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「Catch up J1 League」~2026.8.9 J1リーグ 第1節 V・ファーレン長崎×京都サンガF.C. ハイライト

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大事な開幕戦を制した火力

 序盤はキックアンドラッシュという展開が続いたこの試合。肉弾戦からチャンスを探っていく中で、接触で試合が止まるシーンもある立ち上がりとなった。

 そうした中でいきなりチャンスを迎えたのは長崎。サンタナに立て続けにチャンスがやってくるという状況で見えたのは京都のバックラインの不安定さ。ペナルティエリア内での寄せのタイトさが薄く、シュートまで行くことを許してしまっていた。

 先制点は序盤の立て続けのチャンスとは異なる切り口から。ウェベルトンのコントロールミスを逃さなかったサンタナが太田との1on1を制してゴール。いきなりリードを奪う。

 京都はこの場面以降も相手のプレスにうまく対応できなかった印象。長崎のプレスは強烈な強度を武器にしたというよりは、ジリジリと距離を詰めながら網を狭めていくような戦い方。散らそうとすると失点シーンのようにもなり得るし、縦に急ごうとしても新井より先の攻撃のルートがどうしても見えてこない。詰まりそうになると前線へのロングキックを見せるが、これはむしろ跳ね返した長崎のカウンターの起点になっていた感じだった。

 逆にロングボールを活かすことができていたのは長崎。サンタナからトレヴィサンにつっかける形は有効ではあった。追加点は後方からのフィードで左サイドを抜けた岩崎から。またしても決めたのはサンタナ。京都はボックス内の緩さが目立つ形となった。

 失点してもプレスからギアアップをすることができない京都。3枚目のプレスに誰が行くかの迷い、行った後の周囲の連動の甘さなど、前から相手を捕まえるアクションが物足りない。

 ただ、結果的に長崎に押し込まれるシチュエーションが長い方が、最短最速で行きたいこの日の京都の攻め方には合っていたような気もする。前半の終盤は京都が持つ時間帯もあったが、なかなかここもチャンスにはならないままハーフタイムを迎える。

 後半、京都は大胆に3枚交代。ただし、ポジションは入れ替えないままキープする形での采配となった。デュエルから前半よりもアバウトな展開になった後半の立ち上がり。エリアスが苦しみながらボックスの中で追撃弾を確保する形で、京都が1点差に迫る。

 どちらのチームも展開を制御しきれなかった後半。行ったり来たりの状況の中で、時折肉弾戦での接触で試合が止まるという流れ。京都のポゼッションは前半よりも増えてはいたが、長崎はサンタナへのシンプルなカウンターや敵陣でのポケットへの突撃が有効。互角に組み合うことはできていたと言えるだろう。

 京都が痛かったのは縦に速い攻撃が刺さらなかったこと。後半は特に右のハーフスペース付近への裏抜けまでは辿り着くことが多かったが、そこから先の一手が見つからないまま時間だけが過ぎていく。

 結局、試合はそのまま終了。長崎が逃げ切り、大事な開幕戦で勝利を挙げた。

ひとこと

 展開がハマった時の最大出力で長崎に軍配が上がった。

試合結果

2026.8.9
J1リーグ
第1節
V・ファーレン長崎 2-1 京都サンガF.C.
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【得点者】
長崎:11′ 29′ チアゴ・サンタナ
京都:54′ エリアス
主審:荒木友輔

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