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「Catch up Premier League」~2026.8.23 プレミアリーグ 第1節 ブライトン×アストンビラ ハイライト

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攻守にハイプレスに泣いたアストンビラ

 監督人事の刷新が例年になく目立つ中で継続路線を選んだ2つのチームの対戦。しかしながら、核となる選手をそれぞれが欠いており、組み替えが必要な状況であることも確かだ。

 序盤からボールを持つのはアストンビラ。広がるCBから縦にパスを差し込むルートを探っていく。左サイドでマートセンが少し高さを調整しながらビルドアップへの関与の割合を決定。いつも通り、パウ・トーレスを軸に攻撃を組み立てていく。

 ブライトンは枚数を合わせるかどうかをやや迷う立ち上がり。グロスは前からプレスに行きたそうではあったが、なかなか息が揃わずに苦戦。アストンビラのバックラインに効率よくプレスがかからない。

 しかし、アストンビラが苦しかったのは縦パスの刺しどころがなかったこと。4人のCFキャラが全滅しているスカッド事情も噛んでいる状況なので、誰が悪いというのはないのだけども、ライン間を広げても背負ってポストができる人がいないのは苦しいところ。バックドアを左サイドで仕掛けるヘミングスは奮闘しているが、安定したレシーバーの軸とするのは難しいものがある。

 ブライトンの保持に対してもアストンビラは積極的なスタート。ハイプレスを咎めるところからブエンディアが決定的なチャンスを迎える。

 順調に思われたアストンビラだったが、思わぬ落とし穴にハマってしまうことに。マートセンの雑なバックパスを相手にプレゼントする処理をしてしまったパウ・トーレス。恩恵を受けたデ・クーパーが倒れながら沈めたシュートがオウンゴールを生み出す。

 このゴール以降、アストンビラはハイプレスの掛け方が迷子に。ブエンディアは右足からフェルブルッヘンにプレスをかけにいくが、追い込んだ先の左足側には特に誰もプレスに行かず。ダンクへのプレスは甘く、ボスカリはビルドアップへの関与を薄めることでマッギンを前プレ隊から排除していく。

 2点目はアストンビラがワンサイドカットしたブライトンの左サイドから前進を許したところから。ラターとの並走に敗れたパウ・トーレスが粘り切れなかったことで、折り返しを最後はデ・クーパーが沈める。

 ハイプレスの狙いが読みにくかったアストンビラに対して、ブライトンは苦もなく前進。前進されてしまうので、とりあえずプレスラインを下げてもブライトンの保持を阻害できない。アストンビラはこの繰り返しに。

 ブライトンはヴシュコヴィッチの対角フィードから前進し、ファーからの折り返しを最後はヒンシェルウッドが仕留める。そのヒンシェルウッドは1分後にハイプレスから追加点。試合を実質前半で決める。

 さらにはジョアン・ゴメスが報復で退場と踏んだり蹴ったりのアストンビラ。4-4-1のアストンビラに対して、ブライトンはじっくりとゆったり仕留めにいく。前が空いたデ・クーパーは引き続き積極的に足を振っていく。

 後半も展開は同じ。ブライトンの保持が展開の中心。異なっていたのはアストンビラがもう無理にプレスすることはやめたせいで、試合のテンポがさらに下がったこと。ゆったりとボールを持つブライトンに対して、無抵抗で時間が過ぎていくことに。

 こうなると、あとの試合の争点はかなり限定的に。交代で入ったブライトンの選手がやる気満々な以外はなかなか見所を見つけるのは難しい。コストゥラスがネットを揺らした場面はオフサイドでゴールを認められることはなかった。

 試合は4点差のまま終了。前半で試合を決めたブライトンが開幕戦で勝利を手にした。

ひとこと

 ビルドアップミスで2失点も重たいが、ハイプレスの意図が見えないところがアストンビラの不可解なところだった。

試合結果

2026.8.23
プレミアリーグ 第1節
ブライトン 4-0 アストンビラ
アメリカン・エキスプレス・コミュニティ・スタジアム
【得点者】
BHA:8′ リンデロフ(OG), 18′ デ・クーパー, 30′ 31′ ヒンシェルウッド
主審:ピーター・バンクス

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