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「Catch up Premier League」~2025.4.6 プレミアリーグ 第31節 フラム×リバプール ハイライト

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積極策のフラムに後手を踏んで久々の敗戦

 土曜日の試合でアーセナルは引き分け。リバプールはクレイブン・コテージで勝利すれば、ほぼ手中に収めているリーグタイトルをさらに引き寄せることになるだろう。

 序盤からボールを動かすのはホームのフラム。左サイドから抜け出すポイントを作りにいく。バッシー、ロビンソン、イウォビといった面々がズレを作り、サイドの深い位置をとりにいく。

 非保持でも前から仕留めにいく姿勢を見せていくフラム。4分にはあわやPKというようなシーンを作り出されるなど、リバプールはかなり冷や汗をかかされる展開となった。

 リバプールも前からプレスに出ていったが、フラムはGKを絡めてボールを動かしていくことでリバプールのプレスを回避。リバプールのプレス回避と比べると安定感が際立っていた。

 しかしながら、対応したリバプールは先制点をゲット。ハイプレス攻勢に出るフラムを縫うようにインサイドに入り込んだマック=アリスターが得点を決める。

 だが、フラムはすぐに同点ゴールをゲット。右サイドからの大外のクロスを最後はセセニョンが仕留めて同点。前節のアーセナル戦で機能した右サイド起用に応えたセセニョンがゴールを生み出してみせた。

 このゴールで一気に勢いに乗るフラム。次に刺さったのはハイプレス。不用意極まりないロバートソンの横パスから相手にショートカウンターを許すと、これをイウォビが仕留めて試合をひっくり返すことに成功する。

 さらにはムニスがファン・ダイクとの体の入れ合いに打ち勝って追加点。立て続けのゴールでリバプールを突き放す。一方のリバプールは保持から反撃に転じたいが、長いレンジのパスミスが続いてしまいリズムを引き戻すことはできない。

 後半に入ってもリードをしているフラムは積極策。ハイプレスからチャンスを作っていく。中盤のトランジッションでも優位に立ってるフラムは順調にペースを掴んでいく。

 リバプールもジョタのハイプレスからチャンスを作りにいくが、抜け出したところを仕留めることができず。終盤は引きこもりに転じたフラムに対してパワープレー。グラフェンベルフのCB起用というスロットらしいパワープレーがどこまで効いたかはわからないが、ディアスが1点差にするゴールを決める。

 終盤は左のSBを空位にして攻め込んでいったリバプールだが、最後まではゴールを決めることはできず。さらにリードを広げる絶好機を逃してしまったリバプール。フラム相手にリーグ戦久しぶりの敗戦を喫してしまった。

ひとこと

 とはいえ、この終盤で勝ち点1縮められるのはリバプールにとってはそこまで痛くないように思う。

試合結果

2025.4.6
プレミアリーグ 第31節
フラム 3-2 リバプール
クレイブン・コテージ
【得点者】
FUL:23′ セセニョン, 32′ イウォビ, 37′ ムニス
LIV:14′ マック=アリスター, 72′ ディアス
主審:クリス・カヴァナー

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