MENU
アーカイブ
カテゴリー

「Catch up FIFA World Cup 2026」~2026.6.21 アメリカ・メキシコ・カナダW杯 グループG 第2節 ベルギー×イラン ハイライト

目次

決め手不足のスコアレスドロー

 エジプト相手にドロー発進となったベルギー。幸い、このカードはドロー決着祭り中なのでここをものにすれば出遅れをリカバリーすることができる。イラン戦は大事な位置付けの試合となる。

 序盤からボールを持つのはベルギー。イランは5-4-1がベース。マイナスのパスに対して、ぐいっとラインを上げるようなアクションを見せるが、CBまでは深追いはしないスタンス。メシェレとヌゴイの2人は安全地帯として活用することはできる。

 インサイドでは強引にルカクでラインを下げさせる手段もなくはなかったが、基本的には左サイドからの進撃がこの日のメイン。トロサールの縦突破は5枚を並べているイランに対しては悪くはない当て方だったように思う。

 イランはボールを持つ側に回ると、GKを基準にCBが大きく左右に開く形でショートパスからの前進を示唆。即時奪回のところを除けば、ベルギーは前から追っていくようなタイプのチームではない分、プレッシャーは限定的。

 ロングボールから一発で抜け出す形を含めて、イランが前進に困っている様子はなし。ベルギーを押し返す場面もあった。その機会からイランはネットを揺らすがオフサイド。壁の間を割るトリックプレーは僅かに飛び出しが早い分、スコアにはつながらなかった。

 ベルギーは以降も押し込む展開を中心とするが、なかなか変化をつけるアタッキングサードの動きが出てこない。トロサールのインサイドを噛ませるワンツーはキレ自体は悪くはない一方で、イランのミドルシュートのブロックが間に合っている。縦への揺さぶりが少し足りていないようにも思う。

 そこを補うアクションとしてみられたのはデ・クーパーのバックドア。オフザボールのアクセントの付け方としては面白かった。だが、総じてパスの出し手であるデ・ブライネへのハードなタックルでイランはベルギーにスムーズな起点を許さず。代わりに手に入るセットプレーでも怖さを見せることができないまま、無得点でハーフタイムを迎える。

 後半もジリジリとした展開は同じ。どちらかといえば元気なのはイランの方で、右サイドに交代で入ったジャハンバクシュを絡めた攻撃でボックスに入っていく。

 決め手がないままのポゼッションをしつつ、どこかでギアアップを狙っていきたいベルギー。しかし、そんなベルギーにアクシデントが発生。ヌゴイのDOGSOで残り時間を数的不利で迎えることに。

 このプレーから試合はイランがボールを持つ展開に転換。イランは無理にギアを上げるのではなく、引き分けでもやむなしというように試合を寝かせていく。ベルギーの前線にはプレスでこの展開を叩き起こすのもなかなか難しいという様子だった。

 終盤のデ・ブライネ→フェルナンデス=バルドの交代から残りの時間はオープンな展開に。直線的な前進手段を手にしたベルギーだけではなく、イランも恩恵を受けてスピーディーに前に進んでいく。

 しかし、どちらのチームも得点には至れず。試合は0-0。グループFはいまだに3ポイントを手にしたチームがいない4すくみ状態である。

ひとこと

 ベルギー、何が強みがわかりにくいチーム。

試合結果

2026.6.21
アメリカ・メキシコ・カナダW杯
グループG 第2節
ベルギー 0-0 イラン
ロサンゼルス・スタジアム
主審:ダリオ・エレーラ

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次