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「Catch up Premier League」~2026.8.24 プレミアリーグ 第1節 フラム×チェルシー ハイライト

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白い巨人的ロンドン・ダービー

 第1節の最後を飾るのはウェスト・ロンドン・ダービー。数あるロンドン・ダービーの中でもかなり近距離のチーム同士のダービーだが、両チームが新しく迎えた指揮官はどちらも昨季レアル・マドリーの監督だったという数奇な運命がある。

 序盤からチェルシーは高い位置でのプレッシングを敢行。内切りから外に追いやるようにフラムのバックラインにプレスをかけていく。

 このスタンスが得点に結びつくまでには時間はかからず。わずか30秒ほどでロングボールの跳ね返しからジョアン・ペドロがゴールを仕留める。リンクマンのパーマーの巧みさが光る得点だった。

 この得点のようにチェルシーは鋭くボールを取り、縦に速い攻撃を仕掛けていく。ロジャーズも含めた3人の前線の連携で一気に仕上げていく。

 フラムは自由なポジショニングでチェルシーのプレスを牽制。バッシー、カスターニュなどはかなり大きく動くことを許容されており、ベルゲが最終ラインに入るケースもあった。

 先制点を取ったこともあり、チェルシーのプレスは少しずつ沈静化。腰を据えてボールを持つ場面も出てくるように。敵陣での高い位置のプレスからコルウィルがバタバタと慌ててあわやという場面もあるなど、まだまだ試合は完全にチェルシーペースというわけではなかった。

 徐々に試合はゆったりとしたポゼッションにシフト。互いにローブロックをどのように崩すかを思案する展開となる。

 その中でも攻略の切り口が微妙に異なる両チーム。チェルシーはトランジションで場面転換の切れ目を狙い、速攻を仕掛けて引いて受ける以外の盤面を作り出そうとする。フラムは相手を動かしながらのポゼッションから解決策を模索する。

 対照的な両チームのアプローチからスコアを動かしたのはフラム。コルウィルを引っ張り出したところに侵入したキングが威力のあるシュートでゴールを撃ち抜いてみせた。チェルシーとしては埋めることが遅れることに再現性があった箇所を閉じきれなかった感がある。

 このゴール前後からキングの切れ味が増してきたフラム。推進力のあるドリブルからゴールに迫っていく。

 しかし、攻撃陣の切れ味の話をするのであればこの日のパーマーは素晴らしかった。ターンでベルゲを追いやってドリブル。ロジャーズにデビュー戦でのゴールをお膳立てすることに成功した。

 さらに後半もパーマーは好調をキープ。左サイドの角度のないところからレノの空けたコースを撃ち抜いてみせた。

 フラムは左サイドを片上げするポゼッションから反撃のムードを作っていくが、キングの切れ味が落ちてくることと比例して少しずつチャンスは作れなくなっていった感。

 それでもアチェンポンの処理ミスのところを逃さなかったフラム。ゴールを決めたのはゴンサロ・ガルシア。ここにもレアル・マドリーの関係者である。

 1点差ながら若い選手を積極的に起用するチェルシーにはやや驚いたが、失点以降は納得感のある試合運びを見せたチェルシー。最小失点差ながらも危なげない形で試合を進めることに成功し、同胞新指揮官ダービーを制した。

ひとこと

 前3枚の切れ味の手応えはありそうなチェルシーだった。

試合結果

2026.8.24
プレミアリーグ 第1節
フラム 2-3 チェルシー
クレイブン・コテージ
【得点者】
FUL:23′ キング, 54′ ガルシア
CHE:1′ ペドロ, 41′ ロジャーズ, 49′ パーマー
主審:ジョン・ブルックス

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