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「Catch up FIFA World Cup 2026」~2026.6.30 アメリカ・メキシコ・カナダW杯 Round 32 フランス×スウェーデン ハイライト

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一蹴されたグループF最後の砦

 前日にはオランダと日本が敗れてしまい、グループFの生き残りはスウェーデンただ一つ。よりによってと言いたくなるフランスとの一戦に生き残りをかけることとなる。

 スウェーデンの非保持は4-4-2で構える形。基本的には相手の陣形との噛み合わせのズレを少なくできる方でフォーメーションを組みたいのだろう。

 ポゼッションの主導権を握るのはフランス。インサイドのブロックにいきなりというわけにはいかないので、左右のサイドから突っついていくスタート。まずはデンベレとの1on1から打開策を探っていくというのはノルウェー戦と近しいスタンスだったかもしれない。

 自陣に押し下げられる機会が多かったスウェーデンはカウンターから勝負。ギョケレシュのポストからイサクまでというのはここまでのスウェーデンを見ていればまさしく「本命」と言いたくなるルート。アーセナルファンとしては真っ向からサリバとギョケレシュがぶつかっていれば、サリバが有利かなと思っていたのだけども、この日のギョケレシュはそれなりに収まっていた。

 ただし、それでも最終的にはなんとかしてしまうのがフランス。ウパメカノはかなり動けているし、やや本調子ではないとはいえ、サリバも最後には間に合わせてくる。カウンターで簡単に貫ける相手ではない。やや守りが不安なフランスの左サイド側を破られることもなくはなかったが、ボックス内でフランスの対応が間に合わなかったシーンはなかった。

 腰を据えて攻撃をすることができるフランスはサイドから延々と攻撃。ファーサイドに抜くように上げる山なりのクロスとポケ凸のコンボからスウェーデンのDF陣を攻め立てていく。空中戦の対応を中心にスウェーデンのDF陣はさすがという場面が続いていたのだけども、時間の経過とともに決定機を量産。各主要選手に1回ずつ決定機があったといって差し支えない程度にはスウェーデン陣内を自由に侵略していく。

 相手の決定機ミスとクロスバーにも救われながら0を続けたスウェーデンが決壊したのは前半追加タイム。エンバペの狙い済ましたコースのシュートが決まり、あっさりと先制点を決める。

 こうなるとスウェーデンは辛いところ。当然守備で前から出ていくというアクションが必要になるのだけども、それが嫌だからきっちりとブロックを組んでスペースを消すプランを選択したのだろう。自分たちの苦手分野であり、相手の得意分野で勝負をしなければいけない後半となる。

 フランスは7分で追加点を確保。プレミア時代には見られなかった柔らかいラストパスでバルコラの追加点をアシスト。これで試合自体の行方は決まった感があった。

 あとは相手次第でフランスは対応をすればいいだけ。出てくればスペースを突くようなカウンターを打てばいいし、出てこないなら時間を進めればいい。ラインの駆け引きから隙を見つけたエンバペは3点目を仕留め、スウェーデンの心を折っていく。

 ギョケレシュは最後まで前線のターゲットではあり続けたが、フランスのCBに風穴を開けることはできず。試合はフランスが完勝でR-16に進むこととなった。

ひとこと

 強豪が苦戦する流れも自分たちには関係ないよと言いたげなフランスだった。

試合結果

2026.6.30
アメリカ・メキシコ・カナダW杯
Round 32
フランス 3-0 スウェーデン
ニュージャージー・スタジアム
【得点者】
FRA:45′ 74′ エンバペ,53′ バルコラ
主審:ダニー・マッケリー

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