
ストライカー、かくあるべし
序盤、勢いよくハイプレスに出ていったのはヴォルフスブルク。トップのアムーラの誘導からプレスのスイッチを入れるとドルトムントのバックスに勢いよく襲いかかる。
しかし、ドルトムントは落ち着いて対応。左右にボールを動かしながら誘導を外すと、徐々に敵陣でのプレータイムを増やす。保持の中心はワイドのCBでジリっと重心が敵陣に動いたイメージである。細かい保持でも降りるアクションを相手のプレスの一手先に行うことでフリーの選手を作る。パスワークも細かく向きを変えるので、一歩遅れると捕まえづらい仕組みになっていた。
左サイドからのカウンターで反撃を狙うヴォルフスブルクだが、カウンターは単発。余裕を持ってドルトムントに処理されてしまう。むしろ、ハイプレスからアントンを咎めたアムールが決定機を迎えるが、これはシュートが枠外。勢いづいてプレスに来るヴォルフスブルクに対して、すぐに背後を取るアクションからのチャンスで冷や水をかけたブラントは見事だった。
そのブラントはセットプレーからニアに入り込んで先制点をゲット。優位な前半にスコアを動かす。以降もポゼッションから主導権を握ったドルトムントがリードのままハーフタイムを迎える。
後半、ヴォルフスブルクはハイプレスを仕掛けてリズムを仕掛けていく。ドルトムントは広げながらのポゼッションで対抗。右のWBのリエルソンからボックス内を狙っていく。
一進一退の攻防の中でゴールを決めたのはヴォルフスブルク。セットプレーからコウリエラキスが同点ゴールを決める。
その後もファストブレイクを中心に攻撃を続けるヴォルフスブルク。追いついた後の主導権は明確にヴォルフスブルクにあったと言っていいだろう。
だが、フィニッシャーであるアムーラのシュートの精度がなかなかこの日はついてこない。多くのシュートチャンスを得るが、精度の伴うシュートを放つことができない。
そんなヴォルフスブルクを尻目にドルトムントが勝ち越しゴール。アムーラにストライカーの仕事を教えるようなギラシの一撃でドルトムントは終盤に勝ち越しに成功する。
このゴールを守り切ったドルトムント。敵地で勝ち点3を手にすることとなった。
ひとこと
ストライカー、かくあるべしというゴールだった。
試合結果
2026.2.7
ブンデスリーガ
第21節
ヴォルフスブルク 1-2 ドルトムント
フォルクスワーゲン・アレナ
【得点者】
WOL:52′ コウリエラキス
BVB:38’ ブラント, 87′ ギラシ
主審:ティモ・ゲラーチ
