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「Catch up J1 League」~2026.5.17 J1百年構想リーグ 第節 京都サンガF.C.×サンフレッチェ広島 ハイライト

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開始から終わりまで寄せ付けない

 昨シーズンは共に上位で終えた両チームだったが、この試合は頭から一方的な展開に。試合開始から明らかに主導権を握ったのは広島だった。

 立ち上がりにまず違いを見せたのはセットプレー。長いレンジを狙った川辺のシュートのように変化をつけたプレーも惜しかったが、本命はボックス内での勝負だろう。マンツーで守る形が基本の京都に対し、スクリーンをかけながらフリーの選手を作っていく。この形が機能したことで広島は決定機を次々と迎えることに。

 押し込まれる京都は反撃のきっかけを見出すことができず苦戦。保持でポイントを作ることができないのであれば非保持でハイプレスに出ていこうという意識は見えるが、この日はとにかく足が重い。

 マンツーベースの守備は一歩遅れの追い方が続き、広島のボール回しについていくことができず。ハーフスペースで抜け出した中村が角度のあるところから先制ゴールを決めた結末は目の前の選手が浮いた時はとにかく捕まえるというミクロな原則を守ろうとした結果、チームとしてより大事な場所を守ることができなかったことで招いたものだった。

 基本的に前半はこの形が延々と続く。多少京都がボールを握り返したとしても、広島はワンサイドへの誘導を外すところからサイドへ進撃。さらにセットプレーからチャンスを重ねていく。主導権を握ったままハーフタイムを迎える。

 後半もペースは変わらず。京都がボールを持つ立ち上がりになったが、交代で入った本田の旋回からのパスが引っかかると、カウンターから鈴木がゴール。あっという間に追加点を奪う。

 場所と選手は違えど3点目も構造は同じ。自陣からボールを脱出させることに失敗してのカウンター。この日の京都で一番気になったフィフティーの競り合いに要所で完敗しての失点である。

 最後は前半から見られたSBの背後を狙い撃ちした4点目でフィニッシュ。意地を見せたい京都に反撃のきっかけすら許さず、あらゆる角度からのタコ殴りに成功した広島。監督の退任が発表された京都を寄せ付けず、見事な連勝を果たした。

ひとこと

 広島が立ち上がりから京都を圧倒した試合だった。

試合結果

2026.5.17
J1百年構想リーグ
第17節
京都サンガF.C. 0-4 サンフレッチェ広島
サンガスタジアム By KYOCERA
【得点者】
広島:29′ 中村草太, 49′ 鈴木章斗, 51′ 加藤陸次樹, 75′ 松本泰志
主審:飯田淳平

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