
ホームでは崩れない
紙一重の勝利を挙げたアーセナルによって、再び両チームの勝ち点差は5に。FAカップ決勝を控える状況で、シティがミッドウィークにホームへ迎えるのはクリスタル・パレスだ。
ドク、ハーランド、チェルキなどをベンチに置く決断をしたグアルディオラ。3バックか4バックかの判別はやや難しかったが、個人的にはグバルディオルがオライリーロールをこなす4バックがベースのように見えた。アンカーはベルナルドで、フォーデンとは縦関係。幅取り役はアイト=ヌーリとサヴィーニョが務める形だった。
序盤からサイドにボールをつけながら攻略の糸口を探っていくシティ。しかしながら、最近のドクのような切れ味を持つ選手はおらず、大外からギャップを作ることには苦戦する。とにかく大外でボールを持つところから始めたそうなサヴィーニョサイドに比べれば、オフザボールで揺さぶる感覚を残していたアイト=ヌーリサイドの方が可能性を感じる状況だった。
いずれにしても、サイドからのアタックに対してはパレスの守備陣が落ち着いてクロスを跳ね返すことができている状況。縦突破からのクロスをニアで止めることを徹底できていた。開始20分はボールを持ちながらも、なかなかこじ開けることができない展開だった。
パレスはファストブレイク重視。ピノを起点にジョンソンのスピードを生かすカウンターから、一気にスピードアップを仕掛けていく。セットプレーからもリチャーズがチャンスを作るなど、比較的フリーに攻勢を仕掛けることができていた。
均衡した状況を動かしたのはシティ。フォーデンからセメンヨへの虚を突いた縦パスから一気に打開。見事な先制点を決める。
先制点のように、前線へ圧力をかけるアプローチからシティは追加点。3バックである程度の状況なら同数で受けることができるパレスに対して、ファジーな立ち位置を取りながら受け渡しを強要。最後はマルムシュがゴールを決めた。
後半もシティはポゼッションでスタート。前線の面々はまず前を向くアクションを探ることを重視しつつ、無理なら半身で味方へ渡すという動きを徹底。積極的なアクションからチャンスを作っていく。
パレスはマテタへのロングボールから手軽な前進を図っていくが、これもなかなかチャンスにはならず。少しボールを持つ時間を増やすアプローチをかけ、チャンスを増やしにかかる。
前線が入れ替わったことで動き出しのテイストが変わり、少しずつチャンスを作れそうになったパレス。だが、徐々に動き出しのタイミングが合わなくなったところで、シティが再びポゼッションを握る。
決定的な3点目はチェルキ→サヴィーニョ。36試合目で生まれたリーグ戦今季初ゴールで、シティは勝利に花を添えることに成功。アーセナルとの勝ち点差を再び2とした。
ひとこと
ホームではやはり崩れないなというシティだった。
試合結果
2026.5.13
プレミアリーグ 第31節
マンチェスター・シティ 3-0 クリスタル・パレス
エティハド・スタジアム
【得点者】
Man City:32‘ セメンヨ, 40’ マルムシュ, 84‘ サヴィーニョ
主審:スチュアート・アットウェル
