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「Catch up FIFA World Cup 2026」~2026.6.20 アメリカ・メキシコ・カナダW杯 グループF 第2節 オランダ×スウェーデン ハイライト

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インサイドに起点を生んだオランダが5得点の大暴れ

 序盤から試合を支配したのはオランダ。立ち上がりのダンフリースへのロングボールからスタートする形でスウェーデンのプレスを牽制すると、前がかりにきたスウェーデンの入りをひっくり返す形で先制。ブロビーのポストから左サイドのラインダースに繋がると、そこから背後を取っていくガクポからゴールを完結。起点となったブロビーがそのまま終点を務める。

 対するスウェーデンもロングボールから前進の機会を窺うスタート。しかしながら、チュニジア戦と異なり簡単にギョケレシュ一発では前進することができない。ロスト後もオランダは即時奪回を仕掛けてポゼッションを回復。ギョケレシュにカウンターの機会を与えないまま封殺する。

 スウェーデンにとって誤算だったのは5-4-1気味に守るブロック守備がほとんど機能しなかったことだろう。先制したことで余計に縦パスを差し込むトライを行っていくようになったオランダに対して、スウェーデンは完全に後手に。この日は右のSHでのスタメンとなったマレンはサマーフィルと比べると、こうしたファジーなポジションを取るのが上手。縦パスをレシーブしたところから、右の大外のダンフリースにボールを振ってブロビーがゴールを決める。この縦にパスを差し込む意識がオランダの主導権をキープするきっかけになった感じがした。

 しかし、スウェーデンは少しずつカウンターを打てるように。ファン・ヘッケのキャリーなどオランダは少しずつ隙を見せていく。スウェーデンがボールを持つ局面においてもオランダが日本戦で見せたデ・ヨングの5バック埋めを活用。中盤にギャップができたところにイサクが顔を出すことでチャンスを作る。

 ミドルゾーンでの攻防が激しい状況。2点のビハインドとなったスウェーデンは4-4-2気味にシフトする。フォーメーション変更を仕掛けた理由は難しいところだけども、5バックでも降りる選手に迎撃できないのであれば、4-4-2のような形でサイドの迎撃と前線のカウンター枚数の確保を両立させたかったのではないか。

 4-4-2にシフトした後もオランダの縦にギャップを作る関係性に苦戦はさせられたスウェーデン。サイドではガクポの縦の突破が健在でこちらも対策してもなお苦しい状態だ。

 スウェーデンはラガービエルケのFKでネットを揺らすがオフサイド。ギョケレシュのFKも含めてセットプレーから惜しいシーンを作り出す。

 後半も試合の主導権はオランダ。4-4-2でブロックを組むスウェーデンに対して、ギャップにボールを差し込んでいく。狙い目となったのはオランダから見て右のハーフスペース。非保持においては左のSHに入るケースもあったイサクとアヤリの間に選手を入れ込んで、縦パスを差していく。

 このギャップから再びサイドの裏を狙い撃つことができるオランダ。前半に何回も見た形から一気に背後を取ってガクポがゴールを決める。ハーフタイムに交代で入ったサマーフィルも起点に。スムーズに試合に入ることができた。

 さらにガクポのカットインからオランダは追加点。サイドで自由にこの人にやらせてしまうと、なかなかめんどくさいところがある。

 エランガを投入し、4-4-2からさらにサイドのスピードを強化することでギアアップするスウェーデン。1点は返したものの、総じて4-4-2のラインはガタガタ。特に中盤の前後に大きなギャップが空いてしまい、このスペースを狙ってくるオランダのアタッカー陣を捕まえられず。延々とスピードアップを繰り返されることに。

 試合はオランダの勝利。最後はサマーフィルの2試合連続ゴールで大量得点を締めくくることに成功。勝ち点3と大きな得失点差を確保した。

ひとこと

 スウェーデン、ベースとなるブロック守備で歯が立たないのであれば、なかなか厳しいものがある。

試合結果

2026.6.20
アメリカ・メキシコ・カナダW杯
グループF 第2節
オランダ 5-1 スウェーデン
ヒューストン・スタジアム
【得点者】
NED:5′ 17′ ブロビー, 47′ 54′ ガクポ, 89′ サマーフィル
SWE:59′ エランガ
主審:マイケル・オリバー

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