
あまりにも勿体無い自滅
ELでは逆転での決勝進出を果たしたアストンビラ。休む間もなく中2日で迎えるターフ・ムーアはハードではあるが、後ろに控える残り2つのリーグ戦を考えると、まずはここを勝利して5位以内の座を確実なものにしたいところだろう。
だが、序盤から勢いに乗っていたのはホームのバーンリー。ハイプレスでアストンビラの保持を阻害すると、右サイドへのファストブレイクから攻撃でも活路。チャウナのスピードを活かす抜け出しや、その抜け出しをフリに使った右サイドに流れるハンニバルからのチャンスメイクを行う。
その勢いのまま先制点を決めたバーンリー。右サイドのチャウナの折り返しで横断すると、大外をフリに使ったウゴチュクのミドルのこぼれをアンソニー。ボックス内での対応が全体的に緩かったアストンビラにシャープさで差をつけてリードを奪う。
以降もやや寝ている間のある守備が目についたアストンビラ。スポット的ではあるが、右サイドからのファストブレイクの対応には手を焼くこととなった。
アストンビラは失点以降は落ち着いてボール保持ができるように。3-2-5気味を基本として、そこからバークリーの列落ちなどで変化を加えながら少しずつバランスを崩していく。
最初は外循環に終始していたアストンビラの保持だが、時間経過とともにボックス内への飛び込みに時間差をつけるなど、アタッキングサードの攻略に手応えを掴むように。ワトキンスがネットを揺らしたシーンはオフサイドではあったが、直後のセットプレーからバークリーが同点弾をゲット。前半のうちに追いつくことに成功した。
後半も展開は同じ。基本的にはアストンビラがボールを持つ形。バーンリーはスポット的にサイドからのリカバリーをかけていくが、頻度としてはアストンビラが上。バーンリーが後半立ち上がりからプレスをかけてきたことをひっくり返すように、擬似カウンターのような形からの加速でバーンリーを追い詰めていく。自陣への戻りが間に合わない状態が続くバーンリーは前半以上に冷や汗をかく展開となった。
アストンビラはロングボールから一撃で勝ち越し。ロングフィードから抜けたワトキンスの仕事で逆転に成功する。
このままいけば順当に押し切れるはずだったが、自陣でのビルドアップでキャッシュのロストからフレミングに同点ゴールを献上。これでバーンリーが息を吹き返すように。勝てそうなムードが一変して、相手と組み合うような形になるのはサンダーランド戦と同じ。その試合では結果的に勝利をしたが、この試合では勝ちきれないまま勝ち点を落とすこととなった。
ひとこと
あまりにももったいない自滅だった。
試合結果
2026.5.10
プレミアリーグ 第36節
バーンリー 2-2 アストンビラ
ターフ・ムーア
【得点者】
BUR:8′ アンソニー, 58′ フレミング
AVL:42′ バークリー, 56′ ワトキンス
主審:アンソニー・テイラー
