Fixture
プレミアリーグ 第32節
2026.4.11
アーセナル(1位/21勝7分3敗/勝ち点70/得点61 失点22)
×
ボーンマス(13位/9勝15分7敗/勝ち点42/得点46 失点48)
@エミレーツ・スタジアム
戦績
過去の対戦成績

過去10回の対戦でアーセナルの7勝、ボーンマスの2勝、引き分けが1つ。
アーセナルホームでの戦績

アーセナルが8勝、ボーンマスが1勝。
Match facts from BBC sport
- アーセナルはボーンマスとのホームの公式戦初めの8試合で全勝したが、直近の試合である昨季は2-1で敗れている。
- ボーンマスは直近3試合のリーグでのアーセナル戦で2勝。それ以前の14試合より多い勝利数(W1,D2,L11)。
- アーセナルは直近4試合のリーグ戦で連勝中。今季3回目の5連勝を狙う。3回以上の5連勝以上のランを記録すれば2013-14,2022-23以来3回目。
- ボーンマスは11試合リーグ戦負けなし(W4,D7)で、2024年11月~2025年1月に記録したクラブのプレミア無敗記録(W7,D4)に並ぶ。その一方で6試合連続引き分けとなれば、2009年11月のマンチェスター・シティ(7)以来の記録にもなる。
- アーセナルは勝利すれば今季のプレミアにおける最長連勝記録に並ぶ。先に述べたように達成すれば3回目。リーグ全体で達成したチームはアストンビラ、リバプール、マンチェスター・シティだが、全て1回ずつ。
- ボーンマス(65回で5得点)とアーセナル(64回で6得点)は今季のプレミアで最もダイレクトアタックを繰り出しているチーム。ボーンマスの前節のユナイテッド戦は7回を記録しており、1試合におけるプレミアでのダイレクトアタックの回数としては最多タイ記録。
- アーセナルは今季のプレミアで1試合平均被ゴール期待値が0.71であり、2021-22のシティ(0.65)以来最も低い数字。
- デクラン・ライスはボーンマス相手のゴール数(5)とゴール関与(7)が他のどの相手よりも多い。7つのゴール関与は直近8試合の出場で全て記録されている。
- アドリエン・トリュフォーは今季のプレミアで74回のオーバーラップランを記録。他のどの選手よりも36回以上多い。オープンプレーでのアシストは3回でプレミア3位、アシスト期待値も2.4回で4位。
- イーライ・ジュニア・クルーピはユナイテッド戦のゴールで今季プレミア9得点目。プレミア1年目となるシーズンで二桁ゴールを決めた10代選手が誕生すれば1999-2000シーズンにコベントリーに所属していたロビー・キーン(12)以来のこととなる。
スカッド情報
- ブカヨ・サカ(?)
- マルティン・ウーデゴール(?)
- ユリエン・ティンバー(打撲)
- エベレチ・エゼ(脚)
- ミケル・メリーノ(脚)
- ピエロ・インカピエ(?)
- イーライ・ジュニア・クルーピ(?)
- ルイス・クック(腿)
- タイラー・アダムス(?)
- ジャスティン・クライファート(膝)
- ジュリオ・ソレール(腿)
予習
第29節 ブレントフォード戦

