
このテンションでも4得点
1st legですでに突破チームは決まってしまったかのようなこのラウンド。2nd legも余程のことがない限り、という状況で迎えることとなった。
アタランタは強気のマンツーマン守備が信条であるが、1st legでコテンパンにされたこともあり自重。何かを動かすのであれば、それでもやらなくてはいけない状況ではあるが、そういうわけでもなさそうだ。
ただし、ボールを持つバイエルンに対して、背後を取るアクションからのチャンスメイクもちらほら。逆に前に出ていくプレスが目立つバイエルンに対して、前線は背後を取りつつ、サイドの1on1でも勝てる場面を作る。プレスを自重するという意味では追う側のチームらしくないムーブだったアタランタだが、結果的には悪くない展開となった。
しかしながら、そうした状況をバイエルンが長い時間許してくれるわけではない。少しずつ降りるアクションからボールを引き出しつつ、サイドからの突破の道筋を探っていく形にシフトしていく。
押し込むバイエルンは25分にPKで先制。スカルビーニのハンドで得たPKは一度は止められるものの、GKの動き出しが早かったことで蹴り直しに。2回目のPKをケインが仕留めてリードを奪う。
非保持においても少しずつテンポを握ることができたバイエルン。ハイラインではCBが広い守備範囲で潰しを発揮。抜けられた場面でもウルビヒがカバーする。
リードで迎えた後半も展開は同じ。ややスローになった前半終盤のペースをプレスで引き締めると、そこからは一方的にバイエルンペース。アタランタの縦に速いカウンターを圧殺し、押し込んでいく。
2点目のケインのゴールはボックス内でのアクロバティックな身のこなしから。こういうことをされてはお手上げ、というニュアンスのゴールだった。
3点目は左サイドでのオフリのボール奪取から横断で右サイドまで展開。最後はカールが仕留めてリードをさらに広げる。仕上げはファストブレイクから。ディアスがハイラインを一気に破り、ループで4点目を決めた。
アタランタはサマルジッチの一撃で1点を返すが、反撃はここまで。試合は2試合合計で大きな得点差をつけたバイエルンが準々決勝進出を決めた。
ひとこと
このテンションで4点とるバイエルンは怖い。
試合結果
2026.3.18
UEFAチャンピオンズリーグ
Round 16 2nd leg
バイエルン 4-1(AGG:10-2) アタランタ
フースバル・アレナ・ミュンヘン
【得点者】
BAY:25′(PK) 54′ ケイン, 56′ カール, 70′ ディアス
ATA:85′ サマルジッチ
主審:ブノワ・バスティエン
