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「非常に地域性が強く出た年でした」〜2019.12.11 俺たちの日本代表ドラフト レビュー

こんなイベントをやりました。

目次

参加者

ウェーバー順(敬称略)
1. GIUBILOMARIO(河野大地)
2. らいかーると
3. いぬゆな
4. polestar
5. さえない|Sports Data Scientist
6. Rene Noric
7. 結城 康平
8. とんとん
9. スケゴー
10. 田村 智之

さっそく振り返るぜ!

 【1巡目】

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 全世界ドラフトと違ってガンガン被るだろうな!という事前の予想通り、1巡目からガンガンかぶりました。ありがとうございます。全体的な傾向としては3人から指名を受けた冨安をはじめ後方の選手が目立つ結果になった。まずは人が薄いところから。外れ指名で植田と昌子が仲良く指名を受けているのが微笑ましい。なお、自分が主催するドラフト史上初の外れ外れ指名を経験したのはらいかーるとさんでした。サッカークラスタの巨人軍。
 
 DF陣の指名が目立つ中で競合した南野と外れ1位からの方向転換で競合した大迫は圧巻。攻撃の軸になる選手として欠かせない評価だろう。久保、大島など攻撃の選手はそのチームのサッカーのアイコンとなるプレイヤーが指名されている。ちなみに僕は登里を指名したとんとんさんのファンです。

【2巡目】

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 いぬゆなさんが明らかに変なことを始めた感が見過ごせなくなってきた2巡目。この巡目では1巡目以上に後方の選手の指名ばかり。伊東純也を指名したスケゴーさん以外はすべて後方の選手の指名となる。とりわけ目立ったのはGKの指名を各チームが始めたこと。大迫コレクションに走ったマリオさんに、とがったチームを予感させるpolestarさん、J2から1人目の指名となった中村航輔を指名したさえないさんなど実に個性豊かになった。

 久保と酒井で右サイドを完成させた田村さん、畠中と登里でボール保持型バックラインを組むとんとんさんが順調にチーム作りを進める一方で、Rene Noricさんは本大会の第三勢力通算5回目(らいかーると:2, マリオ:1, Rene Noric:2)の抽選外れに苦しんでいた。

【3巡目】

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 いぬゆなさんの縛りを当てる観客も徐々に出てくる中、3巡目は往年の日本代表を支えたプレイヤーが数多く登場する。2巡目に登場した長谷部を追うように、乾や酒井高徳、岡崎などロシア戦士が選出。競合した高徳を外した田村さんが代表現役ながら彼らと同世代の長友を選出したのもエモい。過去何回かドラフトの運営してみたけど、指名結果を眺めてめっちゃエモくなるのは今回が断トツ。なんだかんだ代表はエモい。森重や興梠など国内組でも代表経験を持つ選手たちの選出が目立つ。それだけに国内で頭角を現した永戸や東京五輪組の板倉や安部の指名は存在感が際立つ結果になった。

【4巡目】

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 ここからはウェーバー制開始。競合はないです。マイウェイをいぬゆなさん1人にはいかせないと、さえないさんが縛りの強さを見せてきだした巡目である。スケゴーさんは青山の指名で吉田、森重とザックジャパンの復活感が強く出始めた。最終目的地は全然違ったけど。一方で畠中に柴崎を合わせてきたとんとんさんは若干森保ジャパンに近い顔ぶれになってきただろうか。polestarさんが純国内産路線、Rene Noricさんが隠れ川崎ファン色を打ち出す指名の中で、きらりと光るのはいぶし銀の奥埜の指名。田村さん、参加の打診した時は「勉強する意味でも参加します。」って言ってたのに、がっつり勉強してきた感である。

【5巡目】

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 GKを選出したスケゴーさん、田村さん以外は国内組からの選出。三竿、土居、喜田、鈴木など所属チームを力強く支え続ける働き者の中で、新天地でポジショナルの薫陶を受けた山口、古橋の神戸勢2名が指名を受けた。いよいよさえないさんはたこ焼き感が強くなってまいったところである。なお、5巡目は僕がいぬゆなさんの指名選手を認知していた最後の巡目でもある。

