Fixture
明治安田 J1リーグ 第13節
2026.11.1
横浜F・マリノス(9位/4勝6分2敗/勝ち点18/得点16/失点12)
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川崎フロンターレ(6位/6勝4分2敗/勝ち点22/得点25/失点18)
@日産スタジアム
戦績
近年の対戦成績

直近10回の対戦で横浜FMの4勝、川崎の4勝、引き分けが2つ。
横浜FMホームでの戦績

直近10戦で横浜FMの2勝、川崎の4勝、引き分けが4つ。
Head-to-head
- 横浜FMは日産スタジアムでの川崎戦に直近4試合勝てていない。 2023年以降、3敗1分で4試合の合計得点はわずか1点だった。
- 川崎は日産スタジアムでの直近2試合を連勝。 2025年9月に3-0、2026年4月に2-1で勝利している。
- 横浜FMが日産スタジアムで川崎に最後に勝ったのは2022年2月23日。 エウベルと仲川輝人がそれぞれ2得点で4-2と勝利した一戦までさかのぼる。
- 直近4回の対戦のうち3試合で、90分以降にゴールが生まれているカード。 2025年4月はヤン・マテウスが90+2分、高井幸大が90+10分、同年9月は宮城天が90+8分、2026年4月はエリソンが90+8分に得点した。
スカッド情報
- 天野純
- 松原健
- 渡邊泰基
- 角田涼太朗(左足)
- ルベン・ブランコ(左膝内側側副靱帯損傷)
- 知念慶(右足リスフラン関節損傷)
- 家長昭博(?)
- デリキ・ラセルダ(前節負傷交代)
- 大島僚太(?)
- ラザル・ロマニッチ(左足底腱膜損傷)
- 宮城天(ハムストリング)
- 谷口栄斗(右長内転筋肉離れ)
- 紺野和也(右リスフラン靭帯損傷)
- 野田裕人(右腓腹筋肉離れ)
予想スタメン

Match facts
- 今季のリーグ戦12試合で4勝6分2敗。6引き分けはJ1最多で、全試合の半数が引き分けとなっている。
- リーグ戦直近4試合すべてで引き分け。C大阪、千葉との2試合はスコアレスドロー、東京Vとは2-2、名古屋とは1-1だった。
- リーグ戦12試合のうち6試合でクリーンシート。今季リーグ戦4勝はすべてクリーンシートを伴う勝利。失点した試合で一度も勝利を挙げていない。
- 今季リーグ戦で敗れた2試合はいずれも3失点以上。鹿島に3-4、浦和に2-3で敗れた一方、残る10試合では合計5失点に抑えている。
- 谷村海那は今季リーグ戦でチーム最多の6得点を記録。横浜FMの総得点16の37.5%を占めているが、直近5試合は得点から遠ざかっている。
- 天野純は直近4回の川崎戦で合計4得点。
- 25得点はリーグ4位タイ
- 今季のリーグ戦12試合すべてで得点。1試合平均2.08得点を記録しており、今季まだ無得点で終わった試合がない。
- 今季リーグ戦でのクリーンシートはわずか1試合。9月12日の水戸戦(1-0)が唯一の無失点試合で、残る11試合ではすべて失点している。
- 今季初のリーグ戦3連勝中。C大阪に4-2、神戸に2-1、岡山に2-1で勝利し、3試合で8得点5失点を記録している。
- ルヴァンカップを含めた公式戦5連勝中。この5試合で14得点4失点を記録しており、直近の鳥栖戦では2-0で勝利した。
- マルシーニョは今季のリーグ戦でチーム最多の8得点を記録。チーム総得点の32%を占めるほか、神戸、岡山、鳥栖との直近公式戦3試合で連続得点している。
予習
第10節 千葉戦

