Fixture
明治安田 J1百年構想リーグ 第12節
2026.4.25
川崎フロンターレ(5位/4勝3分4敗/勝ち点17/得点16/失点19)
×
ジェフユナイテッド千葉(10位/2勝3分6敗/勝ち点9/得点10/失点16)
@Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu
戦績
近年の対戦成績

直近10回の対戦で川崎の5勝、千葉の2勝、引き分けが3つ。
川崎ホームでの戦績

過去9戦で川崎の4勝、千葉の2勝、引き分けが3つ。
Head-to-head
- 直近6試合の千葉戦で川崎は無敗(W3,D3)。
- 千葉戦での直近3試合の勝利はいずれも川崎ホーム。
- 千葉のリーグにおける川崎ホームでの唯一の勝利は初対戦の2000年8月。この試合以降の5試合はいずれも川崎に得点を許している。
- 直近3回のホームにおける千葉戦で川崎はいずれも複数得点を記録している。
スカッド情報
- フィリップ・ウレモヴィッチ(?)
- 佐々木旭(左ハムストリング肉離れ)
- 大島僚太(?)
- 家長昭博(右腓腹筋肉離れ)
- 谷口栄斗(左ハムストリング肉離れ)
- 大関友翔(左足関節捻挫)
- 山市秀翔(右鎖骨下静脈血栓症、右胸郭出口症候群)
- 紺野和也(左ヒラメ筋肉離れ)
- 小林悠(左ヒラメ筋肉離れ)
- 植田悠太
- 田口泰士
- 田中和樹
- 前貴之(出場停止)
予想スタメン

Match facts
- 今季ここまで連敗も連勝もなく、3試合1セットで勝ちと負けと引き分けがかわるがわる来ている。
- この法則にのっとれば今節は引き分け。
- 敗れれば2024年3月以来のホームゲームのリーグ戦連敗。長谷部監督になってからは初めて。
- 先制した試合では今季3試合全勝。
- 今季勝利した4試合のうち、3試合は後半追加タイムで得点を挙げている。
- エリソンはここまでリーグ戦7得点で東西合わせてトップ。だが、2試合連続で得点を決めたことは今季まだない。
- ラザル・ロマニッチとエリソンは前節ともにゴール。2人の異なる外国籍選手がリーグで得点をしたのは2025年8月の町田戦(マルシーニョとエリソン)以来。
- 10得点は長崎と並んで東西合わせてリーグワーストタイ。
- アウェイゲームでは直近3試合で1得点だけ。鹿島戦のイサカ・ゼイン。
- 今季ここまでのクリーンシートは1。第2節の川崎戦。
- 今季ここまでアウェイでは5試合未勝利。直近4試合は連敗中で、唯一勝ち点を取った水戸戦は相手に退場者が出ている。
- 勝利した試合はすべて先制しており、敗戦した試合はすべて先に失点している。
- 安井拓也が今季ここまで挙げた2つのゴールはいずれも途中出場から。
予習
第9節 東京V戦

第10節 水戸戦

第11節 東京V戦

展望
SHが目立つ展開に持ち込めれば
今季ここまで連勝も連敗もない川崎。4度目となる連勝チャレンジは、ホームで千葉を迎えての一戦となる。
千葉はここまで東地区最下位。特にアウェイでは苦戦が続いており、復帰後もまだ初勝利を手にできていない。
大枠の構造に大きな変化はない。ベースは4-4-2。陣形はオーソドックス寄りで、SBの高橋やCHの前(この試合は累積警告で不在)のサリーなど、個の特徴を織り交ぜつつも全体としては王道の設計となっている。
プレス耐性はそこまで高くはなく、相手が前から噛み合わせてきた際にはロングボールで逃げるケースも見られる。ただし、CFは長いボールの明確な収め役とはなりきれていない。
むしろ武器となるのはサイド。SHの津久井やイサカ・ゼインはトランジッションから相手SBの背後を狙う意識が強く、走力を生かして一気に局面を進めることができる。河野のような配球役がフリーになれば、そこから縦に速い攻撃に移行する形ははっきりしている。
保持ではCBに時間を与えられればライン間への差し込みも見せる。ただし、リスクを負ってつなぐタイプではなく、「つなぐこともできる」という選択肢の一つに留まる印象。それでもプレッシャーが緩ければ、水戸戦のようにコンビネーションで一気に打開することも可能なチームだ。
サイドではイサカ・ゼインの存在感が増している。前回対戦時よりもプレータイムを確保し、仕掛けだけでなくポストからの落としにも関与。東京V戦では安井との連携からPK獲得にまでつなげている。
この安井や逆サイドのSB日高といった3人目のフリーランを絡められるかがポイント。個で打開できるアタッカーはいないため、フリーランと全体の押し上げでどれだけ厚みを作れるかが攻撃の質を左右する。
非保持からリズムを作るのはあまり得意ではない。特に立ち上がりはFW-MF間の連携にズレがあり、ライン間にスペースが生まれやすい。
ローブロックに移行するとCHがポケットを埋めるため、全体の重心は低下。一度押し込まれると陣地回復に苦しみ、そのフェーズが長くなるのも特徴だ。耐えながら押し返すトリガーを作れるかが重要になる。
ナロースペース崩しの設計にこだわりを
ここまで川崎が勝利してきた試合は、エリソンやロマニッチといったCFの特性を生かした直線的な前進が中心。ポゼッションやサイドでの崩しも試してはいるが、まだ決定的な武器としては定着していない。
千葉戦ではまず押し下げること自体が相手の武器を制限することにつながる。押し込むことがそのまま守備になる構図だ。
立ち上がりはCHへのマークがタイトになるため、SHを一度引き込んでプレスの3人目として使い、SH-SB間のスペースを空けてサイドに展開する形は有効かもしれない。

押し込んだ先で重要になるのはサイド攻撃の精度。SBが抜け出すところまでは作れているが、その後のプレー精度やクロスに対する入り方にはズレがある。三浦は人の枚数やキック精度の問題、山原は中との狙いの共有に課題がある印象だ。
インサイドでは段差を作った待ち方を徹底したい。ニアに入る選手とマイナスで待つ選手を明確にし、高さではなくタイミングで勝負する形が望ましい。
千葉は非保持時にCHが最終ラインに落ちて5バック化する場面がある。その際はペナルティエリア角が浮きやすい。オーバーロードをかけてでもサイドで数的優位を作り、崩し切れるかは試したいポイントだ。
またCHが最終ラインのカバーに入る分、バイタルエリアも空きやすい。ミドルやラストパスは積極的に狙いたい。
注意すべきはトランジッション。前がかりになった際の津久井とイサカ・ゼインのフリーランは非常に危険だ。東京Vは第9節でこの2人に背後を突かれ続けた。SBが高い位置を取る川崎にとっても同様のリスクがある。
CBでカバーするのか、片側のSBを抑制するのか。このバランスは事前に整理しておきたい。
相手CBに持たせた際の守備は、前回対戦時より改善しているはず。継続しつつ、インサイドのコンビネーションにはしっかり対応したい。
この相手にはナローなスペース攻略をテーマに据えたい。SBの攻撃参加の質を高めるという課題に対して、一定の手応えを得たい一戦となる。
【参考】
transfermarkt(https://www.transfermarkt.co.uk/)
soccer D.B.(https://soccer-db.net/)
Football LAB(http://www.football-lab.jp/)
Jリーグ データサイト(https://data.j-league.or.jp/SFTP01/)
FBref.com(https://fbref.com/en/)
日刊スポーツ(https://www.nikkansports.com/soccer/)
