
大団円に近づく
年始からの無敗記録は引き分けが多かったものの、春先から勝利が増えてきて本格化。逆転で欧州どころかCLの出場権の可能性もほんのり見えてきたボーンマス。対するは欧州へのルートは欧州からつかむ必要がありそうなクリスタル・パレスとの一戦だ。
試合は序盤から両チームの欧州までの道のりを痛感するような展開だった。国内を頑張ることしかできないボーンマスは積極的なポゼッションでスタート。バックラインにプレスに来ないパレスに対して、サイドから押し下げて一方的に殴っていく。
押し込む頻度が高かったボーンマスはそのまま先制ゴールをゲット。セットプレーからエヴァニウソンが仕留めた一撃はギリギリでゴールを超えていたという判定。あってよかったGLTというゴールで試合を動かす。
先行を許したパレスは反撃に出たいところ。ボールを左右に動かしながらボーンマスの4-4-2のポゼッションをひっくり返しにいくが、ブロックに勝負パスを入れる手前ですでにミスが出てしまう。鎌田のキャンセルミスやヘンダーソンのクロスカットの空振りなど、自陣での怪しいミスが目立つ。
すると、このミスの連鎖からボーンマスが追加点。クロスをヘンダーソンが落としてしまい、そこからPKを献上。このPKをクルーピが決めてボーンマスはリードを広げる。
以降は試合のテンポを落としながらコントロールするボーンマス。パレスからボールを奪った後はスローダウンしながら落ち着いて試合を運ぶ。パレスは無抵抗のまま2点ビハインドでハーフタイムを迎える。
後半頭にパレスは選手を3人交代。明らかにECLの2nd legを見据えての交代で試合のテンションは一気に変化。付き合うテンションになったボーンマスが逆に押し込まれてしまう展開が増えるという少し不思議な展開に。押し込む状況自体に奮い立たされた感があるクリスタル・パレスが少しずつボックス付近にチャンスを作っていく。
しかしながら、再び自陣でのミスが目立つようになると、再びペースはボーンマスに。交代で入ったミッチェルもこの日のパレスのテンションに侵されるようなミスが出ていた。そうなると、それまでは手応えもあった攻撃も停滞するのが面白い。
77分のライアンのゴールで試合は完全に決着。ブルックスとの縦関係であまりにもあっさりと決まった追加点で試合はさらにお開きの様相を呈する。
現状の両チームのテンションの差が全面に出た試合。ボーンマスはリーグ戦での大団円にまた近づいた勝利となった。
ひとこと
明らかにテンションの差があった試合だった。
試合結果
2026.5.2
プレミアリーグ 第35節
ボーンマス 3-0 クリスタル・パレス
ヴァイタリティ・スタジアム
【得点者】
BOU:10′ エヴァニウソン, 32′(PK) クルーピ, 77′ ライアン
主審:ロベルト・ジョーンズ