第11節 東京V戦

第12節 名古屋戦

ルヴァンカップ 4回戦 広島戦

展望
前さえ向ければ・・・
今季初のリーグ戦3連勝を果たした川崎。ルヴァンカップもプライムステージに駒を進め、年内生存確定となる準々決勝突破を目指す。
しかし、リーグ戦において上位を追いかけるにはまだまだ不十分。ここで立ちはだかるのが横浜FMである。
スティーブ・コリカを新監督に招聘した横浜FM。パッと見た時にあのおじさんが口喧嘩するミームの画像の人っぽいヒゲだなと思ったけど、調べたら喧嘩のおじさんの人の方が全然口ひげが濃かった。めっちゃ濃いやん。すげぇな。

開幕からは上位をキープしているが、直近の順位はやや停滞気味。9月の初戦から続いている公式戦無敗は12試合まで積み上がったが、リーグ戦では直近4試合はすべて引き分けるなど勝ち切れなさが目立つ。今季の序盤の川崎もそうだったが「勝ちより引き分けが多い無敗記録は結構脆い」という持論があるのだけども、それに当てはまりつつある戦績になっている。
フォーメーションとしては4-2-3-1がベース。フォーメーションの傾向として面白いのは順足のWGを重用すること。近藤のようにもともと順足として起用されるイメージがある選手はともかく、宮市やクルークスのような逆足のWGとして馴染みがある選手を従来と逆側で使っている。この2人が先発の試合であれば、今の基準でいえば宮市が右でクルークスが左だ。
基本的には浮いた選手を作ることができればそこから鋭く縦を狙っていくのが横浜FMのスタイル。ただし、強引なロングボールは控えめで後方では手数をかけながら、CHや中盤の選手が浮くことを狙っていく。浮いてからは縦に速く攻めていくイメージだ。
順足WGを使っているということでクロスが最終的な終着点になることが多い。サイドを深く抉り、マイナスに飛び込むストライカーを活用していく形。谷村というポジショニングに長けたCFに加えて、その後方に遠野という走力あるフィニッシャーを備えているセンターラインの攻撃を最大化するイメージだろう。
宮市と近藤は特にコンディションの良さを感じる。特に宮市のシャープさは素晴らしい。オフザボールで裏を取るスピードを生かした陣地回復は標準装備として、東京V戦ではあまり得意ではない撤退守備のこじ開けに逆足ミドルをぶち込むという意外性のある形で貢献。左サイド起用時は逆サイドからのクロスに積極的にヘディングで飛び込む姿勢も見せていた。
攻撃において問題になるのは加速させる側の中盤。横浜FMは自陣からのショートパスにこだわる割にはパスをつなぎながら味方を前向きにするための連係が少ない。前を向くのは自力で頑張りましょう!というパターンがとても多い。
ただし、前を向いてしまえば非常に高い精度で前方にボールを送ることができる。特に松村はその傾向が強い。彼が前を向けるかどうかで横浜FMの攻撃の機能性は大きく変わってくるといえるだろう。
4-4-2をベースとした守備は前からの守備に非常にアグレッシブ。名古屋戦では売り言葉に買い言葉という感じで前から陣形をずらしたマンツーで敵陣深くから圧力をかけていく。
しかしながら、FW-MF間で間延びすることはそれなりに多く、ホルダーを遅れて捕まえに行くことでさらに穴をあけてしまい、ミドルゾーンを相手のカウンターの滑走路にしてしまう場面も見受けられる。強気でテンポを上げる方向性を選ぶ割にはプレスバックも含めた中盤の脆さは垣間見える。
予習したここ数試合では守備に限らず、なんとなく相手の仕掛けたリズムに乗っかる要素が強い感じがある。真っ向勝負に向かっていくイメージがあるというか。
その傾向が最も顕著だったのは東京V戦であり、終始リードしながらもハイテンポでプレスからリズムを作っていく東京Vに対して、カウンターで最短最速で殴り合うような形の乗っかり方をしていた。その結果、再三オーバーラップを許したSBの溝口からのクロスで同点ゴールを叩き込まれてしまう。
序盤戦はロースコアも多いので、必ずしもというわけではないのかもしれないけども、ゲームコントロールを放棄してハイテンポを無邪気に選ぶスタンスがあるチームに見えた。面白い方に10000点!みたいな。
殴り合うのではなく一方的に得をする
ダービーなのでイケイケで殴り合いたい!というのはありつつも、川崎としてはまずは理屈通りに相手の弱みにつけ込むところから始めたい。初手のプランニングには定評があるというのが今年の川崎への評価なので、まずはきっちりと相手の穴をついていくようなところから始めたい。たとえ、ダービーだとしても。
