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「初日はエモくスタート」〜2019.2.21 乃木坂46 7th BIRTHDAY LIVE Day 1 レビュー

    こんなnoteは書くつもりはない!と思ったんだけど、書いて欲しいという要望が述べ3件ほど来たのでせっかくなので書こうかなと思う。述べ3件ということは紐解けば単独犯という可能性も正直あるのだが、通信状況がよろしくない物販の待機列においては「昨日のライブについて振り返って、それを明文化する」という行為は非常に質の高い暇つぶしであることに気づいてしまった。恥ずかしいと思いつつも、すでにこんな記事を書いてしまってる以上、恥ずかしいもクソもないと思い直しました。

   述べ3件の要望とは言え、乃木坂について少なくとも1人は僕から情報を欲しがっているというのは事実であるようだし、乃木坂に関しては出来るだけ求められたものについては答えていきたいと思ってるので、ちょっと試しに書いてみようと思う。いつも見ている皆さんが興味本位で覗いた時に備えて、なるべくサッカーを挟みつつやっていきたい。

   いいですか、みなさん。暇つぶしですからね。いつも優しい声が多いみなさんなので信用してますが、さらに甘く見て欲しいです。僕の後輩はいつも小さい紙コップ1杯のコーヒーにスティックシュガーを2本入れていて「やばっ」と常々思っているのだが、今日ばかりはそんな彼と同じように僕をそういう風に扱ってほしいと思うのです。

目次

バースデーライブとは

乃木坂やバースデーライブに知識がある方はここは読み飛ばしていい。毎年乃木坂はCDデビューをした2012/2/22を誕生日として祝うライブをやる。開催は基本的にはこの時期だが、会場が抑えられなくて夏にやる(2016,2018)こともある。全曲披露をベースに1stシングルから順番に乃木坂のライブを振り返るのが基本だが、卒業ライブのために順番がぐちゃぐちゃになったり(2017)、そもそも違うコンセプトを打ち出した(2018)時もあった。今年に関しては時事系列を大事にしつつ、初日不在だった生田絵梨花や最終日に行う西野七瀬の卒コンを考慮し、たまに飛ばす曲がありというセトリになっていた。

「エモい」初期曲たち

    セトリはこちらを参考に。

乃木坂46バスラ2019|セトリまとめ【2/21,22,23】京セラドーム大阪|Lyfe82019/2/21・2/22・2/23開催分の、「乃木坂46 7th YEAR BIRTHDAY LIVE」京セラドーム大lyfe8.com

    ライブにおいては座席は重要なファクターであるのだが、この日の座席は3Fスタンド、サイド側の最後方という比較的厳しい戦いとなった。ライブを楽しむ分には問題ないのだが、メンバーを肉眼で見ようとしたら、サッカーで言えばトルコのアウェイ遠征くらいハードである。幸いこの日は周りのお客さんがよくMCで笑ったり、和やかな方が多かったので、比較的楽なトルコ遠征になった。

    ライブの中身の話をすると、登場の仕方がエモい!「エモい」という言葉は松村沙友理を中心にこの日のMCでも度々登場し、前半戦のキーワードにもなったと言ってもいいのだが、1期生が当時のオーディションの番号順に呼ばれて登場するのはかなりエモかった。

    ちなみに1stシングルから順番に歌うのは、2016年夏に以来2年半ぶりなのだが、1期生はライブの冒頭を鮮やかに決めようという気持ちが見える一方で、この歌をこのメンバーで歌うのは最後というどこか噛み締めるような側面もあったように思う。実際に3/31に卒業する衛藤美彩は最後になるだろうし、他にも1stシングルの歌を歌うことなく乃木坂を去るメンバーもいるはずだ。明るくもどこか浸るようなメンバーの表情は印象的だった。

    ちなみにこの日のもう一つのキーワードは「飛ぶ」。サッカーにおいてはGKから低いフィードを飛ばしてチャンスメイクするのがトレンドだが、どうやら乃木坂では齋藤飛鳥や白石麻衣を飛ばすことで質的優位を確保しようとしていたようだ。実際に効果はてきめんで、一番はじめに飛ぶ演出を使った「おいでシャンプー」では、飛ぶ齋藤飛鳥に気を取られて、序盤のオタクのコールがややおろそかになるという現象も見られた。「白石麻衣さんは美しすぎて、空も飛べるようになりましたー!」と大喜びする松村沙友理が印象的だった。

前半でオタク目線でよかったポイントとしては

・「失いたくないから」で齋藤飛鳥と頭をぶつけた後、そちらに気を使うあまり逆サイドのメンバーと頭をぶつける桜井玲香。
・「狼に口笛を」で存在感を示す北野日奈子。
・みなみちゃん、MCでも偉いねぇ。

2大エースとデュエットを決める高山一実

   「渋谷ブルース」(実は結構好きな歌)を白石麻衣と歌い上げた高山一実。終わった後のMCで「何か好きな曲、1つ歌ってみれば?」と白石麻衣に唆された高山一実が選んだのは西野七瀬のソロ曲の「光合成希望」だった。曲中中盤以降に西野七瀬が登場し、デュエットと相成った。「たかせまる」と言われるこのコンビが、ユニット曲を持つことは僕の夢だったのだが、それが叶わなかった中で言えば2人の共演が最後のステージで叶うというのは、とっても「エモい」と言わざるを得ない。

    前半で活躍したのが松村沙友理なら、後半は高山一実が存在感を示した。コールアンドレスポンスをやりたい!からのグダグダと、成立した後に「夢が叶った」と涙を流す姿は高山一実ファンの端くれとしては、とても心にくるものがあった。もらい泣きする松村沙友理と、流れに乗れず1滴も涙が出ない新内眞衣も最高である。

前半でも曲を披露した4期生は後半では「サイコキネシスの可能性」を披露。曲中にスクリーンにプロフィールという荒業で、若干歌が入ってきづらかった。清宮レイの大物感と遠藤さくらが年内に福神抜擢される予感を感じ取ることができた。

    それにしても白石麻衣さんのセンター曲は盛り上がる。特に「ガールズルール」は場を一変させる曲だ。「ロマンティックいか焼き」でのパフォーマンスもそうだけど、彼女自身がライブを楽しもうという気持ちがファンに乗り移ってる感じがする。あと、この曲でも白石麻衣さんは飛びました。

    余談だけど自身がいきなり抜擢された「バレッタ」が披露されるまで、32曲も冒頭温存された堀未央奈。体調不良なのかと思って心配した気持ちを返して欲しい。

    後半はサッカー要素0でお送りしました。アンコールも含めて4時間弱の長丁場、計45曲の初日のライブ。ファンもメンバーもスタッフもタフな4日間になりそうだが、体調に気をつけながら残りの3日間も楽しみたい。

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