
すがるソシエダを振り切る
まずハイプレスに出ていったのはソシエダ。対するアトレティコはプレス回避にトライ。セルロートへのロングボールや、左サイドに枚数をかけながらショートパスで前進していく。
サイドにボールをつけてから仕掛けていくのはルックマン。カットインからインサイドに差し込む形で押し込むことに成功すると、先制したのはアトレティコ。セルロートをターゲットにしたロングスローが炸裂し、5分でスコアを動かす。
しかし、ソシエダはすぐに反撃。バレネチェアとソレールが細かい段差を作り、最後はソレールが一撃。わずか4分で振り出しに戻すことに成功する。
失点以降、ポゼッションを引き上げていくアトレティコ。引き続きセルロートへのロングボールを軸にしつつ、SHとSBの連携から崩しを模索。クロスを上げる形さえ作れれば高さ勝負に持ち込めるため、サイドからえぐっていくアプローチはシンプルかつ有効だった。
一方のソシエダはサイドでギャップを作られることを避けるため、SHが下がって対応。その結果、全体の重心が下がる苦しい展開となる。
アトレティコはセルロートのポストでインサイドに起点を作り、そこからサイドへ展開。左サイドではルックマンとルッジェーリの関係からクロスを供給し、順調に敵陣へ侵入していく。
対照的にソシエダは押し下げられる展開の中で逆襲の一手を打てず。スチッチがキャリーで前進する場面はあったが、シュートはオブラクの正面。なんとかリードを許さずに前半を折り返すのが精一杯だった。
後半もアトレティコがポゼッションから主導権を握る。サイドと中央のバランスよく崩せていたが、早い時間帯で3枚交代を敢行。主力を投入して一気に勝負をかける。
前線にアルバレスが加わったことで攻撃はさらにシャープに。中央のポストからサイドへ加速する形でチャンスを量産するが、シュートは枠外が続く。そうした流れの中で生まれた67分のゴンサレスのゴールは、むしろようやくといった一撃だった。
しかし、この日のソシエダの伝家の宝刀である即時反撃が炸裂。オヤルサバルのミドルが突き刺さり、再び同点に追いつく。
それでも優勢をスコアに反映したいアトレティコは攻撃を継続。決めたのはまたしてもゴンサレス。今度はヘディングでネットを揺らし、貴重な決勝点を奪う。
打ち合いを制したアトレティコ。ソシエダを下し、勝ち点3を手にした。
ひとこと
アトレティコ、見事な火力だった。
試合結果
2026.3.7
ラ・リーガ
第27節
アトレティコ・マドリー 3-2 レアル・ソシエダ
リアド・エア・メトロポリターノ
【得点者】
ATM:5′ セルロート, 67′ 81′ ゴンザレス
RSO:9′ ソレール, 68′ オヤルサバル
主審:アドリアン・コルデロ