狙いたいのは誘引しながらのポゼッションだろう。SHや2列目がスライドして前に出てくる動き自体は多い横浜FMだが、その動きに周囲が追従するのが甘い。結果として、プレスに出た時にFW-MF間にフリーの相手のCHを浮かせやすいチームだといえる。
今の川崎にとって相性がいい相手はCHが簡単に浮くことができるチーム。ここは狙わない手はない。岡山戦ではラセルダ、マルシーニョにポンポン蹴る場面もあったが、この試合ではもう一度、後方から幅を使いつつ、CHにパスを入れて前を向かせるようなアクションをしたい。橘田と山本が縦関係になりながらのポストプレーでフリーのCHを作る。まずはそこから始めたい。
そこに横浜FMの守備陣が遅れて食いつけば今度はライン間で脇坂や伊藤が浮く。ここから川崎はフィニッシュワークに向かっていきたい。
ポイントは行ったり来たりという状況を作らないこと。自分たちの守備の局面ではきっちりと制御する。千葉が横浜FM相手に主導権を握った理由はエリソンと矢村という2トップが守備から横浜FMの中盤を幽閉したから。中盤と受け渡して、相手のパスの出所を制限する。ここは徹底したい。
松村と2列目に入る三井寺は特に半身でも前を向く隙を与えれば素早く縦にパスを刺しこむスキルの持ち主。ここから前線の動き出しを活かされるパターンに持っていかれるのが最悪。あまり川崎のDF陣が横浜FMのアタッカー陣と相性がいいとは思えないので、スピードアップは制御する方向に寄っていきたい。
そのためには守備での受け渡しだけでなく、攻撃の終わらせ方が重要。偶発的にでも浮いてしまった選手を相手に作らせてしまうと、一気に自陣まで進まれる機会を与えてしまう。
自分たちは相手のプレスを引き付けての疑似カウンターでスピードアップのきっかけを作り、相手にはスピードアップのきっかけを与えないように守備の受け渡しと攻撃の完結に気を遣う。スピードアップの不均衡を強いることができればアドバンテージはあるはずだ。
終盤はトランジッション勝負にも乗っかってくるチームなので、ビハインドや同点で終盤を迎えた場合に余力があるかどうかは重要。ここはカップ戦先発組の底力が試されることになる。追う展開ではギアアップ、追われる展開ではスピードアップの不均衡の維持に努める必要がある。
東京V戦を見る限りは終盤には三浦が上下動できれば深いところからのクロスは刺さるのではないか説。手前でWGが時間を作れるかが重要。少しずつパフォーマンスを上げていく長が役割をマルシーニョから引き継げれば、最終盤の起爆剤になれるかもしれない。
【参考】
https://www.jleague.jp/j1/standings/2026-27/https://www.jleague.jp/leaguecup/match
https://www.jleague.jp/match/leaguecup/2026/102801
https://www.jleague.jp/match/leaguecup/2026/102803
https://www.jleague.jp/news/article/35220
https://www.jleague.jp/match/j1/2026/041802/
https://www.jleague.jp/match/j1/2026/032203
https://www.jleague.jp/match/j1/2025/091304
https://www.jleague.jp/match/j1/2025/040908/summary
https://www.jleague.jp/match/j1/2024/081704/summary
https://www.jleague.jp/match/j1/2024/040303/stats
https://www.jleague.jp/match/j1/2023/071502/stats
https://www.jleague.jp/match/j1/2022/080702
https://www.jleague.jp/match/j1/2022/022309/
https://mobaj.net/club/kawasakif/vs/yokohamafm
https://golmento.com/ja/head-to-head/kawasaki-frontale-vs-yokohama-f-marinos
