狙う。
・アウェイでの得点も失点も22を記録。これより得点が多いのはレスターとマン・シティのみだが、これより失点が多いのはサウサンプトンとウェストブロムのみ。
・ロンドンでのプレミアの試合は直近6試合全敗。トータルスコアは2-18。
・パトリック・バンフォードは直近3試合のプレミアの出場で2得点3アシスト。

予想スタメン

画像3

展望

■われらのホームは彼らのホーム?

 シーズン開幕からだいぶ時間は経ったが、良くも悪くもビエルサのリーズは彼のチームらしい昇格初年度を突き進んでいる。今季ここまで10勝10敗2分とリーグ最少タイの引き分け数。ちなみに2試合のうちの1試合はアーセナルで、この試合が今季唯一のスコアレスドローである。

 基本的にはホルダーの周りの選手がオフザボールの動きを止めないことで、攻撃は縦への流動性を常に持たせることを重視。ハマった時の攻撃は破壊力が高く、プレミアのどのチームも苦しめることができる。

 一方で基礎技術の水準が高い選手が揃っているわけではないので、環境が整わなければ脆さもある。例えば、過密日程においてはオフザボールの動きが減少したせいで縦への推進力が低下したりだとか。なるべくメンバーを固定する方針のビエルサの選手起用もこの傾向に拍車をかけている。

 直近で言えばホームスタジアムのエランド・ロードのピッチが荒れ気味なのもリーズにとって悪い影響を与えているように見える。直近のリーグ戦4勝のうち、アウェイでの勝利が3つ。むしろ整っている敵地のピッチの方がリーズにとってはやりやすい舞台となっている。きれいな芝であろうエミレーツ・スタジアムは彼らにとってホームのような心地よさを感じる可能性もある。

 アーセナル目線で食い止めたいのは後方からズレを作られてスムーズに運ばれてしまうこと。前線がプレスをサボってしまえば、後方の選手は躊躇なくボールを前に進めてくる。その上でサイドにて数的優位を作って抜け出し、中央のバンフォードに向けてのクロスでフィニッシュを狙ってくる。これが主なパターンだ。

 エバートン戦では右サイドバックに入ったエイリングが積極的な持ち運びを見せており、守る側が手を焼いていた。まさしく数的優位の+1になれる存在。逆サイドのアリオスキも左足でクロスを演出できる精度を持つ。両サイドに共にスペースに向けてクロスを上げさせる隙をなるべく見せないように守っていきたいところ。

 個で言えば今好調なのはラフィーニャ。1対1で対面させる機会をなるべく避けながらチャンスメイクさせる頻度を下げたい。

■序列を変えるチャンスを活かすのは?

 リーズに対して狙い目なのは攻撃から守備に切り替わる瞬間だろう。アーセナルにとってはまさしくここ数試合の課題になっている部分。アストンビラにもウォルバーハンプトンにも崩しとなるパスを入れるところまではいっているものの、そこから先のフィニッシュまでに手数がかかってしまうことで相手の守備の陣形が整う時間を与えてしまっている。

 特にリーズはマンマーク志向が強いチーム。目の前を相手を振り切れなければ隙を作るのは難しくなってくる。トーマスやティアニーなど精度の高いパスを出せる選手が不在となればなおのこと。したがって、前線はより運動量に長けているメンバーを重用するのがベターに思える。

 直近で言えば序列が下がっているように思えるマルティネッリはこの試合ではチャンスがあるように思う。スペースを消してくる相手ではないリーズを向こうに回して存在感を発揮することができればスタメン争いに再度名乗りを上げるチャンスが出てくるはずだ。

 一方でトーマスが欠場する中盤セントラルには試練になる。代役として考えられるセバージョスやエルネニーはボール保持の局面において難がある。とりわけエルネニーはオールド・トラフォードのマンチェスター・ユナイテッド戦を除けば、プレッシャーに潰されて前を向く意識が再度下がってしまったように思う。

 セバージョスは組み立てでコンスタントな安定感をだせるタイプではないが、瞬間的な状況判断で大きく局面を進められるパスを出せる点はリーズ相手にはいかせそうなスキル。久しぶりの出場となれば、低い位置での無理なドリブルを避けてチームに貢献できることを証明した。

 残るスタメン選びの注目点は出場停止明けの選手たちの序列だろう。レノ、ルイスはライアン、マガリャンイスからスタメンを奪い返せるだろうか。守備陣の人選に関しては流れを重視する傾向が強いアルテタがビラ戦の守備陣のパフォーマンスをどう評価しているのかも気になるところだ。

 負傷、出場停止などここ数試合はメンバーの入れ替えが激しいアーセナル。連敗中という要素も控え選手にとっては序列を変えるチャンスといえるだろう。特殊なリーズという相手に存在感を見せて、終盤戦の主役候補になる選手はだれになるだろうか。

【参考】
https://www.bbc.com/sport/football/premier-league

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