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「Catch up UEFA Champions League」~2026.4.7 UEFAチャンピオンズリーグ Quarter-final 1st leg レアル・マドリー×バイエルン ハイライトレビュー~

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スリリングな展開を制しミュンヘンにアドバンテージを持ち帰る

 準々決勝の中でも屈指の好カード。マドリーはシティの後にバイエルンが待ち受けているというラスボス続き。プレーオフ送りとなった痛みを強く感じる組み合わせである。

 バイエルンは4-2-4的なハイプレスからスタート。シティ的にCBにWGがプレスにいくというよりは、相手の4バックに対してきっちりと4枚で嵌める意識が強い。ケインとニャブリはチュアメニをケアしながらCBに二度追いを仕掛けていく。

 マドリーはインサイドにボールを当てる形で前進。ダイレクトにバックラインにエンバペとヴィニシウスで突っかけるよりも、中盤で前を向くことができるリンクマンができた時の方がフィーリングは良好。ギュレルやインサイドに絞るバルベルデから背後のヴィニシウスやエンバペを狙っていく。

 だが、そこに立ちはだかったのはノイアー。クリーンに抜け出したエンバペのシュートを次々とカットし、得点をきっちり封じていく。

 一方のバイエルンはマドリーの4-4-2に対して、WGのオリーズからチャンスメイク。サイドからのカットインで決定機を生み出しつつ、セットプレーからルニンを外すようなキックでチャンスを作り出していく。

 縦に速く進み背後を取るというアプローチに比べると、サイドから複数枚をかけながら前進するバイエルン。SBが左右のサイドに絡みつつ、時には逆サイドの選手が顔を出しながら3、4枚で切り崩しにいくというのはいつもの光景である。

 相対的にポゼッションからチャンスを迎えたバイエルン。前半終了間際、トランジッションから先制点をゲット。サイドに張ったヴィニシウスを引っ掛けたところからのファストブレイクに成功。枚数的にはマドリーが足りていたが、1つずつのパスやオフザボールで無効化しながらディアスのバックドアまで導いたケインとニャブリの連携は見事なことこの上なかった。

 後半、立ち上がりに再び強襲に成功したバイエルン。ヴィニシウス周辺のパスワークを咎めてのカウンターという構図は1点目と少し近い。右サイドのオリーズに展開すると、マイナスに入ったケインが2点目を仕留める。わずか20秒でバイエルンは追加点を奪う。

 引き続き高い位置からのプレスを敢行するバイエルン。やや中盤のリンクが効きにくくなったマドリーは、エンバペとヴィニシウスにダイレクトに背後へのパスをつけていく。しかし、ここでもノイアーが立ちはだかる。マドリーはベリンガムを投入し、再び中盤から加速するメカニズムを整えていく。

 だが、追撃弾はそうした形とは異なるところから。右サイドから背後を取ったアレクサンダー=アーノルドの刺さるようなクロスは、ピンポイントでファーのエンバペに。見事な軌道のパスでゴールを演出する。

 以降も攻撃を精力的に仕掛けていくマドリー。バイエルンはカウンターから反撃に打って出るなど、あわや3点目というシーンもあったが、これ以上スコアは動かず。試合はバイエルンが勝利。ベルナベウからアドバンテージを持ち帰ることに成功した。

ひとこと

 もう1つの試合が割とクローズドだった分、かなりコントラストがくっきり。シュートの数が多いスリリングな試合だった。

試合結果

2026.4.7
UEFAチャンピオンズリーグ
Quarter-final 1st leg
レアル・マドリー 1-2 バイエルン
エスタディオ・サンチャゴ・ベルナベウ
【得点者】
RMA:
BAY:41′ ディアス, 46′ ケイン
主審:マイケル・オリバー

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