
火力勝負という得意分野で大勝
状態を上げて首位の鹿島を追走するFC東京。ホームに水戸を迎えての一戦を制して連勝といきたいところだ。
4-4-2同士の噛み合わせとなったこの試合、立ち上がりからチャンスを作っていったのは水戸。左右のサイドからクロスを上げてボックス内に。特に左サイドの新井は室屋相手に1on1でもクロスを上げ切る事ができる頼もしい存在だった。
FC東京はマルセロ・ヒアンや佐藤龍之介といった前線の個人を生かしたロングカウンターから一発での陣地回復を狙う。高い位置から追い込んでいきたい水戸はハイラインで迎撃するが、徐々にFC東京は抜けきらないまでも押し返すシーンが出てくるように。
だんだんとFC東京ペースとなってきたように思われたこの試合だったが、先制点は水戸。セットプレーの流れからダニーロがゴールをゲット。ニアに飛び込んだ見事なシュートで先に試合を動かす。
FC東京は常盤がサリーする後方3バック化から背後を狙っていくアクションを増やす。特に右の室屋が背後をとったところからの連携で横断や直線的にゴールに迫っていく。こうした手数をかけた攻撃とCBからのダイレクトなMFもしくはDFへの背後のスペースにつける形とを使い分けながらゴールに向かう。
同点ゴールは35分。水戸のプレス回避のところを咎めることに成功すると、ラインが下がりっぱなしだった板倉のところに入り込んだヒアンが長いレンジからのシュートでゴール。試合を振り出しに戻す。
攻撃の勢いを増すFC東京。フィフティーのボールに対する粘りから板倉のバックパスミスを誘発すると、佐藤恵允がゴールをゲット。水戸のミスを見逃さずに逆転に成功する。
さらには追加タイムにはPKを獲得したFC東京。マルセロ・ヒアンが仕留めてさらにリードを広げる。
引き続きボールを持ちながらの試合となったFC東京。水戸はラインを上げながら反撃を狙うが、抜け出すシャープさでFC東京が上回る展開に。
非保持においては高い位置からプレスをかけていくFC東京。一気に縦に早い展開を生み出していく。
両チームのシンプルな速い攻撃の質勝負になると上回るのはFC東京。室屋と佐藤龍之介がさらに2つのゴールを決める。
交代で入った話題の安藤が一矢報いるが反撃はここまで。大量得点のFC東京が連勝をさらに伸ばした。
ひとこと
火力勝負という土台においては明らかにアドバンテージがあるFC東京だった。
試合結果
2026.4.24
J1百年構想リーグ
第12節
FC東京 5-2 水戸ホーリーホック
味の素スタジアム
【得点者】
FC東京:35′ 45+5′(PK) マルセロ・ヒアン, 43′ 佐藤恵允, 68′ 室屋成, 74′ 佐藤龍之介
水戸:17′ ダニーロ, 70′ 安藤晃希
主審:上村篤史
