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「Catch up J1 League」~2026.8.29 J1リーグ 第4節 水戸ホーリーホック×FC町田ゼルビア ハイライト

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突破口を見つけてドローをもぎ取った水戸

 水戸の保持でまず目についたのはロングボールをサイドメインにつけていたこと。おそらくはセンターラインでダイレクトにCBとデュエルをしても難しいということだろう。実際にセンターラインにいきなりボールをつけても跳ね返されていたし、収まっても周りが攻め上がる時間を作ることは難しかった。

 町田はよりゆったりとしたポゼッションから勝負。これまで見た試合は左サイドが旋回のメインだったが、この試合では右サイドの保持で相手を手前に引き出すアクションが多め。この辺りは中山の不在が効いてきているところかもしれない。

 ここからインサイドに起点をつくり、逆サイドの相馬にボールをつけることができれば理想的。多様なアクションが期待できるセットプレーも含めて得点に迫ることができる。

 風向きが変わってきたのは保持で水戸がCHをフリーにすることができてから。仙波、船橋のCHが少しでも前を向く余裕があれば、そこからサイドにボールをつけることができる水戸。特に、仙波から右サイドの背後を取るアクションを見せる真瀬の掛け合わせは町田の守備ブロックの弱いところを考えても相性抜群。先制点はまさにこの形。右サイドから抜け出したところから、折り返しを最後は渡辺が仕留めた。

 それだけに直後の失点はもったいない。インサイドのパスワークに手応えがあったゆえの色気。内野がチャラいパスミスから相馬のミドルで同点に追いつくきっかけを与えてしまう。

 得点で主導権を取り戻した町田。右サイドからの攻め筋とデューク、イェンギへのロングボールは悪くはなかったが、相馬のアイソレーションを使う機会が少し減っていたのは気がかりだった。

 後半、町田はロングボールスタート。右に流れるイェンギをターゲットに、交代で入った西村をアシスト役として前進していく。ポゼッションでの制圧は前半以上。水戸は前半は列を上げるプレスのアクションを頻繁に見せていたが、後半は前に出ていく足が少しずつ重たくなっていく。浮いた仙波からのパスも前半ほど効かせることができない。

 それでもアタッキングサードでの仕上げが物足りない町田。ボックス内のイェンギの個人技、中村のバックドアなど選手のスキルに強く結びつく形での解決を狙う。やや力技で水戸の体を張ったDFをこじ開けることができない。

 水戸は最終盤で左サイドからの陣地回復に成功。押し込まれ続けた終盤にようやくチャンスを迎えるが、こちらも町田の高さに阻まれて得点には至らず。試合は痛み分け。町田は今季初めて勝利を逃すこととなった。

ひとこと

 水戸、得点をとった後の時間の過ごし方が少しもったいなかった。

試合結果

2026.8.29
J1リーグ
第4節
水戸ホーリーホック 1-1 FC町田ゼルビア
ケーズデンキスタジアム
【得点者】
水戸:27‘ 渡邉新太
町田:33‘ 相馬勇紀
主審:大橋侑祐

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