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「Catch up Premier League」~2026.9.12 プレミアリーグ 第4節 チェルシー×ハル ハイライト

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難しい試合にしてしまった感

 アーセナルが失点を喫したことでリーグ唯一の無失点チームとなったハル。無敗記録を継続するべく対峙するのは、そのアーセナルに今季初失点を喰らわせたチェルシーだ。

 チェルシーはここまではファストブレイク重視で得点を重ねてきたチーム。ハルのようにまずはローブロックで始めてくるチームにどのように得点のアプローチをかけていくか?というところが序盤の見どころになるはずだった。実際にハルの守備の方向性もその路線に沿ったものだった。

 しかし、チェルシーは少し違う角度から課題を解決。CKのカウンターからお馴染みの速攻でロジャーズがニア抜きに成功。7分で先制点を決める。これまでの5分以内という今季の傾向からはやや遅いくらいしか不満点がない試合だ。

 ハルの保持に対してもチェルシーはハイプレスで飲み込むようなスタート。マクバーニーへのロングボールで逃げるしかないハルは苦しい立ち上がりとなった。

 押し込む局面においてもラヴィアの列を越すパスが冴えており、ナローなスペース攻略にも手応え。プレスはやや落ち着いてハルの保持の時間はできたものの、左右に散らすところへのスライドに対応しており、特段問題はないかのような前半となった。

 一変したのは失点してからだろう。なんの変哲もない左サイドへのロングボールに対して、チェルシーは終始後手後手。誰かがきっとなんとかしてくれるだろうとチェルシーのDF陣がボールを見守り続けた結果、最終的にはベローミにゴールを叩き込まれる結末を見届けることとなった。

 この得点をきっかけにハルの猛攻に晒されたチェルシー。横幅が足りない!という感じのコイルの攻め上がりからのシュートはなんとかマルティネスがセーブをしたが、セットプレーの二次攻撃から逆転となるゴールを献上。またしてもベローミがシュートを叩き込んだ。

 うまくいっていたはずの崩しまで細かいところが微妙に噛み合わなくなり、なんとなく嫌な流れのまま前半を終えたチェルシー。ハルがリードのままでハーフタイムを迎える。

 後半、チェルシーはチャバリアを投入。左右ともに積極的なSBのオーバーラップを活用するという方向性により沿った人選にDFラインを入れ替える。

 敵陣でのプレータイムは期待通り多かったものの、なかなかクロスを思ったように味方には届けられず。ニアの高い壁に引っかかってしまい、狙ったところにボールを落とすことができない。

 ハルはゆったりとしたポゼッションとロングボールでの前進。機会自体は少ないが、全く歯が立たずに一方的に押し込まれるわけではないかなという感じの後半の立ち上がりだった。

 メンディの脳震盪に伴い、3枚交代を敢行した後はハルは左サイドを中心に攻勢に。スタンフォード・ブリッジを怪しい空気に巻き込んでいく。

 しかし、その状況をチェルシーは変えることに成功。左サイドに流れたパーマーからの折り返しを最後はジョアン・ペドロが仕留めてゴール。ニアからの折り返しを閉じきれなかったハルは反省すべき対応ではあったが、ニアしかない状況で突き刺したジョアン・ペドロのシュートの質は相当高かった。

 チェルシーは逆転のためにありったけの攻撃のカードを投入。負傷が絡んだとはいえ、ギュスト→ウェルベックでかなり前傾の姿勢を高めていく。

 打つし打たれるしという意味で見応えがある終盤戦にはなったが、これ以上スコアは動かず。試合はドローでの決着となった。

ひとこと

 余計な失点で変な試合にしてしまった感があるチェルシーだった。

試合結果

2026.9.12
プレミアリーグ 第4節
チェルシー 2-2 ハル
スタンフォード・ブリッジ
【得点者】
CHE:7′ ロジャーズ, 66′ ジョアン・ペドロ
HUL:28′ 34′ ベローミ
主審:ファライ・ハラム

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