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「Catch up UEFA Champions League」~2026.3.11 UEFAチャンピオンズリーグ Round 16 1st leg ボデ/グリムト×スポルティング ハイライトレビュー~

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台風の目は止まらない

 ストレートインを果たしたスポルティングに立ちはだかるのは、プレーオフでインテルを下し、今季のCLの台風の目となりつつあるボデ/グリムトである。

 まずビルドアップを敢行するのはスポルティング。ヒュルマンドのサリーやトリンコンの列落ちなど、センターラインの選手が後方に降りることで数的優位を構築しながら様子を見ていく。

 逆にカタモ、スアレスなどは前に残して背後を取るアクション。後方での数的優位の構築と奥行きを使う安全なアプローチからチャンスを伺う。

 ボデ/グリムトはまず列を落として後方を埋めることを優先。保持においては前の3枚に素早く当てることで、一発でひっくり返すためのアクションを狙っていく。

 少し時間が経過すると徐々にボデ/グリムトが押し込むように。押し込んだところからはサイドを複数枚で崩しにかかる。中でもホルダーのドリブルに合わせたオフザボールが見事。特にホルダーが緩急を自在につけることができるハウゲであれば、さらに効果的にスポルティングの背後を取ることができる。

 先制点となったPKのシーンは、まさに動き出しからチャンスを生み出した場面。オフザボールの動き出しで奪ったPKを仕留めてリードを奪う。

 さらに前半のうちに追加点を決めたボデ/グリムト。ハウゲからパスを受けて抜け出したブロンベリが、押し込む局面からあっさりと追加点を奪ってみせた。

 2点のリードを許した状態で後半の巻き返しを図るスポルティング。SBのオーバーラップを生かすところからチャンスの数を増やす立ち上がり。特に左はトリンコンのハーフスペース突撃などから枚数をかけて崩しにいく形を仕掛けていく。

 ボデ/グリムトはビルドアップにやや不安定さを見せるものの大きな問題にはならず。スポルティングはプレスのスイッチをなかなか入れることができないのは後半も同じ。保持の面で仕掛けることはできてはいたが、非保持においての改善はあまり見られなかった。

 60分以降は一方的なポゼッションを取り戻したボデ/グリムト。71分にはハウゲ→ホグというホットラインから3点目を奪う。

 最後まで保持に回ればチャンスがあったスポルティング。1、2点は入ってもおかしくない展開ではあったが、最後までボデ/グリムトのブロックは崩れず。大量3得点のアドバンテージを持ってボデ/グリムトは2nd legを迎えることとなった。

ひとこと

 インテル戦ではカウンターの鋭さに目がいったが、この試合ではポゼッションからの崩しに光るものがあった。

試合結果

2026.3.11
UEFAチャンピオンズリーグ
Round 16 1st leg
ボデ/グリムト 3-0 スポルティング
アスプミラ・スタディオン
【得点者】
BOD:32′(PK) フィアット, 45+1′ ブロンベリ, 71′ ホグ
主審:イヴァン・クルチニャク

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