【6巡目】

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 テクニシャンが非常に多く集まった巡目。GKを選んだとんとんさんと結城さんも西川と高木という当代随一の足元に自信がある系のプレイヤーを指名。最終ラインでも川崎の最終ラインを攻守にわたって支える谷口も足元に優れたプレイヤーとなる。前線の選手は古今東西の天才がずらり。三好、鎌田という今をときめくプレイヤーもいれば、怪我に泣かされ続けるガラスのエース清武もたこやき一味に加入。国内からはいぶし銀の小塚も指名を受けた。しかし、久保裕也はすっかり名前を聞かなくなってしまったなぁ。

【7巡目】

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 この巡目の前にマリオさんの狙いは分かったので「車屋を誰か指名して邪魔してしまえ!」と思ったが無事指名されてしまった。こちらの巡目もテクニシャンぞろい。もはやたこやき一味にいない方が不自然である柿谷やFC東京の躍進に大きな貢献を果たした高萩も指名。福森、太田、丸山などプレースキックやフィードが上手なレフティーも指名を受けた。なぜかこの巡目はFC東京×名古屋系の選手(永井、丸山、太田)が多かったし、個人的には目が細くて一重の選手が多い巡目でもある気がする。

【8巡目】

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 さぁ、そろそろ話すことがなくなってきた。個人的には小林祐希はもっといろいろ代表でやってくれるマンだと思っているのだが、現状はちょっと寂しい。これでは代表ではただの監督の指示を守らなかった人になってしまう。守田や中山などCHには現代表での存在感が増してほしい顔ぶれになった。最終ラインはむしろこれからの代表でみてみたい人選。柏から世界への最新バージョン小池龍太や、鹿島で鍛錬を積む町田。そして個人的に最近お気に入りの松原健はE-1が五輪寄りの人選でなければ、代表入りも見えた人材ではないだろうか。ちなみにオナイウ指名時に発声したオナイケおじさん(2,3人)の生存が確認された巡目でもある。

【9巡目】

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 残っていたのか堂安律。もう指名されないかと思ったぜ。現役代表レギュラーがまさかの9巡目ということで、今回の参加者からは意外と評価が高くない結果に。代表で逆サイドを務める中島は呼ばれずじまいだったけど。1巡目で競合した大迫、南野とは対照的な結果になった。

 それ以外は今季のJ1の優秀選手といえる顔ぶれがずらり。気づいている方はいるかもしれませんが、6巡目以降はいぬゆなさんの指名には触れていかない方針であります。

【10巡目】

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 さぁさぁ、終盤になると味が出てまいりました。東海学園大学の児玉や、いわきのバスケス・バイロンは最も尖っているが、知念、瀬古、本間、松本などの若手Jリーガーの指名も目立つ。その中に紛れ込んだ福岡の雄・城後寿がエモい。

 ちなみに結城さんのご指名された本間至恩はポルトガルのスカウトからの推薦だとか。解説に呼んだとりさわさん(新潟サポ)が落ち込んでいました。僕は落ち込んでいる暇があったらポルティモネンセの歴史について調べた方がいいと思います。

【11巡目】

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 ラスト!GKを残したらいかーるとさんとRene Noricさんはそれぞれ鈴木彩艶、小久保玲央ブライアンという大穴指名。代表正GKは指名されずじまいである。もはや年末の風物詩となりつつある、田村さんの岩尾指名も炸裂。今年は昨年に比べればプレッシャーの少ないチームに放り込まれた感があるので岩尾もさぞ胸をなでおろしていることだろう。

結果

というわけで指名結果。ちっちゃくてごめんね!

図6

    指名漏れがあった人を軸に竹内さんが選んでくれたので、こちらもご参考に。

   ちなみにエキシビションで監督も選んでもらいました。

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参加者感想戦

 各参加者のツイート。

あとがき

   運営目線で言えば「ああそこ指名するのか!」ってワクワク感は間違いなく過去一番だった。参加者は110人をリストアップ(いぬゆなさんは絶対してない)するのでしんどいかな?と思ったけど、それぞれの縛りでカラーを出してくれる人ばかりだったので、とても助かりました。

   楽しかったので来年もなんかやりたいね!参加者の皆様、楽しんでくれた皆様、ありがとうございました。

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