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「Catch up Premier League」~2026.5.19 プレミアリーグ 第37節 ボーンマス×マンチェスター・シティ ハイライト

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タイトルの行方とクラブ史上初の欧州行きが決定

 前日にはアーセナルが勝利。シティは勝ち点を落とせば、22年ぶりのプレミア制覇が決まる状況となった。プレッシャーがかかる場面で迎える相手はボーンマス。クラブ史上初の欧州カップ出場権まであとわずかという位置につけており、勝てば金曜に敗れたリバプールも射程圏内に入る。このタイミングで迎える相手として、シティにとって歓迎できる状況ではないだろう。

 序盤から強度の高い入りとなったこの試合。やはり目についたのは、ボーンマスの躊躇のなさだろう。高い位置からプレッシャーに行き、後方の同数も問題なく受け入れる。ハーランド相手のハイラインにも全く臆することがないスタンスだった。

 それでも、シティはハイプレスを落ち着かせることには成功していた。サイドから丁寧に押し込み、枚数をかけながら手数を使って崩したり、あるいは背後のセメンヨを使って一発で攻略しに行ったりなど。幅を使う形でも、ファストブレイクでも、古巣対決となったセメンヨはボーンマスにとって厄介な存在だった。

 引いて受ける局面では、ライアンがかなりオライリーを気にしていた。スミスと連携しながら、一方が最終ラインをプロテクトし、もう一方がオライリーをマークすることで、自由度の高い相手をフリーにしない。

 かなり練ったプランを組んでいたボーンマスだが、ドクのミドルなど、シティにも手応えのある攻撃はあった。互いに決勝戦らしい緊張感を漂わせる展開だった。

 シティは非保持においては4-2-4のハイプレス。アーセナルを苦しめた形で敵陣から圧力をかけていく。

 それでも、今のボーンマスのビルドアップは見事。左サイドではセネシを起点に、タヴァニアとトリュフォーの連携で前進していく形に加え、左右へ揺さぶりながらアダムスやスコットへボールを入れるパターンも。まさに4-2-4のプレスの狙いを外す形から前進していった。

 互いに「こういうことができます」という自己紹介を済ませた序盤を経て、中盤以降はやや沈黙。高い位置をキープする最終ラインが、相手アタッカーに対して一歩先に準備をしているシーンが続いた。

 シビアな展開が続く中で違いを見せたのは、ボーンマスの左サイド。わかっていても前進できる凄みを見せながらサイドの奥をえぐると、最後はクルーピ。職人のようなミドルを沈めて先制点を奪う。ホームチームのリードで前半を折り返すこととなった。

 後半は非常にオープンな立ち上がり。先にチャンスを迎えたのはシティだった。カウンター局面で1枚を外したハーランドから、オライリーが決定機を迎える。このようなスピードに乗ったカウンターは、前半よりも手応えがある状況。シュートまで辿り着く場面は増えていた。

 しかしながら、ボーンマスもすぐさま反撃。中央でのキープに呼応するように、左サイドのオーバーラップで仕上げにかかる形を継続。保持局面を作れれば、こちらも十分に手応えを感じられる内容だった。

 後半10分過ぎに、シティは3枚替えを敢行。しかし、この交代はあまり攻撃のブーストにはつながらなかった印象だ。中盤を攻撃的にした分、逆にボーンマスにインサイドで簡単に起点を作られ、攻め込まれる時間が増えてしまった感がある。

 70分台にはシティが押し込む時間帯もあったが、80分台にはファストブレイクからボーンマスに決定機。ブルックスが2度のビッグチャンスを迎えるが、いずれもゴールネットを揺らすことはできない。

 2点が必要なシティは、後半アディショナルタイムにハーランドの一撃で追いつく。しかし、得点はそこまで。アーセナルのプレミアリーグ制覇とともに、ボーンマスのクラブ史上初となる欧州カップ戦出場が決まる結果となった。

ひとこと

 左サイドのユニットの破壊力が凄まじいボーンマスだった。

試合結果

2026.5.19
プレミアリーグ 第37節
ボーンマス 1-1 マンチェスター・シティ
ヴァイタリティ・スタジアム
【得点者】
BOU:38′ クルーピ
Man City:90+4′ ハーランド
主審:アンソニー・テイラー

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