第30節 バーンリー戦

第31節 マンチェスター・ユナイテッド戦

今季ここまでの道のり

予想スタメン

展望
新時代の戦い方を固めるフェーズ
アーセナルにとってはCLの合間に挟まれたタフな日程となった今節のリーグ戦。土曜の昼下がりにエミレーツに迎えるのはボーンマス。疲労が溜まる状況で迎える相手としてはかなり厄介な部類のチームだ。
ボーンマスにとって敗戦はかなり久しく、前回のアーセナル戦まで遡る必要がある。2026年の初戦以降、リーグ戦ではまだ敗れていない。
しかしながら直近5試合はすべてドロー。通算15の引き分けは、リーグで2番目に引き分けが多いリーズよりも3つ多い数字となる。よく食らいついたと評価できる試合もあれば、評価の難しい内容も混じる。
引き分けが続くことで順位はむしろ下降トレンド。3か月以上負けから遠ざかっているにもかかわらず、アーセナルとの前回対戦以降で順位はわずか2つしか上がっていない。
前回対戦からのテーマで言えば、間違いなくエースのセメンヨの離脱をどう埋めるか。長きにわたりチームの大黒柱として君臨していたアタッカーの穴埋めとして期待されるのは、新たなWGコンビであるアドリとライアンの2人だ。
左右を入れ替えるケースもあるが、基本は左がアドリ、右がライアン。いずれもカットインからのシュートが得点パターンに組み込まれており、殺傷性の高いサイドアタックはセメンヨ不在後も健在。特に右のライアンは単独でゴールに向かう鋭さを持っている。
両SBはWGをサポートする形で高い位置に侵入。ヒメネスとトリュフォーはボックス内まで入り込むことができれば、クロスやラストパスで直接得点に関与することができる。CHも積極的にボックス内に飛び込み、エヴァニウソンやクルーピといった前線だけでなく、全体で厚みのある攻撃を作り出している。
セメンヨ不在後の変化として見えるのは、インサイドからテンポを作ろうとする意識だ。少し前のリバプール戦では、甘いプレスに対して細かいパス交換でリズムを整え、相対的にスローな展開から時間を生み出していた。
逆に言えば、そうしなければ終盤はタフになるということの裏返しでもある。90分走り切れるセメンヨの不在は終盤の馬力低下に直結。ラストでギアを上げきれないことが、10人のユナイテッドを仕留めきれなかった試合のように、勝ち点ロスに繋がっているのは間違いない。
3週間のインターバルを経て、どこまでフレッシュさを維持できるか。それが難しいのであればテンポコントロールを主体的に行えるか。セメンヨ後のプレミアでの戦い方を固める終盤戦になるだろう。
いきなり行ったり来たりは避けたい
以前ほど顕著ではないが、ボーンマスの非保持は依然として前に勢いを出すマンツーベース。縦一辺倒ではなくなったとはいえ、高い位置でボールを奪えれば鋭いカウンターに移行できる構造は変わらない。
アーセナルとしてはまずここを外せるかが重要になる。前回対戦では大きくポジションを動かすことでマンツーの基準を崩し、ギャップを突いて前進することができていた。

ここで気になる要素が2つ。1つはウーデゴールの状態。ソルバッケンがセットバックを示唆したようにこの試合のウーデゴールの出場は不透明。このローテーションはウーデゴールの存在ありきであるため、ズレの起点が出場できないのであれば話はガラッと変わってくる。
もう1つはスビメンディ。ちょうど前回対戦の時期はウーデゴールの降りるアクションに呼応するように高い位置に出ていくスビメンディが進撃していたが、最近ではそうした場面は控えめ。後方に沈むように構える形が多く、攻め上がることができない。
キャリー性能を考えれば、高い位置での貢献はもう少し見たいところ。ここから今季全休になったとしても十分な貢献度であるけども、もう一踏ん張り最終盤に貢献が欲しいところである。
ボーンマスの馬力がある序盤から行ったり来たりの展開に付き合うのは避けたいところ。まずはプレスを外し、ハイテンポな展開を諦めさせることが先決だ。押し込んだ状況で、相手の得意ではないブロック守備に引き込む形に持ち込みたい。
非保持ではセネシやヒルの背後への配球に警戒が必要。特にCLでアラウホに背後を取られたホワイトは要注意。裏抜けと最終ラインからの配球の組み合わせは、警戒レベルを引き上げるべきポイントだ。
3つのコンペティションを戦い抜く中で久しぶりに戻ってきたリーグ戦。終盤戦に向けて止まっていた時計の針を再び進め、勝ち点3を手にしたいところだ。
